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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル 現在SCP-XXXX-JPに感染した人物(以下SCP-XXXX-JP-1)は5m×5m×5mの壁や床にスポンジを敷き詰めた部屋に手枷をつけた状態で収容されています。また、必要に応じてカウンセリングやインタビューを行ってください。

説明 SCP-XXXX-JPは突如人体に現れる虫刺されに似た症状をもたらす蚯蚓脹れです。SCP-XXXX-JPの症状は、一般的な虫刺されと同じ症状をもたらします。しかし決定的に違うことはその部分を掻くことにより、SCP-XXXX-JP-1はこれまでに感じたことの無い快感と幸福感を感じることになります。しかし、SCP-XXXX-JPの異常性は掻くことにより全身に広がることにあります。SCP-XXXX-JPは幸福感を得ようとその部位を掻き続けます。これにより蚯蚓脹れは全身に広がっていき、最終的にSCP-XXXX-JP-1は掻きすぎによる皮膚感染症による死、または失血死します。

また、SCP-XXXX-JPは蚯蚓脹れを掻かなかった際にその蚯蚓脹れを掻かなくてはならないという強迫観念に囚われます。このことについては補遺2を参照してください。

現在までに財団が把握してるだけで日本人口のおよそ5%がこの症状を患っていることが分かりました。また財団ではその内の3%を保護しています。

またSCP-XXXX-JPを治すための薬品は現在制作中ですが、一向に完成に向かっていない事を留意してください。

インタビューログ
対象 D-2225:
インタビュアー ■■■博士:

<録音開始 >

■■■博士: D-2225、御気分はどうですか?

D-2225:どうもこうもねえよ先生。痒くて仕方 がねえよ、元々痒かったとこ以外にも広がってゆくしよ、本当に治るのか?先生。

■■■博士:現在我々も研究中です。ところでD-2225、何か変わったことはありますか?

D-2225:あぁ変わった事と言えばこのクソみたいな蚯蚓脹れを掻いてると何だか幸せなんだよ。

■■■博士:私は掻くなと言ったはずです、D-2225、命令違反する気ですか?

[突如D-2225が机を強く叩く]

D-2225:あんたは何も分かっちゃいない!俺の辛さも!これを掻くことによる幸福も!そしてこの忌々しいクソッタレが俺に掻けって言ってくる事も!何かが皮膚の中で蠢くんだよ!虫のような何かが!

■■■博士:落ち着いてD-2225、少し言いすぎました。落ち着いて。 それで今あなたの言った虫のようなというのは一体どういう事ですか?

D-2225: あんたは何も分かっちゃいない!あんたは何も分かっちゃいない!あんたは何も分かっちゃいない!あんたは…

■■■博士:警備員!鎮静剤を投与してください。

<録音終了>

終了報告書: [その後のインタビューに関しては補遺2を確認してください。]

補遺1
現在財団内で収容しているSCP-xxxx-jp-1は全て強迫観念に囚われていると推測されます。しかしあくまでも症状を悪化させない為には掻かせない事が重要とされています。

補遺2
D-2225の3回目のインタビュー中に突如D-2225が苦痛を訴えた後にその場に昏倒しました。警備員が確認したところ、苦痛を訴えた頃には既に心臓が止まっていたとのことです。また解剖した際D-2225の皮膚内から線虫と思しき生物が発見されました。しかし、現在までこの生物に類似したものは発見されていません。



ステータス未定義の下書きリスト



批評中下書きリスト



批評中断状態の下書きリスト



批評が終了した下書きリスト

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