SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe → Euclid

特別収容プロトコル: 当該オブジェクトは██県██市に存在するカトリック教会から回収されました。該当オブジェクトはサイト████に回収され、機動部隊████(暫定)による調査の後、低危険度保管庫に収容されました。
当該オブジェクト内部への侵入による調査・研究はエージェント█████博士への企画書の提出し、認可されるとO5-██に転送され許可/不許可が決定されます。インシデントXXX-A以降、内部への侵入、調査は無期限に凍結されています。

説明: SCP-███-JPは██県██市で回収された大理石からなる墓碑です。サイズは幅3m弱、高さ3m弱、奥行き5m弱であり、前面には祭壇が作られており、背面には扉が存在します。
扉内部には教会と見られる空間が広がっており、オブジェクトに似た墓碑から出ます。扉に対して正面の壁までは約30m、幅は約20mとみられますが、後ろ側の壁は確認できず、非常に長い空間が存在してます。
正面には十字架に掛けられたキリストの像がありますが、大きな特徴として十字架の上下が逆さとなっており、俗に言う逆十字にキリストが吊られている状態となっています。祭壇にはローマ時代のものとみられる古びた銀貨が20枚置かれ、「イ[風化により判別不能]オテのある男のために」とヘブライ語で書かれています。

侵入した者は空間を「厳粛な雰囲気」と感じ、空間内では自発的に声量を下げ、口数を減らします。
ミサの際に信徒が座る椅子の代わりに、奥行き40㎝程度、幅8m程の大理石製の墓碑が空間に沿って無数に存在しています。墓碑には稠密に様々な言語で墓碑銘が刻み込まれており、ほぼすべてが違う名前です。
刻まれている名前に該当する人物は全て過去に死亡しており、死因は様々でそれら同士の人間関係は殆ど確認されませんでしたが、全員が近い時期に死亡しています。一番祭壇に近い墓碑に名前刻まれた人達の没年は西暦110年頃と推定されています。

壁面には一定間隔をあけて扉が存在しますが、開けることはできません。
また、空間内には人形実体が存在し、常に福音を読み上げています。(以下SCP-XXX-JP-1)
司祭と見られる姿をしていますが、その服装は黒一色です。

実体は非情に寡黙ですが、会話によるコンタクトは可能です。
以下は、最初に侵入した機動部隊によるSCP-XXX-JPとのコンタクト記録です。

【詳細はXXX-JP研究室担当者にお問い合わせください。】


より詳細な情報は、担当研究室のSCiP.NET.Localへの接続により得られる場合があります。機密性を維持するため、接続は本報告書内専用インターフェースより行ってください。

【注記】この接続にはレベル4/XXX-JPクリアランスが必要です。

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ステータス未定義の下書きリスト



批評中下書きリスト



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