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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現地で収容されます。植生域はコンクリートの塀で覆われ、山管理所に偽装されます。それぞれ5つのSCP-XXX-JP種子サンプルが常に財団で保管され、SCP-XXX-JPの繁殖実験は何らかの要因でSCP-XXX-JPの数が減少した場合にのみ許可されます。

説明: SCP-XXX-JPは要注意団体″みどりのだいちプロジェクト1″によって作製された異常性を持つタンポボ群(Taraxacum platycarpum)です。SCP-XXX-JPはシロバナタンポポやカントウタンポボなど様々な種類が確認されており、種類ごとにSCP-XXX-JP-1~8までのオブジェクト指定がなされています。特筆すべき事項として全てのSCP-XXX-JPは在来種であることが挙げられます。2現在は最初に新潟県五泉市護摩堂山で確認されたカントウタンポポ種のSCP-XXX-JPにSCP-XXX-JP-1指定が割り振られています。

SCP-XXX-JPは一定値以上の破壊耐性を持ち、枯死することや折れることがありません。また、SCP-XXX-JPは自然環境下で花を咲かせず、常に冠毛の付いた種子3を付けた状態です。この種子は風が吹いた場合でも後述の異常性発現時を除き分離しません。ただし、これらの特性は植生域付近では発揮されず、域外に持ち出されたSCP-XXX-JPはその環境に関わらず急速に枯死します。

SCP-XXX-JPの異常性は人間によって種子が吹かれた時に発現します。風圧によって分離した種子は、想定される本来の軌道とは無関係に人間の耳孔を目がけて飛行します。耳孔に侵入した種子は、鼓膜などの諸器官を通過し4脳に到達します。

到達した種子は脳に根を張り、脳を養分として成長します。SCP-XXX-JPの苗床となった脳はSCP-XXX-JPの成長と共に萎縮します。脳が萎縮した対象の行動はアルツハイマー病の症状と酷似しており、一般人の脳でSCP-XXX-JPの種子が成長していた場合、病院のCTスキャンなどで種子が発見されることが殆どです。

SCP-XXX-JPは約3週間かけて平均35%まで脳の大きさを萎縮させます。その後SCP-XXX-JPは頭蓋骨の空いた空間に花を咲かせ、その成長過程で対象の頭蓋骨を破壊します。SCP-XXX-JPの花弁が確認できるのはこの成長過程のみであり、対象の頭部を切開した場合急速に枯死するためSCP-XXX-JPの花弁サンプルの取得には未だ成功していません。頭蓋骨を破壊された対象はこの時点で死亡します。

頭蓋骨を破壊した後、SCP-XXX-JPは種子を生み出します。これらの種子は対象の毛根から出現し、十分に成長した後風に乗って飛翔します。頭部から出現した種子から成長したセイヨウタンポボは約73%の確率でSCP-XXX-JPと同様の異常性を発現させます。

SCP-XXX-JPは新潟県五泉市の児童4名が連続して死亡した事件によって発見されました。児童らが通っていた小学校では行事として護摩堂山登山を行っており、その際にSCP-XXX-JPの影響を受けたものと思われます。児童が死亡した場所が病院内であったため種子の拡散はなされていないことが確認されています。

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  1. portal:3205804 ( 02 Jun 2018 12:45 )
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