SCP-XXXX-JP - 透き通った声で

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 当該報告書執筆時点で財団はSCP-XXXX-JPの発生の事前防止に失敗しています。SCP-XXXX-JPの発生が確認された場合、財団は曝露者を収容する必要があります。

SCP-XXXX-JP暴露者および親族や周囲の一般人にはカバーストーリー「難病指定」が流布されます。曝露者本人に対しては、フロント企業である医療機関にて入院や長期の経過観察等の適切な対応を行う必要があります。また、曝露者は財団製の小型ボイスチェンジャーによってその異常性を抑制、周囲から隠蔽されます。

説明: SCP-XXXX-JPは不特定多数のヒトに対して発生する変声現象です。SCP-XXXX-JPの発生タイミングは不定期であるものの、発生対象は何らかの規則性に則ったうえで選出されているものと推測されています。

SCP-XXXX-JPの発生した人物(以下、対象)の声帯には著しい変化が加えられます。この変化が原因となって変声現象が発生するものとされています。現在までに行われた、手術含む治療の試みは声帯部の硬質化などの要因によって全て失敗に終わっています。このため、影響を取り除くことは現段階では不可能と判断されました。しかし、対象者に対するボイスチェンジャーの使用やヘリウムガスを用いた更なる変声の試みは成功に終わっています。この事実を鑑みて、現在の特別収容プロトコルが制定されています。

SCP-XXXX-JPの発見経緯については“別紙: 発見経緯.XXXX-JP”を参照してください。


補遺.1: インタビュー記録

以下の記録は保護下にあるSCP-XXXX-JP対象人物に対して行われたインタビュー記録の一部抜粋です。記録全容は付属資料を参照してください。

インタビュー記録 XXXX-JP.1


日付: 2008/06/12
質問者: 雅灯博士
対象: 久保澤 勇人(SCP-XXXX-JP-1)
付記: SCP-XXXX-JP-1は“劇団ゆめうつつ”に所属している劇団員です。2か月前の2008/04/10にSCP-XXXX-JPを発症して以降、サイト-81N4にて保護されています。現在までに“劇団ゆめうつつ”の他のメンバーにSCP-XXXX-JPが発生した事例は確認されていません。またSCP-XXXX-JP-1にはSCP-XXXX-JPの異常性を希少性の高い病気であると説明しており、雅灯博士はSCP-XXXX-JP-1の担当医であるという体裁でインタビューを実施しています。


[記録開始]

雅灯博士: こんにちは。体調はどうでしょうか。

SCP-XXXX-JP-1: 昨日と変わりませんよ。まあ、声は高いままですけどね。やっぱり声が変わるってなると気持ちが落ち着かないです。

雅灯博士: そうですよね。昔から慣れ親しんだものですし、そう簡単になれることはできないですよね。

SCP-XXXX-JP-1: まあ、そうですね。あとは、今までの努力が水の泡になったような気がして。僕は今まで努力を続けてきたんです。劇で主役を取りたい、もっと多くの人に見てほしい。その一心で努力を重ねてきました。だけど、この病気のせいで劇が出来なくなって、じゃあ今までの努力はなんだったんだよ、って思っちゃって。

雅灯博士: 心中お察しします。

SCP-XXXX-JP-1: ホントにつらかったです。中学の頃から続けた努力が無駄になるのって結構心に来るんですね。

雅灯博士: 中学生の頃から劇をしていたのですか?

SCP-XXXX-JP-1: ええ。演劇部に入ってたんです。小規模なものだったけど、皆優しかったです。特に顧問の先生は褒め上手で。よく褒められてたなあってたまに思い出します。その顧問のお陰で演劇の奥深さを知り、本格的に演劇の道に進むことを決めたんですよね。

雅灯博士: なるほど。その顧問の先生は今どうしてるかわかりますか?

SCP-XXXX-JP-1: いや、わからないですね。その中学校、僕の在学中に廃校になっちゃって。別の学校に移籍させられてからは会ってないですし。

[以下、重要度の低い部分のため省略]

[記録終了]


日付: 2008/07/11
質問者: 雅灯博士
対象: 島長 浩輔氏(SCP-XXXX-JP-2)
追記: SCP-XXXX-JP-2は████事務所に所属している芸人であり、漫才コンビ"みらーじゅ"を田町 卓哉氏と結成しています。田町氏にSCP-XXXX-JPの影響、ならびに関与は今の所確認されていません。またSCP-XXXX-JP-2にはSCP-XXXX-JPの異常性を希少性の高い病気であると説明しており、雅灯博士はSCP-XXXX-JP-2の担当医であるという体裁でインタビューを実施しています。


[記録開始]

雅灯博士: こんにちは、体調はいかがですか島長さん。

SCP-XXXX-JP-2: いやいかがもなにも…昨日と変わりませんよ全く。熱とか鼻水は全く出ません。喉以外健康そのものですし。ただ、慣れ親しんだ声が変わったというのはまだ受け入れられてないです。

雅灯博士: なるほど。それ以外に変わったところなどはありませんか?

SCP-XXXX-JP-2: ないですよ。ただ、やっぱり漫才をしたい気持ちはあります。どうやっても売れることなんてできなかった、ここが引き時、って言い聞かせても諦められなくて。昔から人を笑わせたりするのが大好きだっただけ、あきらめたくないんですよ。

雅灯博士: ふむ。少し話は逸れますが、いつ頃から芸人を志すようになったのでしょうか。

SCP-XXXX-JP-2: ホントに逸れますね。……確か中学の時だったと思います。小さな学校の演劇部に所属してて、小規模なりに活動に精を出してたんです。その中でどんどん“他人を笑わせたい”って気持ちが高まってきて今に至る……みたいな感じですかね。

雅灯博士: なるほどです。

SCP-XXXX-JP-2: それにしても、演劇部の皆は何やってるんだろうな。顧問も部員も癖が強かったからうまくやってけてるといいけど。

雅灯博士: 顧問もですか?

SCP-XXXX-JP-2: ええ。なんだっけな、確か「どこかの昔話でも言ってたけどね、チョークって食べれるのよ」みたいなことをおどけて言ってましたね。チョークは食い物じゃないっての、って突っ込みかけましたよ。

雅灯博士: なるほど。当時からお笑いのセンス自体はあったんですね。

SCP-XXXX-JP-2: お笑いのセンスなんてそんな。……まあ、それでも顧問の先生に支えられたりしてたなあ。あの時の部活のお陰で今があるというかなんというか。とにかく、あの時は楽しかったなあって。

[以下、重要性の低い部分のため省略]

[記録終了]


日付: 2008/08/08
質問者: 雅灯博士
対象: 織部 涼香氏(SCP-XXXX-JP-3)
追記: SCP-XXXX-JP-3は████事務所に所属している声優として活動しています。またSCP-XXXX-JP-3にはSCP-XXXX-JPの異常性を希少性の高い病気であると説明しており、雅灯博士はSCP-XXXX-JP-3の担当医であるという体裁でインタビューを実施しています。


[記録開始]

雅灯博士: おはようございます織部さん。どうでしょうその後体調や…何か不安なことなどは。

SCP-XXXX-JP-3: 体調は何も変わりません。不安なことというのは。

雅灯博士: いやその、慣れ親しんだ声が急に変わってしまったことに対するショックなどが過去の患者さんでよく見られるので。織部さんは特に声に関するお仕事をなされているとのことだったので。

SCP-XXXX-JP-3: ああ、そうでしたか。お気遣いありがとうございます。ですが私は落ち込んだりショックなんてことはないです。明るくてポジティブなことが私の長所だってよく言われていたんで!

雅灯博士: なるほど。[用紙に記入をするために沈黙]今回はそういった織部さんの話を聞くためにお呼びしました。身の上話というか。もちろん言いたくないことや個人情報などは伏せてもらって構わないので。

SCP-XXXX-JP-3: そう言われると、急には出てこないかも…

雅灯博士: 確かにそうですね、申し訳ありません。織部さんは声優さんとのことで、出演した番組などありますか。私観てみたいです。

SCP-XXXX-JP-3: ええっ、恥ずかしいからいいですよ。声優として全然下っ端で、時々モブの声あてするくらいしか仕事しないし。

雅灯博士: そうですか。こうして話していてもすごい良い声だなとは思うんですが。

SCP-XXXX-JP-3: [少し笑いながら]まあ、自分の声も演技も好きですよ、私。怠けるなんてことはほぼしなかったと思いますし、時には休日とか寝る時間とか潰して声のトレーニングしてましたし。

雅灯博士: 夢だったんですか、声優さんになるのが。

SCP-XXXX-JP-3: 少し恥ずかしいな。そうです。過去に演劇部に入ってて、そこでナレーションやってたんです。そこで声ってすごいんだなあって。もちろん舞台に立って全身でお芝居することを否定するわけじゃないですよ。でも何というか「声の可能性」みたいなものに気づかされたというか。

雅灯博士: 声の可能性ですか…

SCP-XXXX-JP-3: 私声優になるんだーって聞いた親から反対されましたけどね…それでも顧問の先生は信じ続けて、下っ端のモブでも続けられているのももっと上に行きたいって思うのも、その先生への恩返しみたいなのも含まれている、のかな…?ごめんなさい、照れちゃいますね。柄にもないこと言っちゃうと。

雅灯博士: [微笑んで]なるほど、素敵な先生なのですね。

SCP-XXXX-JP-3: はい。国語の先生で、それなりにお年を召されていたかな…?

[以下、重要性の低い部分のため省略]

[記録終了]

補遺.2: 詳細調査

2009/02/13、5名の新たなSCP-XXXX-JP暴露者が確認・保護されました。これを受け、SCP-XXXX-JP暴露者についての詳細な身元調査が実施されました。身元調査の結果、SCP-XXXX-JP暴露者に「███中学校の演劇部に在籍していた」という共通点が存在することが確認されました。

███中学校の演劇部についての調査の結果、顧問を███ 恵美子氏が務めていたことが明らかとなりました。███ 恵美子氏はSCP-1525-JPとして知られる黒板型オブジェクトに関係している人物として財団データベースに記録されています。この事実から、財団は███ 恵美子氏に対する要注意人物(PoI)指定を実施しました。実施理由として、複数個のアノマリーに関与していると財団内で推測されたことが挙げられます。

現在、███ 恵美子氏はPoI-1547に指定されています。現在財団内ではPoI-1547関連アノマリーについての捜索および調査が行われています。


付与予定タグ: scp jp 共著 keter


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