共有ページは複数人で自由帳を使うための新システムです。
かつて、サンドボックスⅡにおいて存在していた同名のページ群と同じ機能を期待されています。共著プロジェクト・合作プロジェクト・共訳プロジェクトにおいて、複数のユーザーが手を加えることができるサンドボックスページを、公式サイト内で気軽に作れるように設けられました。
サイドバーに「共有ページのポータル」というリンクがありますね。そこからアクセスできます。共有ページのポータルには、批評中の下書きリストと同じフォーマットで存在する共有ページが並べられており、絞り込みなども利用できます。
共有ページは、その独自性から通常の下書きページにはない禁止事項やルールが存在します。もしあなたが共有ページを利用したいのならば、このページを読んでおく必要があります。もちろん、サンドボックスⅢのいち機能なわけですから、サンドボックスⅢ利用ガイドでのルールは共有ページでも有効です。タグの直接編集やリネームをしないでください。
A類とB類
共有ページはA類とB類の二種類が存在します。これらはジャンルタグによって識別されるため、A類/B類のジャンルタグを作成時の設定以降は弄らないでください。これらの違いは以下の通りですが、要約するとA類は「特定のメンバーによる編集がされる私的なページ」を、B類は「不特定多数のメンバーによる編集がされる公的なページ」を指します。
A類
共著・共訳、あるいは非剪定対象の「合作-jp」タグが付くページの下書きに用いるページです。スタッフやコントリビュータが彼らの仕事をするのに使用することもあります。
通常の下書きページと同様に、批評ステータスの設定が許可されており、「批評中」にすると通常の下書きリストに混じって表示されます。ページごとのディスカッションは、通常の下書きページと同様に批評のための場として用いられます。
共有ページのポータルに存在する「共有ページ作成」から、「新しい共有ページを作成する(A類)」をクリックすることで、通常の下書きページと同様に作成することができます。
作成者は、ページを作成してすぐにその共有ページのディスカッションに編集権を認めるメンバーあるいは役職を列挙する必要があり(ポストを編集することで、後から認可メンバーを増減することができます。スタッフに依頼することでこのポストの編集も可能です)、カテゴリ(SCP-JP/Tale-JP/GoIF-JP/翻訳/その他)をすぐに設定しなければなりません。
スタッフやOPが業務で干渉する場合があることを除けば、それに該当するメンバーにのみ自由な編集が許されます。ただし、大規模編集・批評ステータスの変更・ページの削除などに関しては、編集権所持者の間で別途合意を得た方がいいでしょう。
共有ページA類は、通常の下書きページと同じように任意の作成が可能ですが、「批評中」でなくともサンドボックスⅢ利用ガイドにおける「禁止されていること」に違反した場合厳しく罰せられます。また、ページの再利用(ページ設置時とは違う下書きにページを流用すること)は絶対にやらないでください。
B類
サンドボックスⅡ時代にあった、「準要注意団体-JP総覧」「機動部隊調査2016」などのメインサイトに投稿されない資料集・調査プロジェクトが該当します。もしメインサイトに投稿されることがあれば、「合同編集」タグが付く可能性が高いページ群と言えるでしょう(付かずとも、サイトメンバー全体による設定共有の場として活かされるならば、B類として作成が認められる可能性があります)。
B類のページを作成するにはOP合議のもとの認可が必要です。既存のB類ページと役割が被るページは基本的に認可されません。もし、新規ページが既存のページから役割が特化されている場合、既存ページから被った部分を削除ないし簡易化しても問題がないような内容を含む必要があります。ただしこれは、新規ページの作成に際して既存ページの要素を一律に削除/簡易化することを意味しません。各共有ページの目的や役割を踏まえた上で編集が検討されます。
新たに共有ページBの作成を希望する場合、以下の要素を整備したうえでSCP-JP運営Discordなどで申請を行ってください。申請に不備がある場合、その申請は却下される可能性があります。
- ページ名の「sharepage:」以降
- ページタイトル
- 共有ページの内容・目的
- 追記・編集等にかかる制限、制度、テンプレート
- 共有ページの原案(サンドボックスⅢへの作成を奨励します)
- 目次・アンカー(資料としての利用などで必要となります。tocでは新規要素追加でずれが生じるため、独自にアンカーを作成してください)
許可を得たら、共有ページのポータルに存在する「共有ページ作成」から作成できます。B類の特徴として、A類や一般的な下書きページと異なりページネーム(URL)を作成時に指定できるというものがあります。「新しい共有ページを作成する(B類)」の上にあるテキストボックスに、任意の英字を入力してから「新しい共有ページを作成する(B類)」の文字列をクリックしてください。
B類のページはSCP-JPのサイトメンバーなら誰しもが情報をアップデートすることができます。ですが、ページの主旨に反する編集は差し戻されますし、ページに固有の制限が記されていることもあります。
また、ページに対する提案・意見・報告を該当ページのディスカッションで行うことができます。ただし、批評ステータスの設定・ページ削除はしてはいけません。したい際はOPに相談してください。適切な理由が認められた場合に許可が出されます。
許可されない編集・作成について
A類のページは前述通り、許可されたメンバーしか編集できません。許可されないメンバーが編集を行った場合、スタッフかサンドボックスⅢオペレーターに報告してください。リビジョンの差し戻しは独自に行っていただいて構いません。
また、A類・B類関わらず、所謂「荒らし」的な編集があった場合も連絡してください。対応させていただきます。
許可を受けずに作成された共有ページB類は、確認され次第消去されます。
共有ページとして使用されない共有ページについて
共有ページA類の作成に制限は設けていませんが、あなた一人にとってしか必要のないページを共有ページとして作るのは感心しません。共有する必要がないなら通常の下書きページを使ってください。度が過ぎるようなら、何らかの対応をこちらもしなくてはならなくなります。
批評終了について
使用が終わったA類の共有ページは、必ず「批評終了」にしてください。
また、スタッフにより「批評終了」にされた共有ページ(この時、該当ページにはスタッフ権限でページを停止する宣言がスタッフポストでなされます)は類別問わず編集しないでください。
システム改善について
共有ページはまだ稼働し始めたばかりのシステムです。テクニカルなシステム面でも、ルール的なシステム面でも、改善の余地があるとスタッフは考えています。積極的にフィードバックをください。