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1044

SCP-1044-JP

アイテム番号:SCP-1044-JP

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-1044-JP周囲を鉄条網で封鎖し、カバーストーリー「水深の深い危険な池」を流布し、特殊部隊を-5常駐させ、一般市民が立ち入らないようにしてください。接近した人物は速やかに確保し、尋問してください。尋問の結果曝露者であった場合は曝露者および曝露者がイベント「黒蛇」に関する内容を伝えた人物に対してCクラス記憶処理を行ってください。

インシデント-1044-JP後追加:月に一度、Dクラス職員を曝露させ、イベント「捕食及び解放」を発生させる「餌付け」を行ってください。

説明:SCP-1044-JPは██県██市の山間部に存在する、南北█m、東西█m、深さ█m、透明度██mの池です。周囲には常緑樹が生い茂っており、上空から視認することは困難を極めます。イベント「黒蛇」により人間を引き寄せる異常性を持ち、SCP-1044-JPの水を人間が飲むことによりイベント「捕食及び解放」が発生します。

イベント「黒蛇」は無作為な人間一人に発生します。対象に規則性、共通点は確認できていません。曝露者は睡眠中SCP-1044-JPの畔に立つ夢を見ます。その後SCP-1044-JPの水中よりSCP-1044-JP-1が出現し、曝露者の足元に這い寄り「████████1」と年齢不詳の男の声で囁き続けます。夢から覚めた曝露者はSCP-1044-JPに向かわなくてはならないという強迫観念に駆られ、移動手段の確保や休暇の申請、標準的な登山装備の準備など、入念な準備のもとSCP-1044-JPに向かいます。SCP-1044-JPにたどり着いた曝露者は続いてSCP-1044-JPの水を飲まなくてはならないという強迫観念に駆られ、その衝動のままSCP-1044-JPの水を飲みます。その後強烈な睡魔に襲われ、█分後にはイベント「捕食及び解放」が発生します。

イベント「捕食及び解放」は特定の幻覚または擬似体験です。SCP-1044-JPの水を飲んだ人物は必ず1つの幻覚世界に囚われ、その幻覚世界内でいくつかのループするイベントを擬似体験していると思われます。以下は曝露者が曝された幻覚世界と擬似体験の内容を曝露者の観察と尋問による推測の下、順序立てて簡易的に述べたものです。

1.曝露者は幻覚世界の中に立っている。幻覚世界は膝下まで水が張っており、360°水平線まで続く何もかもがモノクロの水原と「夜空よりも黒い」と表現された空によって構成されると思われる。現実で被験者に起こった事象は、幻覚世界の曝露者の意識や感覚には一切反映されない。
2.曝露者の意識が幻覚世界に完全に入ってから2〜3分後、水中よりSCP-1044-JP-2が浮上すると証言し、SCP-1044-JP-2に対して好奇心を抱き始める。現実での曝露者の肉体の生理活動が活発化する。
3.SCP-1044-JP-2への強い好奇心と、現実的な肉体的苦痛を同時に訴えながら幻覚世界の曝露者はSCP-1044-JP-2に捕食される。現実での曝露者の肉体的な反応がピークに達し、極限にまで高揚した好奇心と肉体的に苦痛により、自傷も躊躇わず、目的なく手足を振り回す、身をよじるなどの行動を起こします。
4.幻覚世界の曝露者が死亡。一切の情動反応が停止し、肉体も3分間昏睡状態に似た鎮静を保つ。
5.1に戻る。その際、ほとんどの記憶がリセットされると思われる。
6.ループを10時間ほど繰り返した後、突如としてSCP-1044-JP-2がSCP-1044-JP-3を繰り返す。曝露者は直感的にSCP-1044-JP-3を復唱する。

SCP-1044-JP-3の復唱により、幻覚から脱することができます。幻覚から脱した曝露者は1〜4の疑似体験の記憶を失っており、6の擬似体験のみ記憶しています。曝露者はSCP-1044-JP-2への強い興味と軽い多幸感を覚え、日を開けてSCP-1044-JPを訪れようとします。2度目のイベント「捕食及び解放」が行われた際、SCP-1044-JP-3についての記憶は失われ、SCP-1044-JP-3を思い出すには再度6の手順を踏む必要があります。また、イベント「捕食及び解放」を複数回経験した曝露者は軽〜中度の神経衰弱が見られます。

SCP-1044-JP-1は体長5m程の黒いニシキヘビ(Pythonidae)の形状をしたイベント「黒蛇」にのみ出現するオブジェクトです。年齢不詳の男性の声で「████████」と曝露者に這い寄りながら囁き続けます。その声はSCP-1044-JP-2-bと酷似しています。

SCP-1044-JP-2はナンベイリクガメ属(Chelonoides)のドーム状の甲羅とアカウミガメ属(Caretta Rafinesque)の頭部、イシガメ属(Mauremys)の水掻きのついた脚を持つ、推定体高7mの黒い亀の形状をした年齢不詳の女性の声で発声するSCP-1044-JP-2-aとその甲羅に巻きつく推定体長40mの黒いニシキヘビ(Pythonidae)の形状をした、SCP-1044-JP-1の声とよく似た声で発声するSCP-1044-JP-2-bによって構成される、イベント「捕食及び解放」の幻覚世界にのみ出現するオブジェクトです。常にSCP-1044-JP-2-bは常にSCP-1044-2-aに巻き付いています。SCP-1044-JP-2はイベント「捕食及び解放」の最終段階でSCP-1044-JP-3を繰り返します。

SCP-1044-JP-3はイベント「捕食及び解放」によって幻覚世界に囚われた曝露者を解放する以下の文章形式のオブジェクトです。

くろつき ひさき くろいろのかめよ
しおのみ えのみ せをのばせ

インシデント-1044-JP - ████/█/█

█:██頃、███名のSCP-1044-JPの曝露者がSCP-1044-JPに同時に殺到。特殊部隊を-5による鎮圧が試みられましたが、██名が鉄条網を抜け、イベント「捕食及び解放」を発生させ、収容違反を起こしました。曝露者には全員記憶処理を施しました。当時SCP-1044-JPの改訂以前の収容プロトコルが確立され、3ヶ月以上SCP-1044-JPに関する実験が行われていない状態でした。██博士の提言により、月に一度、イベント「捕食及び解放」を発生させる「餌付け」が考案され、現在の特別収容プロトコルに改訂されました。

補遺1:SCP-1044-JPはエージェント██が怪談サイトを閲覧中、「黒い蛇の夢に誘われて、池に行ったら亀の神様を見た」という記事を発見。投稿者を特定し、尋問した結果SCP-1044-JPを存在を確認、収容に至りました。

補遺2:████/█/█、Dクラス職員を使用した「餌付け」の最中、イベント「捕食及び解放」開始から約1時間ほどでSCP-1044-JP-3を唱え、幻覚世界から脱しました。Dクラス職員への詳しい尋問の結果、イベント「捕食及び解放」の2の最中、黒い空の一角が急に赤らみ始め、SCP-1044-JP-2-bはそちらに顔を向け、以下のような言葉を発したと証言しました。

去れ、去れ、████2よ。
此は我が領地。我が住処。我が餌場。
待て、待て、暴食故に封じられた鳥よ。
我は管理し、節制し、誘引し、甲を堅める。
耐えよ、耐えよ、赤の鳥よ。
我等五色は未だ未熟なり。自在を手に入れるにはまだ早い。空腹を満たすにはまだ早い。

SCP-1044-JPに関するオブジェクトが他にも存在する事が予想されたため、現在財団はSCP-1044-JP-3の文言の「黒」を「白」、「朱」、「青」、「黄」などに、「亀」を「龍」、「虎」、「雀」などに置き換えるなどして調査を行なっています。



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