共著用：teru-san

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Table of Contents

原案

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思いつき

物語を財団視点(報告書)から始める。
オブジェクトは異常存在の異常増加、傾向の偏りなどの現象としておく。
やがて財団の"管理者"について言及される。
→ "管理者"=上位世界の"少年"
→ 異常現象=上位世界で起こる悪い影響・事件の反映(親の虐待かもしれませんし、少年個人的な不登校や引きこもりかもしれません)
管理者=少年との対話(インタビューとか?)で少年の内面描写を掘り下げる。
ラストには、少年がブログを削除し自由を得る＝”管理者”である少年によりSCPsが削除され、財団は解体される。財団世界：明るい正常な世界が訪れる。上位世界では少年がきっと悪趣味な創作から開放されて幸せになったろう、という暗示のみ示されて報告書が〆られる。
(メタ系には悪辣な展開が多い気がするので、反対にしんみり系の方が被りにくい気がします)

by sanks

幻覚メモ

メモ：イマジナリー・フレンドとの別れ。物悲しくかつ肯定的な別れ。 (sanks)

少年って不登校そうだよな～って思ってます
不登校になった原因は「高校受験に落ちたから」で
受験に失敗してからは「自分は周りについていけない」と思うようになって
その結果として不登校になった……とか
（これなら他記事とも差別化できるかなって考えてます（他記事は「いじめ・虐待」が多い気がしてるので））

異常現象は「少年の現実逃避の産物」みたいな立ち位置になりそうだなあ、と考えてます
「何かにのめり込んでいる間は現実から目を背けられる」みたいな感じで
その「何か」が少年の場合は怪奇創作だった、ということです
最後には「現実に向き合う覚悟ができた（＝現実逃避をやめる決心がついた）」みたいな感じでブログを削除する、みたいなオチが良さそうかなあ、とも思ってます
（ここで「財団世界の住人が少年の再起を見守る」みたいにすると前向きなオチになりそうではあります）

異常現象は「現管理者の就任以降に発生している異常現象」とする感じでもよさそうではあります
補足で異常現象の内容について触れてあげると具体性も出せるかなあと思ったり
こうすることで自然に管理者の話に繋げられるのかなあ……って考えてます

怪奇創作を通じて少年は再起していきそうだなあと思ってます
例えば「怪奇創作仲間とのオフ会」とかで他人と接するようになっていったり……とか
そうして徐々に前向きになっていって、最終的には現実に向き合えるようになる……といった展開はありそうかなと

少年のイマジナリーフレンドですが、秘書的な存在として登場させるのは良さそうかもしれません。
「少年とは昔からの付き合いである」というテイで登場させる感じです（こうすることで信頼関係について描写しやすくなるかな〜と）。
あとは「少年がイマジナリーフレンドに相談を持ちかける」シーンを書くことで自己対話を描写していくのも良さそうかなと（要するにイマジナリーフレンドを通じて内面を描写する感じですね）。

これは幻覚というより意見なのですが、物語の最後を「私達は貴方の旅路を応援しています」という一文で終わらせたいな〜とも思ったりするなどしました。
彼ら（=イマジナリーフレンド/創作物）は貴方の味方であり、物悲しくも前向きな別れというものを上手く描写する手段としてはアリなのかな、って感じた故のものです（なのでより良いものがあればそちらを使いたいとは考えています（ここについても考えてみます））。
あとはこうすることでエモを演出できたり、ここから先の話を描写することができるんじゃないかな〜とも思いました。

現実に関わるようになってから、イマジナリーフレンド（及び創作物）と関わる機会が減った描写も入れられそうではありますね。
例えば「リアルが充実したので創作に手が回せなくなった」とか。そうしていく内にイマジナリーフレンドと別離していくようになり……みたいに。
途中でいつものように相談を持ちかけるけど、返事が返ってこない。おかしいと思って問いかけると「私の役目はここまでです」と言われる。そしてイマジナリーフレンドが消える……みたいな流れにはできそうですね。
ここで少年は悲しみを感じると同時に前向きに歩き出していくようになる……みたいな転換点を作ることもできそうです。

描写の仕方についてですが、少年が自分をモチーフにした作品を書いている……みたいなテイでやることもできそうです。
自分の思い出を書き記して行く中で様々な人と出会い、イマジナリーフレンドと別れ、最終的に前に進むために活動に踏ん切りをつける。
構成としては「SCP-F331（更新済み）」や「名前くらいは憶えて帰れ」みたいなものにすると良さそうではあります（報告書+Taleの構造ですね）。報告書はそのまま書いて、内面をdivブロック分けして書く感じです。