SCP-XXX-JP ガラストンビ 下書き

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:safe

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト6-██の特殊塗料で塗装された2m四方の不透明の金属製コンテナ内部に設置された45cm×20cm×30cmの水槽内で保管する必要があります。水槽内は常に2パーセントの塩化ナトリウム水溶液で満たさなければなりません。ひと月に一度、Dクラス職員による塩化ナトリウム水溶液の交換を行い、その際、責任者による所持品検査を完了させたDクラス職員█名にはコンテナ前に置かれたロッカー内にある特殊塗料で加工されたゴム製作業服を着用させ、決して金属製品をコンテナ内に持ち込まないよう徹底してください。

収容違反が起きた場合、所持品検査を行った責任者は即時解雇処分とし、Dクラス職員█名は直ちに放棄しコンテナを厳重に施錠してください。Dクラス職員の使い捨ては認められません。20██年度以降の当該オブジェクトへの実験は禁止します。


説明:SCP-XXX-JPは19██年に██県で発見された、異常性を持つガラスに酷似した物体です。材質分析の結果、一般的なガラスの成分ではなく未知のたんぱく質で構成されており、金属磁力に強く反応する性質が確認されています。不活性時は継ぎ目のない歪んだくちばしのような形状を取り、常に地面より1.6センチメートルほど浮いています。

SCP-XXX-JPは周囲の磁力に反応すると活動を開始します。その際は自壊し、破片となって対象めがけて時速約████で飛翔します。収用方法が確立されるまでは円形の水槽に投入するだけでしたが、その後の研究にてSCP-XXX-JPは金属よりも磁力に強い反応を示すことが判明しました。ごくまれに、破片の数およびSCP-XXX-JPの大きさに変動が生じることがあります。拡大、増加こそありますが縮小または減少は現在に至るまで確認されていません。

SCP-XXX-JPは発見当時、別SCPの確保のため派遣された機動隊が付近の安全確認中、比較的新しい廃屋を発見しました。玄関の戸は開いており、外からでも視認できる位置に置かれた既知のステルス塗料が塗られた業務用小型コンテナに収められた状態で発見されました。確認の際に本機動隊の指揮に当たっていた庄司隊長がコンテナに触れたところ、フタを突き破ってSCP-XXX-JPが活性状態で飛び出し、庄司隊長は破片を全身に受けその場で死亡が確認されました。この際、どのようにして外界を視認したかは不明です。飛翔した破片は周囲の機動隊数名にも加害し、一人が裂傷による失血性ショックで死亡、二人は走って逃れましたが微小な破片が服に付着しており、SCP-XXX-JPによる攻撃は続行されました。体内に入った破片の摘出手術の際にも破片は行動しましたが、医師などには攻撃せずその場を漂うだけにとどまり、このことから収用方法の推測がなされました。

SCP-XXX-JPの発見時、特別収容プロトコルに近い状態で保管されていたことから、廃屋の主は当該オブジェクトの異常性及び性質を理解していたと考えられます。聞き込みを行ったところ、廃屋の主は城島█という名前で、ビーチコーミングを趣味にしていたとの証言が得られました。

SCP-XXX-JPの実験は、その特性から困難を極めました。しかし、[検閲済]回の実験を行うことに成功し、そのうち有効であると考えられる実験内容を記します。

補遺1: 当該オブジェクトの面積に急激な増加が見られます。考えられる原因は、人体に含まれる塩分や血中の鉄分といった微弱な磁性体をある程度吸収してしまったからであると推定し、危険性を顧みて監視カメラのみでの監視にとどめ、接触は禁じます。20██年8月以降の状態は不明です。

補遺2:不活性時の形態を写真に収め照合した結果、軟体動物の一部にみられる『カラストンビ』と呼ばれる器官に形状が酷似していることが判明しました。又、軟体動物には光るものを嫌う性質を持つ生物も存在し、実験前に推察されていた金属に反応というのはある程度正しい推論でした。攻撃の際、博士の腕時計の反射を嫌った可能性も浮上しています。今まで当該オブジェクトには無いと考えられていた思考能力が存在する疑いがあります。

報告は以上です。



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批評中下書きリスト



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