SCP-OOO-JP ガンダムのような何か

評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-OOO-JP-Aはサイト-801 にある7メートル×7メートル×7メートルの収容室の中心に台付きのクレーンを用い配置してください。
また、保守点検作業を行う際は兵器に関して明るくない職員を用い、私語の排除を徹底してください。

SCP-OOO-JP-Bの状態である時は実験以外では接触せず、収容室の扉を開けないようにしてください。

説明: SCP-OOO-JPは知性を持つ玩具と推測されます。
SCP-OOO-JPは2つの状態に区分され、それぞれをSCP-OOO-JP-A SCP-OOO-JP-B とします。

SCP-OOO-JPは通常一般的なバンダイナムコグループより発売されている初代ガンダム(以下ガンダムと呼称)の組み立て前のリアルグレードのプラモデルです。この状態のSCP-OOO-JPをSCP-OOO-JP-Aとします。

SCP-OOO-JP-Aから半径3メートル以内でガンダムの欠点や改善案について発言した後に生きた人間が触れるもしくは40時間経過する、SCP-OOO-JP-Aに触れながらガンダムの欠点を思い浮かべる。このいずれかの条件を満たした場合活性化し、観測できない力によりひとりでに組み上がります。またその際パーツの形状に変化は見られませんが、通常のガンダムではなく事前に発言された欠点を補う、または改善案に則った形状で組み上がります。組み上がった後のSCP-OOO-JPをSCP-OOO-JP-Bとします。

SCP-OOO-JP-Bは欠点として2足歩行を指摘されない限り2足歩行をし、そうでない場合はその時々の移動方法で動き始めます。箱から出て室内をしばらく活動した後に箱に戻り、SCP-OOO-JP-Aに戻ります。また時折SCP-OOO-JP-Bは何らかを要求する場合がありますが、収容に差し支え無ければ許可してください。

実験記録OOO001 - 日付20xx/xx/xx

対象:
SCP-OOO-A
実施方法:
ミリタリー趣味のD-OOO-001とSCP-OOO-JP-Aを接触させる。
結果:
SCP-OOO-JP-AはSCP-OOO-JP-Bに変化した。その際通常のガンダムと比べ、腰回りに多くのジェットエンジンのような部品が多く付けられ、脚は逆足となり、色が未知の色で構成されどのような背景でも輪郭がぼやけて見えるようになった。

その状態で平均時速26㎞で飛び回り、D-OOO-001を通常のプラモデルに付属しているビームサーベルと同様の性質を示す物で攻撃し続けた。D-OOO-001は無傷であった。
その状態が2分続いた後、SCP-OOO-JP-Bは飛ばなくなり逆足の脚で飛んだり走ったりしていたものの頻繁に転び、3分後には収容室の隅でしゃがんでいた。その後1分ほど経つとSCP-OOO-JP-Aへと戻った。

分析:

実験後のインタビューにてD-OOO-001はSCP-OOO-JP-Aに触れる際に「2足歩行の順足とか機動力低いし足首バズーカで攻撃されたらすぐお釈迦だよなぁ」と思っていたと語っている。
その欠点を改善した結果が逆足であの腰にジェットを着けた姿だと想像できる。
またその改善の欠点として燃料の消耗の激しさ、バランス制御の難しさから後半の奇妙な行動が見られたと推測される。

補遺: インタビューより抜粋
「ジェットエンジンで足元の歩兵を蹴散らす発想は良かったけど燃料消費量が激しすぎるし、逆足にしたからって運動性能が上がったところで結局大差ないから順足でバランスを取ったほうが多分よかった。だが序盤の運動性能と攻撃のセンスは見事だったと伝えてほしい」── D-OOO-001
「お前はどの視点から語ってるんだ」──七輪 研究員



ステータス未定義の下書きリスト



批評中下書きリスト



批評中断状態の下書きリスト



批評が終了した下書きリスト

特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License