頑張って書いてる

プロット
(大正150年・日本)

8月の終わり涼しい夜になると、主人公は「音を食べて生きている友人」のことを思い出す。

(以下、回想)
主人公は由緒あるギク職人の息子(中学生)。しかし、名家であることを疎まれて学校では孤立している。

春に男子生徒が転校してくる。その生徒は眉目秀麗、頭脳明晰のすごいやつ。自分にはかかわりのない人物だと思っていたが、ある日の放課後に突如呼び止められる。男子生徒(以下、友人)いわく、自分は声を食べて生きている。主人公の声は今まで食べた中で一番おいしい。だから、遊びに行ってもよいかといわれる。

声を食べられるといっても痛みなどはない。友人はただ声を聴いているだけ。食事をしている素振りはない。それで食べることができているのだという。普通の食べ物も食べられるけど、それでは栄養を吸収せず生の声を聞くことで「栄養」を確保することができるらしい。常軌を逸していることに加え、食べてる様子も見られないため、主人公はこの病気とやらは嘘なのではないかと当時から思っており、今でも思っている

主人公も最初は迷惑に思っていたが、家でたわいもない世間話やゲームなどで遊んでいるうちに、その友人と会うのが楽しくなってくる。なので、徐々にまんざらでもなくなってくる。

夏休みのある日、遊んでいるうちにけんかとなり、友人に押し倒されるかたちになる。上にいる友人は主人公に顔を近づけてくる

主人公は友人に好意を持ちつつあったものの、怖くなり突っぱねてしまい、思ってもいないことを言ってしまう。友人は悲しそうな笑顔をみせ、家から飛び出す。
以降、主人公と友人は会わなくなる。

夏休みが終わり、学校に登校すると友人の席が空席になっている。
ホームルームで先生が友人が亡くなったことを知らせてくる。

いてもたってもいられなくなり友人の家に向かう。
家の前には友人の母親がいた。母親は、友人が主人公の話をいつも楽しそうにしていたと述べ、主人公に感謝する。主人公は友人の死因を母親に聞く。友人の死因は何らかのショックによって発症した「突発性難聴による栄養失調(餓死)」だったと聞かされる。
(回想終了)

現在、主人公は親の跡を継ぎ、ギク職人となっている。主人公の作る「耳」のギクは特に品質が良いとされている。しかし、いくら良いギクを作っても、「声で栄養をまかなう」ことができるギクは作れていない。

そのことから、「音を食べて生きていた」というのは友人の嘘であると思っている。しかし、もし本当だった場合、友人が最後に聞いた言葉は主人公が言った「友人を傷つける」言葉になってしまった可能性が高い
。それは嫌である。
改めて、友人が「音を食べて生きていた」なんて今でも信じていないし、嘘であってほしいと思っている


【ここから本文】
りりん、と風鈴の音が鳴る。緑の香りと共に涼風が舞い込む。頬を撫でる風につられ窓の方へ目を遣れば、太陽はすでに身を潜め、電気燈の明かりがちかちかと揺れ始める時分であった。どうやら少し作業に熱中しすぎていたようだ。凝り固まった体を伸ばしてやる。少し早いが作業は止めにすることにした。既に明日の納品分は出来上がっている。大島の羽織を引っ掛け、窓辺の椅子に腰を掛ける。庭の白樺が静かに迎えてくれた。煙草をくゆらせながら物思いに耽る。この時期になると必ず思い出す。「声を食べる」と宣うあの不思議な少年のことを。


「君、少し付き合ってはもらえないか」

聞き慣れない声が至福の時間の邪魔をする。もう少しで午睡に入ることができたというのに。無下にすることもできず、声の主がいると思われる方向へ顔を上げる。春の穏やかな陽光も起き抜けの眼には刺激が強く、ぼんやりと白い靄がかかっているように思えた。靄が晴れ、ようやく焦点が定まってくる。視界一面に白く綺麗な顔が浮かび上がる。私の顔を覗き込んでいたのか、その長い睫毛が私の顔と触れ合わんとするほどであった。思わず身を引き、椅子から転げ落ちそうになる。

「失礼だな、人を幽霊みたいに」

対して気にしない様子でからからと笑う。確か、数日前に転校してきた川嶋、だったか。すらりと伸びた背、端正な顔と玲瓏な声。彼は初日にしてクラスの中心に入り込んでいた。私とは



ページコンソール

批評ステータス

カテゴリ

SCP-JP

本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

GoIF-JP

本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

Tale-JP

本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

翻訳

翻訳作品の下書きが該当します。

その他

他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。

コンテンツマーカー

ジョーク

本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。

アダルト

本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。

既存記事改稿

本投稿済みの下書きが該当します。

イベント

イベント参加予定の下書きが該当します。

フィーチャー

短編

構文を除いた本文の文字数が5,000字前後か、それよりも短い下書きが該当します。

中編

構文を除いた本文の文字数が短編と長編の中間程度の下書きが該当します。

長編

構文を除いた本文の文字数が20,000字前後か、それよりも長い下書きが該当します。

事前知識不要

特定の事前知識を求めない下書きが該当します。

フォーマットスクリュー

SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。


シリーズ-JP所属

JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。

シリーズ-Other所属

JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。

世界観用語-JP登場

JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

世界観用語-Other登場

JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

ジャンル

アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史

任意

任意A任意B任意C

ポータルでの表示設定

ポータルに表示しない

ERROR

The izumi_sngw's portal does not exist.


エラー: izumi_sngwのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:4052664 (18 Jun 2018 18:44)
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License