SCP-XXX-JP 「インターンへようこそ!」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-a群が出現した場合、事情聴取を行い、異常性のある所持物品を一時的にSCP-XXX-JP-AOとして押収し、その後サイト-8119に収容してください。SCP-XXX-JP-a1はサイト-81XXに世界オカルト連合と共同で収容し、SCP-XXX-JP-a2はサイト-8119の人型収容シェルターに収容してください。また、SCP-XXX-JP-aは少なくとも1ヶ月に1度Aクラス記憶処理をしてください。SCP-XXX-JP-a2が希望した場合、常識力調査と適性検査の後財団に雇用してください。ただし、セキュリティクリアランスレベル2以上の付与は認められていません。

説明: SCP-XXX-JPはサイト-8181または世界オカルト連合ステーション-FE-392に数体の人型実体が出現するイベントです。
不定期にサイト-8181またはステーション-FE-392の玄関口に魔方陣が出現し、数体の人型実体(SCP-XXX-JP-a群に指定)が出現します。
SCP-XXX-JP-aはその証言により並行世界の住人とみられており、年齢の違う同一人物が存在します。SCP-XXX-JP-aはほぼ全員が転移は恐らく事故によるものであり、元の世界に戻る手段を知らないと証言しており、多くは非公式な財団や連合の説明会で起きています。そのため現在、SCP-XXX-JP-aの約8割は大学生と証言しています。
SCP-XXX-JP-aは奇跡論、概念学など、超自然的学問に対し中度から高度の知識を有しています。奇跡論に長けたSCP-XXX-JP-aは多くが妖術者です。(SCP-XXX-JP-a1に指定、それ以外をSCP-XXX-JP-a2に指定)また正常性維持機関や要注意団体について、一部齟齬があるものの基本的な情報を持っています。記憶処理に耐性を持っており、記憶処理後40日から90日ほどで回復します。
インシデントXXX-JP-1(補遺2参照)を受けて現在の特別収容プロトコルへ改訂されました。

補遺1: インタビュー記録 2019/08/14
最初にSCP-XXX-JPが発生した年でのインタビュー記録です。当初は財団への不法侵入者として処理する予定でした。

対象: SCP-XXX-JP-a-1

インタビュアー: 吉田博士

<録音開始>

吉田博士: それではインタビューを始めます。

SCP-XXX-JP-a-1: よ、よろしくお願いします。

吉田博士: 早速ですが、あなた方はどこから来ましたか?

SCP-XXX-JP-a-1: 伊勢崎市での説明会から来たんですけど…。何か話と違う。

吉田博士: 話と違うとは?

SCP-XXX-JP-a-1: 移動したらSCP財団の方が説明を引き継ぐって聞いてたんです。

吉田博士: そのような話はないですね。

SCP-XXX-JP-a-1: えぇ…。[鞄から端末を取り出す] この資料とか貰ったんですけど。

吉田博士: [端末を見る]ヴェール崩壊?1710-JP?おかしいですね。ヴェールは健在で1710はまだ欠番だったと思いますが。それより財団についてどこまで知っていますか?

SCP-XXX-JP-a-1: えっと…今って何年ですか?

吉田博士: 2019年8月14日です。

SCP-XXX-JP-a-1: ああ、なるほど。分かりました。私は2035年から来た者です。こちらでは1998年にヴェールが無くなりました。

吉田博士: そういうことですか。そちらの世界の詳細は後で聞きます。さて、あなたはそちらで何の仕事をされていたんですか?

SCP-XXX-JP-a-1: 学生です。帝都大学奇跡学部4年生です。

吉田博士: 帝都大学?

SCP-XXX-JP-a-1: ああそうか。確か前の首都の東京って所が災害で住めなくなったらしく、新しく設立したらしいです。

吉田博士: 説明会と言っていましたね。就活中でしたか?

SCP-XXX-JP-a-1: そうですね。大学院に進む予定でしたけど先に財団やGOCに入ればより良い奇跡論の研究が出来るかなと。

吉田博士: 奇跡論ですか。奇跡学部ではどのような研究をされているのですか?

SCP-XXX-JP-a-1: [削除済] (これが漏れたら奇跡論が普遍化してしまうような情報)

吉田博士: [削除済]が出来るんですね。

SCP-XXX-JP-a-1: ええ。私は何回かしかやってませんけどね。

吉田博士: ありがとうございました。インタビューを終了します。

<録音終了>

終了報告書: インタビューから、SCP-XXX-JP-a群は異なる世界線からこの世界に移動したことが判明しました。また、SCP-XXX-JP-a-1はタイプブルー:妖術者であったため、サイト-8119にて財団の保護下に置かれました。インタビューに関連した人物は全員、奇跡論の情報についてAクラス記憶処理を受けました。

あれはまずい。彼の発言が本当ならば彼の世界ではパラテックが一般家庭に普及している。異常学問もよく体系化されていて少し聞いただけの私も今すぐ魔法使いになれそうだ。 —吉田博士

SCP-XXX-JP-a-2、SCP-XXX-JP-a-3へのインタビューも同様に行われ、どちらもサイト-8119に収容されました。

補遺2: インシデント記録XXX-JP-2
2021年5月5日、財団サイト-8119は世界オカルト連合物理PHYSICS部門から襲撃を受けました。連合はSCP-XXX-JP-a群を解放して逃走を図り、その際サイト-8119に収容されていた一部の人型オブジェクトが収容違反しました。
これに対し機動部隊X-X"XXX"、Y-Y"YYY"を出動させました。また、財団は世界オカルト連合に対し批難声明を出しました。1時間後、世界オカルト連合は一部部隊の暴走によるものだと陳謝し、鎮圧部隊の派遣を通達しました。
連合の部隊到着後、2時間の攻防の末、襲撃部隊とSCP-XXX-JP-b群は終了され、連合との協力の下収容違反は解決されました。
以下の文章はSCP-XXX-JP-a-1収容時に提供されたスケッチブックの解析の結果得られた日記と思われる記述の一部です。

2019/10/19
全部思い出した。確かこの部屋に連れて来られたあと、暇であっちで許可されている基本の火の術式を使ったら警備員が飛んできて記録をとられて記憶処理された。でも旧式だったのかもう抜けてしまった。というかこれは収容されたというやつだな。AFCですら権利が叫ばれてるのになんで普通の人間の俺が収容されなきゃならんのだ。日記帳だと何を書いているか見られてしまうと思うからスケッチブックを要求してみた。今日から日記をつけようと思う。帰ったときにこんな非人道的所業を報告するためにも。

2019/11/28
ここでの生活も慣れてきた。待遇自体は悪くないのだ。ただ自由がないというだけで。一緒に転移した人たちとは離れた場所に収容されているのか、その人たち気配は全くしない。連絡が取れればもうちょっと安心できるのに。

2020/02/04
あまりにも暇すぎる。頭部のメモリーに入れた本は一冊しかない。この世界の小説を要求して読んでみたが、設定が生理的に無理だった。何が魔法の世界を現代技術で無双だ。現代技術を語るのに魔法と科学を区別するんじゃない。こんなことなら紙の本に固執せずにもっと本をメモリーに入れとくんだった。

2020/05/13
なんと一緒に来た人たちと連絡が取れた。奇跡論での連絡は監視されていたが、技術が遅れ過ぎていたから今の連絡方法なら監視が意味をなさないのだ。どうやら被収容者はちょっとずつ増えているみたいだが、連絡が出来るならやりようはいくらでもある。希望と興奮が湧いてきた。異世界で現代技術チートしていたあれもこんな気持ちだったのだろうか。確かに悪くない。財団に技術の違いを知らしめようではないか。

2020/06/01
かなり作戦はまとまってきた。しかし人員が足りない。少しずつ転移する人は増えているので、次に収容される人たちを待つことにした。この間に不審なことをして身動きが取れなくなったら失敗に近づくので、みんなで出来るだけお行儀よくしなきゃいけないのが少しもどかしい。

2020/08/12
僥倖だ。どうせ通じないからと試しに通信のレンジを広げてみたらGOCに転移した人と繋がった。色々聞いたら今は奇跡論センターで勉強していて、多くの人はもう少しで各部門に配属されるかもとのことだった。武装して襲撃してくれるのであればこれ程楽なことは無い。元の世界に戻るためにも助けを借りることに決めた。

2021/03/31
あと1ヶ月で作戦決行だ。ここまで相当長かった。ここの警備は厳重なので、出来るだけ手薄な日を狙うことにした。5月5日だ。この日は有給を取る人が少し多いらしい。人員もまあまあ増えたのでこれで負けることはないと思う。逃げた後は転移の研究をしないといけないので逃げ出せたら勝ちではないが。帰ったらどうしようか。とりあえずAFCの権利運動に参加しようと思う。では頑張ってくるよ。

世界オカルト連合との協議の結果、次回のSCP-XXX-JP発生時以降、SCP-XXX-JP-a群を全て財団の管理下に置き、SCP-XXX-JP-a11は特設サイト-81XXで財団と連合で共同で収容すること、SCP-XXX-JP-aの持ち込んだ技術を全て開示しその一部を放棄することで合意しました。

彼らを優秀な人材として財団に置くことは出来ませんか。SCP-XXX-JP-a2は雇用されているといっても少し知識が深い者としてオブジェクトをこねくり回す仕事しか与えられていませんし、SCP-XXX-JP-a1は元々別の世界で一般人で、財団に友好的なのに厳重に収容されています。その収容も連合の力を借りてやっとという感じがします。
SCP-XXX-JPの根本を解決するため、また財団の今後の収容のためには彼らの知識と更なる奇跡論の実験研究が必要なのではないでしょうか。 -平山研究助手

我々の使命は正常性の維持、つまりこの世界の常識を守ることだ。
向こうの財団が1998年に何をやらかしたのかは知らないが、彼らと我々ではあまりにも常識が違いすぎる。人類は偉大で、面白いことはすぐ研究して派生させる。今SCP-XXX-JP-aしか知らないことが他の団体に漏れて派生されたらもう手が届かない。まして彼らの常識と知識を考えれば漏れない方がおかしい。
我々は必要以上のことを知る必要はない。彼らのではなく、この世界を守る為に。-O5-5

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