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アイテム番号:SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:Keter

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JP事例が発生し得る地域の住民に職員を常駐させて下さい。発生後影響を受けた人物に記憶処理を施してください。

説明:SCP-XXXX-JPは貧困地域にて発生する人型実体による戦闘並びに配給行為です。これらの行為は全て現地住民にのみ確認でき、無関係の人物には配給される食事のみが確認されます。
この事象により配給される食事には、腐食や毒物の混入は確認されません。
以下は発生プロセスです。
フェーズ1 貧困と定義される村に、音源不明のアナウンスによって場所と時間(ほとんどの場合朝)が指定される。
フェーズ2 指定された場所には村の全員分の皿と倒された状態のフラッグが置かれ、皿を配り終えたら旗を立てるように告げられる。
フェーズ3 旗を立てると視覚の及ばぬ場所(多くの場合地平線など)からSCP-XXXX-JP実体(多くの場合飛行機、村によっては船や小隊の形を取ります。)が現れ、両陣営の代表者が旗の元に握手を交わした後戦闘を始める。この際敵対する陣営以外には銃弾などは破壊力を持たないそれぞれの陣営に親しい食事となる。
フェーズ4 勝利した陣営が祝砲として陣営の食事を皿に射出、これを朝食の時間(08:30程)が終わるまで繰り返し、その間に負傷、損壊した実体は消失し住人と共に食事を取り始める。

補遺1
1945/10/3に大規模なSCP-XXXX事例が発生。規模の大きさから該当地域出身の職員により住人と共に食事を取っている人型実体へのインタビューに成功しました。
以下はその記録です。

博士:これからインタビューを始めます。
実体:それはいいんだけどよお、朝飯食べた後じゃあ駄目か?
博士:食べ終わるまでに終戦してしまったら間に合わないので。なぜ貴方達はこのように朝食を配給するのですか?
実体:うーん、少しこそばゆいが純粋な善意って奴だな。朝飯を食えば元気が出る。最も重要な食事って奴だからな。
博士:それではなぜ貴方達は戦闘を挟むのですか?
実体:アイツらがウチと別の物を食わせるからだ。何も憎い訳じゃねぇ、アイツらの飯は美味い。間違いなく美味い。だが俺達の飯の方がもっと美味い。だけどアイツらはそれを認めようとしない。きっと感覚とかの問題なんだろうな。だから正々堂々戦って決着をつける。単純だろ?
博士:なるほど、信念を通すという事ですね。
実体:ところでアンタ、なんで飯を食わねぇんだ?まだ食ってないんだろう?
博士:別に私は飢えている訳ではありませんが?
実体:何言ってんだ、ちょっとデカくなった所で飯を食わずに動ける訳じゃねぇ。昔みたいにしっかり食いな。それが駄目なら打算的でもいい、今日一日頑張る為に食いな。それとも、この国はもう飢えちゃいないのか?
博士:いいえ、私は飢えているからそれをなんとかする為に頑張りました。このもきっと同じです。いつかこの国も貴方達が必要にならない様になります。それまで私の国をよろしくおねがいします。
実体:ん、わかった。それじゃ食うか。
二人:いただきます。

その後カバーストーリー「米兵による食料配給」を米軍の協力の元施行しました。



ステータス未定義の下書きリスト



批評中下書きリスト



批評中断状態の下書きリスト



批評が終了した下書きリスト

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