全体的な構想とオチで「オワタ」と思わせる落とし方は良かったと思います。財団手遅れオチはそれなりに数がありますが、こちらの記事は人間の生々しさが感じられて好みです。
SCP-XXXX-JPは読む限り「器官ごとに複数に分割された体組織」であると言うことなので、現在のままでも問題はないと思いますが、画像のキャプションは「SCP-XXXX-JPの一例(心臓)」と言ったように、そのうちの1つであると言うことを明記したほうがより良いのではないかと思います。
最後の文ですべての支部がSCP-XXXX-JP-Aに変異していることが示唆されていますが、日本支部が無事なのは情報を元にこれの対策をしていたからであると考えられます。
財団職員のSCP-XXXX-JP-A変異は最も避けられるべき事態だと思うのですが、ニルヴァーナがそもそも中国の要注意団体であることから関与が確認された時点で国外流出の可能性を鑑みて、最低でもニルヴァーナの行動範囲内である国の支部、及び統括する立場にある本部には、職員の感染対策を理由とした情報共有がなされていて然るべきだと思います。
そうならなかった理由がニルヴァーナの関与発覚時期にあるなら、ニルヴァーナの関与が確認されたのがCase3以前か以降か、もしくは以前でありながら間に合わないであろう日時での発覚だったことが示唆されているといいと思います。
もし「日本支部も手遅れ」なのが理由であるなら、最後の文で他支部へ情報の連携をしようと考えるのは不自然なのでこれは違うと解釈していますが、この解釈はあっていますか?
"問題なし"
については小説での表現なら「「問題なし」」がよいとは思いますが、報告書形式での記事なので現状のほうがよいと思います。
生前のSCP-XXXX-JPを保持していた女性はポリアンナ症候群2を患っていたことが判明しいます。
ついでに脱字報告です。判明しています、だと思います。