nobita-modoki

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPの全個体は、サイト-81██の専用の収容室に保管されます。新たなSCP-XXX-JP個体が届けられた際も同様に保管してください。レベル3以上の職員がSCP-XXX-JP個体群と会話することはなるべく避けるようにしてください。嗜好品の供与は外部との連絡が取れるもの以外は許可されています。

説明: SCP-XXX-JPは20██年から不定期に財団、または財団職員宛に届けられる人型フィギュア群です。サイズ、特徴共に[検閲済]社製の「██████」シリーズに酷似しています。材質は大半の個体がポリレジン樹脂製と思われますが、サンプルの採取の試みは今のところすべて失敗に終わっています。SCP-XXX-JPのモチーフはほぼ全てが現在財団で収容されているSCPを擬人化、あるいはデフォルメしたものです。現在までに財団が所有するSCP-XXX-JPの個体数は████体です。モチーフとなったSCiPの自我のあるなしに関わらず、SCP-XXX-JPの全個体は知性を持ち、自立的な行動、及びこちらと会話することが可能です。また、SCP-XXX-JPの各個体は自身のモチーフとなったSCiPの特性を把握しており、一部個体は現在財団の把握していない情報も持ち合わせています。またSCP-XXX-JPの中にはモチーフとなったSCiPに関連した異常性が存在する個体がありますが他の物体に影響を及ぼすものを備えた個体は現在確認されていません。SCP-XXX-JPの個体間には兄弟姉妹のそれに近い上下関係が存在し、早期に届けられた個体の方がより上位であるようです。下記にSCP-XXX-JPの個体の一部を記します。

対象: SCP-XXX-JP‐5

インタビュアー:█████博士

付記: このインタビューはSCP-XXX-JP‐5の要望により収容室内で行われた。

<録音開始, [20██/██/██]>

█████博士:ではこれよりインタビューを開始します。

SCP-XXX-JP‐5: ああ、よろしく。

█████博士:SCP-XXX-JP‐5、貴方達は一体だれが作り出したのですか?

SCP-XXX-JP‐5: 誰、と言われてもね・・・生憎と彼の本名は聞いたことがなくてね。痩せて眼鏡を掛けた若い男性、という程度にしか彼を知らない。力になれなくて済まないとは思う。

█████博士:目的に関しては?

SCP-XXX-JP‐5: 財団職員に癒しを与える事、らしい。彼は君たちに肩の力を抜いてほしいそうだ。

█████博士:他に何か聞き及んでいることはないですか?

SCP-XXX-JP‐5:残念だけど、これ位しか思いつかないな。ごめんよ。

█████博士:では最後に、貴方はインタビューを収容室内、つまりはここで行うよう懇願しましたが、それは何故ですか?

SCP-XXX-JP‐5:ああ、脳味噌がどこにあるか見えないのに、一人で勝手に考えることができるものは信用しちゃいけない、そういう話さ。ウィーズリー氏も言っていただろう?

<録音終了>

補遺: SCP-XXX-JP‐1~4個体と共に、下記の文章が書かれた紙片がSCP-XXX-JP‐0により届けられました。以下がその内容です。

あなた方の管理している不可思議な物品を擬人化して可愛くデフォルメ!
姿や行動を見て癒されるもよし、解説を聞いて復習するもよし。
小さな"特別研究員"達を、あなた方に。
※注意!※
・彼らを破壊しようとしないでください。私共にも予想のつかない危険な事態が発生する場合があります。その場合、私共は一切の責任を負いません。
・彼らを引き離さず、なるべく一緒にいさせてあげてください。

                        有限会社だぁど



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