アイテム番号: SCP-XXX-JP
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オブジェクトクラス: Safe
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特別収容プロトコル:SCP-XXX-JP-a及びbは、SCP-XXX-JPの情報漏洩時に向けて、サイト-81XXに最低でも20000食ずつ補充しておく必要があります。
SCP-XXX-JPの料理方法を記述したファイルは、ファイルがサイト-81██のドキュメント保存庫に保管されています。SCP-XXX-JPに関する情報の漏洩を発見した職員は、担当職員に報告し、情報の拡大を防いでください。
一般人によるSCP-XXX-JPの摂食確率を抑えるため、SCP-XXX-JPの料理方法もしくはそれに類似した料理方法が記述されている書籍は、発見され次第、本の出版を即座に停止させ、在庫を全て焼却処分する必要があります。また、テレビ番組等でSCP-XXX-JPの料理方法が紹介された際は、料理方法に誤りがあったと番組で訂正させた後、その放映データの破壊を行う必要があります。
SCP-XXX-JPに割り当てられた職員はa2及びb2地域の標高を、精密高度計を用いて6時間毎に決められた4地点にて測定してください。その際、前回の測定値と比べ0.08メートル以上の差異が全て地点で確認された場合、差異を修正する分量だけのSCP-XXX-JPa,bをDクラス職員に摂食させてください。Dクラス職員の無駄な消耗を抑えるため、一人につき摂食可能なSCP-XXX-JPa,bの量は15食を限度としてください。
0.3メートル以上の差位が全ての地点で確認された場合、SCP-XXX-JPa,bの存在が多くの一般家庭に露見された可能性があります。クリアランスレベル3以上の職員に報告した後、早急に情報の流出源の特定、処置を行ってください。事態の収束に長期的な時間を要すると判断された場合は、応急措置としてDクラス職員の摂食限度量は██食まで解放し、
██山(旧██盆地)
検索ワード「」「」「」を検索エンジンGoogle、Yahoo、Bing全てを用いて検索し、SCP-XXX-JPに関する情報が漏洩していないか情報を集めます。
郷土料理による代理侵略戦争
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メモ用の要約: scpは2種の異常性を持った郷土料理。異常性はその郷土料理が摂食された際に発現する。料理a1が摂食されると、とある盆地Aの標高が未知の方法により上昇して、とある山b2の標高が未知の方法により下がる。料理b1が摂食された場合はその逆で、a2の標高が下がりb2の標高が上がる。標高の変化の大きさは1食につき約0.0008〜0.001メートルと推測。
料理a1はa2発端の郷土料理。18●●年頃、かつて平地だったa2にある●村にて作られる。当時は作り方が難しく保存も効かなかったのであまり食べられることはなかった。現代、料理研究家がその郷土料理を広め始めて今頃になって大ヒット。(a1の流行には料理研究家●氏の影響が大きいとされ、調査の結果、●氏がa2村出身であることが判明しました。)その影響でa2の標高が上がり始めて財団に気づかれる。
料理b1はb2発端の郷土料理。同じく18●●頃に、平地だったb2にて作られる。当時は大人気だった。しかし現代では、手に入りにくくなってしまった食材●があるため食べられることはなくなった。
●氏に対するインタビュー。
●氏に料理の異常性を話すと、その料理を広めようと思ったきっかけと、a2,b2の関係性、歴史について知ってることを話してくれる。(故郷の料理を広めたかったこと。作り方のベースをそのままに現代風に調理方法を改良したこと。100年単位で侵略戦争すること。先に雲に届いた方が勝ちであること)
●氏には記憶処理。郷土料理に関しての記憶も消す、(特定の記憶って消せるのか?)
説明:
SCP-XXX-JPは、ある特定の食材群を一連の方法によって調理した特異性を持つ2種類の料理です(料理はSCP-XXX-JP-A, SCP-XXX-JP-Bと呼称)。
SCP-XXX-JP-Aは主にそば米、人参、大根、三つ葉、鶏肉を材料として調理されます。その見た目は徳島県の郷土料理であるそば米雑炊に酷似していますが、一般的なそば米雑炊とは材料や調理過程が異なる為、SCP-XXX-JP-Aが世間に広く暴露された例は現状ありません。
SCP-XXX-JP-Bは主に打豆、里芋、ネギ、油揚げを材料として調理されます。その見た目は福井県の郷土料理である打ち豆汁に酷似していますが、SCP-XXX-JP-Aと同様に一般的な打ち豆汁とは材料や調理過程が異なる為、SCP-XXX-JP-Bが世間に広く暴露された例は現状ありません。
(SCP-XXX-JP-A及びSCP-XXX-JP-Bの詳細な調理方法に関しては、別紙を参照してください。)
SCP-XXX-JPの特異性はそれが人間によって摂食された際に発現します。SCP-XXX-JP-Aが人間に摂食されると、徳島県██市に存在する██山(以降SCP-XXX-JP-A1と指定します)の標高が推定0.0008〜0.001m上昇し、福井県██町の中央部分を占める██盆地(以降SCP-XXX-JP-B1と指定します)の標高が推定0.0008〜0.001m下降します。
SCP-XXX-JP-Bが人間に摂食された場合はSCP-XXX-JP-A摂食時と逆の事象(SCP-XXX-JP-A1の標高が下降し、SCP-XXX-JP-B1の標高が上昇します)が起こります。当事象が発生するエネルギー源及び当該料理の摂食をどのように検知しているかは現状解明されていません。
実験記録XXX-03 - 日付20██/5/20
対象: D-XXX14~D-XXX24
実施方法: 事前に用意した
結果: 打球は例外を除き全て140~151mを記録。打球の軌道はフライ性からライナー性と様々だった。例外としてD-45370に当たったボールはそのまま落球し、D-45370は腕に全治2週間の打撲を負った。
分析: これまでの実験から予想される通りの結果となった。打球が障害物に妨げられた場合は例外となるようだ。飛距離の誤差はボールの重量差だけでなく風の影響などを受けているためと考えられる。
実験記録439-07 - 日付19██/4/27
対象: D-45345
実施方法: 屋外実験場にてD-45345にSCP-439-JP-aを行わせた後、ティーバッティングをするように指示。
結果: 前回の実験と同様の結果となった。
分析: どうやら投げられたボールでなくても問題ないようだ。今後は特記しない場合は同様の方法で実験を行うこととする。
実験記録439-08 - 日付19██/4/29
対象: D-45345
実施方法: D-45345にラグビーボールを打つように指示。
結果: ボールは約400m飛翔。木製バットは二つに折れ、D-45345は腕の痺れを訴えた。
分析: 野球ボール以外でもSCP-439-JPが発生することを確認。被験者にかかる負荷は軽減されるわけではないのか?次の実験で確認したい。
実験記録439-09 - 日付19██/5/5
対象:D-45345
実施方法: D-45345に合金を埋め込んだ重さ約5.0kgの野球ボールを打つように指示。なお、コンクリートブロックを緩衝材として設置。
結果: コンクリートブロックは破壊され、ボールは停止した。木製バットは粉砕され、D-45345の腕は衝撃に耐えきれず[編集済]。
分析: 仮説は正しかったようだ。予想される被害と人員の喪失を考慮すれば、SCP-439-JPの限界重量の調査は不要であるだろう。
旧██盆地 旧███高原
使用される食材の各分量に厳密な定量はなく、手順さえ守っていればSCP-XXX-JPを調理することができます。
SCP-XXX-JPの特異性はそれが人間によって摂食された際に発現します。
使用される食材は「」
ある料理人が執筆した料理本による影響で
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インタビュー/実験記録/補遺: 内容文
他のタブには別のテキストを入れることができます。
コードをコピー&ペーストすることで更にタブを増やすことも可能です。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
[一行空ける]
オブジェクトクラス: Safe
[一行空ける]
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPの調理方法を記述したファイルは、ファイルがサイト-8152のドキュメント保存庫に保管されています。SCP-XXX-JPに関する情報の漏洩を発見した職員は、担当職員に報告し、情報の拡大を防いでください。
一般人によるSCP-XXX-JPの摂食を抑えるため、SCP-XXX-JPの料理方法もしくはそれに類似した料理方法が記述されている書籍は、発見され次第、本の出版を即座に停止させ、在庫を全て処分する必要があります。また、テレビ番組等でSCP-XXX-JPの料理方法が紹介された際は、料理方法に誤りがあったと番組で訂正させた後、放映データの破壊を行う必要があります。SCP-XXX-JPの情報拡大に関係した者にはAクラス記憶処理を行ってください。
情報漏洩時に向けて、SCP-XXX-JP-a及びbはサイト-8152に最低5000食、その他サイト-8160〜8195に最低500食ずつ補充しておく必要があります。
SCP-XXX-JPに割り当てられた職員はa2及びb2地域の標高を、精密高度計を用いて6時間毎に決められた4地点にて測定してください。その際、前回の測定値と比べ0.08メートル以上の差異が全地点で確認された場合、差異を修正する分量だけのSCP-XXX-JPa,bをDクラス職員に摂食させてください。その際、一人につき摂食可能なSCP-XXX-JPa,bの摂食限度は15食とします。
0.3メートル以上の差位を全地点で確認した場合、SCP-XXX-JPa,bの存在が一般家庭に広く露見された可能性があります。クリアランスレベル3以上の職員に報告後、早急に情報の流出元の特定、処置を行ってください。
事態の収束に長期的な時間を要すると判断された場合は、他サイトへの協力を要請しSCP-XXX-JPa,bの十分な調理及び摂食可能数を確保して下さい。
緊急時はDクラス職員の摂食限度量は無制限まで解放しますが、人員の無駄な消耗を減らす為、可能な限り財団職員も摂食に協力して下さい。
██山(旧██盆地)
郷土料理による代理侵略戦争
[一行空ける]
メモ用の要約: scpは2種の異常性を持った郷土料理。異常性はその郷土料理が摂食された際に発現する。料理a1が摂食されると、とある盆地Aの標高が未知の方法により上昇して、とある山b2の標高が未知の方法により下がる。料理b1が摂食された場合はその逆で、a2の標高が下がりb2の標高が上がる。標高の変化の大きさは1食につき約0.0008〜0.001メートルと推測。
料理a1はa2発端の郷土料理。18●●年頃、かつて平地だったa2にある●村にて作られる。当時は作り方が難しく保存も効かなかったのであまり食べられることはなかった。現代、料理研究家がその郷土料理を広め始めて今頃になって大ヒット。(a1の流行には料理研究家●氏の影響が大きいとされ、調査の結果、●氏がa2村出身であることが判明しました。)その影響でa2の標高が上がり始めて財団に気づかれる。
料理b1はb2発端の郷土料理。同じく18●●頃に、平地だったb2にて作られる。当時は大人気だった。しかし現代では、手に入りにくくなってしまった食材●があるため食べられることはなくなった。
●氏に対するインタビュー。
●氏に料理の異常性を話すと、その料理を広めようと思ったきっかけと、a2,b2の関係性、歴史について知ってることを話してくれる。(故郷の料理を広めたかったこと。作り方のベースをそのままに現代風に調理方法を改良したこと。100年単位で侵略戦争すること。先に雲に届いた方が勝ちであること)
●氏には記憶処理。郷土料理に関しての記憶も消す、(特定の記憶って消せるのか?)
説明:
SCP-XXX-JPは、ある特定の食材群を一連の方法によって調理した特異性を持つ2種類の料理です(料理はそれぞれSCP-XXX-JP-A, SCP-XXX-JP-Bと呼称)。
SCP-XXX-JP-Aは主にそば米、人参、大根、三つ葉、鶏肉を材料として調理されます。その見た目は徳島県の郷土料理であるそば米雑炊に酷似していますが、一般的なそば米雑炊とは調味料や調理工程が異なる為、SCP-XXX-JP-Aが世間に広く暴露された例は現状ありません。
SCP-XXX-JP-Bは主に打豆、里芋、ネギ、油揚げを材料として調理されます。その見た目は福井県の郷土料理である打ち豆汁に酷似していますが、SCP-XXX-JP-Aと同様に一般的な打ち豆汁とは調味料や調理工程が異なる為、SCP-XXX-JP-Bが世間に広く暴露された例は現状ありません。
(SCP-XXX-JP-A及びSCP-XXX-JP-Bの詳細な調理方法に関しては、別紙を参照してください。)
SCP-XXX-JPの特異性はそれが人間によって摂食された際に発現します。SCP-XXX-JP-Aが人間に摂食されると、徳島県██村に存在する██山(以降SCP-XXX-JP-A1と指定)の標高が推定0.0008〜0.001m上昇し、福井県██町の中央部分を占める██盆地(以降SCP-XXX-JP-B1と指定します)の標高が推定0.0008〜0.001m下降します。
SCP-XXX-JP-Bが人間に摂食された場合はSCP-XXX-JP-A摂食時と逆の事象(SCP-XXX-JP-A1の標高が下降し、SCP-XXX-JP-B1の標高が上昇)が起こります。当事象が発生するエネルギー源及び当該料理の摂食をどのように検知しているかは現状解明されていません。
SCP-XXX-JPは20██/12/25~20██/01/03にかけて発生した一連の事案によって発見されたと同時に、SCP-XXX-JPが引き起こしうるその危険性を露呈させました。以下は、その事案記録およびそれに付随して行われたインタビュー記録です。
事案記録XXX-JP: 20██年12月25日、後にSCP-XXX-JP-B1と指定される██盆地の標高が20██年12月24日から20██年12月25日の間で約6.4m上昇するという事件が発生し、エージェントの興味を引きました。調査の段階でSCP-XXX-JP-B1にまつわる料理を紹介したテレビ番組が20██年12月24日██時██分に放映されていることが判明し、何らかの関係性があるのではないかという疑問から当該テレビ番組に出演していた郷土料理研究家の██氏にインタビューを行いました。
インタビュー記録XXX-01 - 日付20██/12/25
対象: 郷土料理研究家 ██氏
インタビュアー: エージェント・███
付記: ██氏には料理雑誌の取材と称してインタビューを行いました。
<録音開始>
エージェント・███: ██さん。今日は貴重なお時間を頂きましてどうもありがとうございます。
██氏: いえいえ、こちらこそ。料理に関する取材なんて最近は中々ないので、こういった機会を設けてくれてこちらも嬉しいよ。
(関連性の低い会話の為割愛)
エージェント・███: そういえば、先日某テレビ番組で紹介なさっていた現代風打ち豆汁(SCP-XXX-JP-B)ですが、あちらは一体どのような経緯でレシピをお考えになられたのですか?番組でも触れられていましたが、██町(SCP-XXX-JP-B1が存在する町)となにか関係でも?
██氏: ああ、あれね。あれ実は██町で細々と伝わっていた打ち豆汁のレシピをそのまま使っているんだよ。世間一般で広く知られている打ち豆汁より少し味が濃いめで洋風っぽさもあるから、今の若者に人気が出るんじゃないかなと思ってさ。放送日も正月前だから、ぜひとも元旦のテーブルに並べてもらいたいなぁなんて。ははは…。
エージェント・███: 細々と伝えられてきたレシピをそのまま…ですか。ということは██町の取材を行い、その際に発見したと。
██氏: うん。観光半分だったのに良い料理に巡り合えたのは幸運だったよ。それにあれ、実は結構歴史が長い郷土料理らしくてね。それにまつわる神話なんかも聞かせてもらっちゃって、郷土料理研究家としてもうこれは広めるしかないぞーって思っちゃったんだ。
エージェント・███: 興味深いですね、詳しくお聞きしたいです。
██氏: 料理より神話に食いつくなんて面白いね。昔から██町を守ってくれている神様がいて、そいつと他の神様がある時ケンカしたんだと。それでお互いの信仰心を見せつける為に、その地方に伝わる料理が多く食べられた方が勝ちってルールで戦ったらしい。そのケンカに使われてた料理がこの現代風打ち豆汁ってわけ。結果として██町の神様は負けちゃったんだけど、神様の為にその料理を食べようって風習がご老人たちの間ではいまだに受け継がれていたんだよ。
エージェント・███: ちなみに、もう片方の神様というのは?
██氏: 確か徳島県の方の神様って言ってたかなぁ…
(以降、関連性の低い会話の為割愛)
<録音終了>
このインタビュー後、██氏にはSCP-XXX-JP-Bに関する情報に対してクラスB記憶処理が施されました。また、当該テレビ番組の放映データは財団により回収され、調理方法に誤りがあったという内容を早急に放映しました。
その後、財団は徳島県██村██山の標高が9.9m下降していることを発見しました。さらなる調査によって██村には██町と同様の風土記が存在し、SCP-XXX-JP-Aの調理方法を突き止めました。この間にもSCP-XXX-JP-A1及びSCP-XXX-JP-B1の標高変化は起こり続けていたため、カバーストーリー「断層運動による地殻変動」及び「火山噴火の兆候」を適応させ、地元住民を避難させました。
既にSCP-XXX-JP-Bはテレビ番組を通し日本中に知れ渡ってしまった。手は尽くしたが、郷土料理研究家██氏の目論見通りSCP-XXX-JP-Bは年末年始にかけて多くの人に摂食されることになるだろう。SCP-XXX-JPに関する情報及び実験データを早急に収集し対策を講じなければ、SCP-XXX-JP-A1,B1の標高は12月31日から1月3日までの間に推定300m~████m変動し周辺地域の大規模な地殻変動は免れない。
-サイト管理者-███博士
一般家庭での当該SCP摂食による測定誤差を最小限にする為、全ての実験は午前2時から午前4時までの間に行われました。
実験記録439-06 - 日付20██/12/27
対象: D-XXX005~105
実施方法: 屋外実験場にてD-45345にSCP-439-JP-aを行わせた後、D-45370の投げた硬球を打たせる。
結果: 打球は例外を除き全て140~151mを記録。打球の軌道はフライ性からライナー性と様々だった。例外としてD-45370に当たったボールはそのまま落球し、D-45370は腕に全治2週間の打撲を負った。
分析: これまでの実験から予想される通りの結果となった。打球が障害物に妨げられた場合は例外となるようだ。飛距離の誤差はボールの重量差だけでなく風の影響などを受けているためと考えられる。
実験記録439-07 - 日付19██/4/27