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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはカバーストーリー"安全基準の不適格"を適用し一般人の搭乗を防止します。電源非供給状態ではSCP-XXX-JPの異常性は発覚しえないため、SCP-XXX-JPについては最低限の監視のみが行われます。

SCP-XXX-JPを含む施設一帯は財団フロント企業によって保全・管理が行われ、一般人の侵入や他団体による活用を防止します。通常時、SCP-XXX-JPは電源非供給状態におかれます。XXX-JP収容チームにより制定された実験予定日、もしくは実験の必要があると判断された場合にのみ実験が行われます。実験時にはSCP-XXX-JPに電源を供給し、ゴンドラに観測者を一名配置したうえでゴンドラを回転させることで発生した認識災害について記録します。

2057年現在、次回の実験は予定されていません。

観覧車.jpg

SCP-XXX-JP。

説明: SCP-XXX-JPは全高約50 m、ゴンドラ数40基の観覧車です。SCP-XXX-JPはかつて中規模遊園地であった████ランド(以下、単に"遊園地"と表記)内の遊具の1つであり、収容当時は遊園地のシンボルとして運用されていました。

SCP-XXX-JPは認識災害的性質を有しており、SCP-XXX-JPのゴンドラ内から遊園地の風景を俯瞰した場合、ゴンドラに搭乗した人物は過去の遊園地の風景を視認します。この際、ゴンドラの高度が上昇するに従ってゴンドラ内から視認される風景はより過去のものになり、ゴンドラが頂上部分に到達した際に視認される風景は正確に25年前のものになります。1この異常性は目視でのみ発現し、撮影機器などで記録された風景は認識災害的性質を有しません。

SCP-XXX-JPが財団に捕捉されるきっかけとなったのは、2017年7月26日に遊園地内で行われた████ランド開業25周年式典において、SCP-XXX-JPに搭乗した一般人の一部による「ゴンドラ内から観測される園内の風景に違和感を抱いている」という旨の複数のSNS上の投稿でした。

初期収容の一環として、SCP-XXX-JPに潜在的に言及していると考えられるインターネット上の投稿については財団ウェブクローラ ("Farewell")により追跡・削除されています。発見されたインターネット上の投稿から、SCP-XXX-JPの異常性が発現したのは████ランド開業25周年式典が行われた時点であると類推されていますが、遊園地が開業25周年であるという事実と異常性発現の間に相関関係が存在するかは現時点で判明していません。

仮に遊園地が開業25周年である事実と異常性発現の間に相関関係が存在すると仮定した場合、今後遊園地における何らかのイベントから25年経過した際にSCP-XXX-JPの異常性が変化もしくは消失する可能性を否定できません。そのため、遊園地内での過去のイベントから25年後にあたる日程においては異常性の確認のために実験が行われるような特別収容プロトコルが制定されています。2

補遺: 収容当時目玉とされていたSCP-XXX-JPの封鎖により、SCP-XXX-JP収容後の遊園地の入場者数は年々減少の傾向にありました。加えて、遊園地が位置する北海道[編集済]町が少子化により過疎化したことで遊園地以外の観光資源が消滅したことも入場者数の減少に大きく影響し、2028年時点で遊園地の純利益は大幅な赤字を記録しました。その後も業績は好転せず、結果的に2031年12月8日に経営破綻し閉園しています。

遊園地の経営破綻に伴い、SCP-XXX-JP収容体制の安定化のために遊園地跡地は財団のフロント企業により購入されました。現在は施設一帯の管理・保全は財団フロント企業によって行われており、必要に応じて財団エージェントのセーフハウスとして利用されています。

実験記録:

担当者: エージェント・半田


付記: エージェント・半田は████ランド開業時より近辺に在住しており当時の風景を記憶しているため今回の担当者となった。また、実験は撮影機器と高度計をゴンドラ内に持ち込んで行われた。

<録音開始>

エージェント・半田: SCP-XXXX-JPに乗り込んだ。今のところは風景に大きな変わりはない。

[エージェント・半田を乗せたSCP-XXXX-JPのゴンドラが動き始める]

エージェント・半田: 現時点ではおそらく風景に大きな違いはない。ただ現在見渡せるほどの高度がないため、断定はできない。

[撮影機器に映るゴンドラからの風景に異常はない。ここから高度3m地点までエージェント・半田は沈黙する]

エージェント・半田: 高度3m。未だ大きな違いはわからない。ただ、前提として私がこの観覧車に乗った際は開園中の昼間であり、現在のような閉園後の夜景では判断が、少し、いや。[沈黙]待ってほしい。

エージェント・半田: 夜景の街明かりがおそらく少ない。資料を確認して貰えばわかると思うが、ないはずのビルがある3

エージェント・半田: 高度5m。足元のライトアップされた園内の風景も見ているが、ここに大きな違いは感じられない。変わってはいるのだろうが、20年と25年ではすぐにわかるような違いはない、と考える。

エージェント・半田: 高度8m。どこか懐かしいような気がする。

[エージェント・半田は数秒間、風景から目を逸らす。高度10m地点に到達する]

エージェント・半田: 変わらない風景に感じる懐かしさ。それが、観覧車にはあると考える。[沈黙]ただ、見るからに懐かしく変わっていく風景に対して感じる懐かしさは、同じものとは言い難い。

エージェント・半田: ならば何故、この風景は過去のものなのだろう。

[高度15mまでエージェント・半田は黙り続ける。エージェント・半田が体勢を変え、ゴンドラと撮影画面が少しの間揺れる]

エージェント・半田: 高度15mを超え、明確に風景に違いが出る。数分前からどこが変わっていったのか、15年前とどこが違うのかが、明確にわかる。

エージェント・半田: 懐かしく、しかし変わってしまった風景であることが、明確に。

[エージェント・半田は高度20mまで風景を眺めたまま沈黙する]

エージェント・半田: 変わらない風景、という表現は多いものだが。そんなことはなく、風景は変わっていて。見慣れた景色だと思っていても、思っているからこそ、変化や見落としがある。この風景を除いて。

エージェント・半田: 25年前から変わらない、賑やかにひしめく街の明かりと、空の広さ。

[高度25mに差し掛かる。エージェント・半田は立ち上がり、ゴンドラ外の風景を見つめ息を漏らす]

エージェント・半田: 懐かしい景色だ。

<録音終了>

追記1(2042/7/26): 現時点でSCP-XXX-JPの収容開始から25年が経過していることを受け、SCP-XXX-JPの異常性の再調査が行われましたが、異常性の変化は確認できませんでした。

追記1(2056/12/8): 現時点で遊園地の閉園から25年が経過していることを受け、SCP-XXX-JPの異常性の再調査が行われましたが、異常性の変化は確認できませんでした。4


プロット

方向性としては観覧車、ノスタルジー

最初期案: 「ゴンドラから25(Quarter century)年前の街並みが見える観覧車」→「このオブジェクト(あるいは別のオブジェクトでも良いですが)の収容のために住民を街から立ち退き(quit)させて25年が経過した結果、ゴンドラから見える景色も閑静な(Quiet)街並みになってしまった」→パンチの弱さ、オチを財団職員に語らせる説得力の不足が問題

観覧車の特徴
・遊園地にある→ノスタルジーとの親和性が高い
・一定の時間で降りてくる→「ノスタルジックな時間が終わって現実に帰ってくる」というようなことが出来そう

既存の夏鳥系列をどうやって超えるか
・時系列を連続させて、段々とノスタルジーがノスタルジーになっていく過程を書くようになっている部分で差別化
 →財団職員以外の観測者がいた方が良い
  →どうにかして観測者を用意する

そのほか、雑多な思い付き
・単純な立ち退きではなく、観覧車を使用禁止にしたことによる遊園地の過疎化とする
 →『見える景色が25年前の同じ時間だとするなら、収容として遊園地が開園している時に使用禁止することでその人々が親しんでたくさんの人で賑わう「25年前の昼の遊園地の景色」は見えなくなって、実験を行う「25年前の夜の遊園地」の景色しか見えなくなり、まずそこで一つ景色が失われます。

そして次に25年後くらいに遊園地が潰れて「25年前の昼の遊園地」を取り戻した頃には、既にその景色は賑わっていない、とかそういうことができます』
  →寂れた遊園地の画像が必要
   →最悪画像に寄せる

・単純な今-昔の2段階ではなく、高度が上がるごとに昔になっていくようにする

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利用ガイド

  1. portal:5526847 ( 09 Aug 2019 13:25 )
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