SCP-XXX-JP 「感情のサドル」

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アイテム番号: SCP-1412-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1412-JPはサイト-81██の標準収容ロッカーに収容されます。
SCP-1412-JPを用いた実験にはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員2名以上の許可が必要です。実験に用いる人材には必ずDクラス職員を使用してください。SCP-1412-JP-Aは実験に使用するもの以外はすべて焼却処分してください。実験に使用したDクラス職員には実験終了後に簡単なインタビューを行ってください。
また、SCP-1412-JPの発見経緯からSCP-1412-JPが発見された██県██市では、自転車の訪問販売を禁止しています。██県██市で自転車の訪問販売を目撃した場合、速やかに販売員を確保してください。

説明: SCP-1412-JPは日本で一般的にママチャリと呼称されるシティサイクルです。生産元は判明しておらず、SCP-1412-JPの生産時期も不明です。SCP-1412-JPは一般に流通しているシティサイクルとの構造的、化学的差異は見られませんが、損傷や破壊は不可能であり、常に新品の状態を保ちます。[[include component:image-block
|name=感情のサドル.jpg
|caption=実験1412-JP-6で発生したSCP-1412-JP-A。
]]
SCP-1412-JPの異常性はSCP-1412-JPのサドルに10分以上座った状態を維持することで現れます。SCP-1412-JPのサドルに座った状態を10分以上維持すると、SCP-1412-JPのサドルがパン(以下、SCP-1412-JP-A)に変化します。この時、対象はその変化に気づかず、他者からの指摘や指示があっても、座った状態を維持しようと試みます。ただし、この時、対象を強制的に降ろすことは可能です。強制的に降ろした場合、対象はSCP-1412-JPに執着しなくなり、サドルは元の状態に瞬時に戻ります。SCP-1412-JPのサドルの変化までの時間には差がありますが、おおむね変化を始めてから30分以内に完全にSCP-1412-JP-Aに変化します。
SCP-1412-JP-Aはさまざまな種類が確認されていますが、SCP-1412-JPに接続されている場合は潰れないことを除き、一般的なパンとの差異は確認されていません。SCP-1412-JP-AはSCP-1412-JPとの接合部から容易に取り外すことが可能です。SCP-1412-JP-Aを取り外したとき、SCP-1412-JPはSCP-1412-JP-A発生以前の状態に瞬時に変化します。SCP-1412-JP-Aを摂食した対象は、対象の人生で一番強く抱いた感情とその情景を想起することが、実験に用いたDクラス職員の証言から判明しています。また、過去に一度でもSCP-1412-JPからSCP-1412-JP-Aを発生させたことのある対象は再びSCP-1412-JPに座っても異常性は発現しません。以下はSCP-1412-JPの実験記録です。

SCP-1412-JPは20██年█月██日、男性がSCP-1412-JPに乗って女性と██県██市の公道を走行しているところを財団エージェントが目撃し、回収に至りました。財団エージェントが目撃したときは、SCP-1412-JP-Aは変化段階でしたが、回収時は男性がSCP-1412-JP-Aを食べている最中でした。SCP-1412-JPの入手経緯の調査と男性の経過観察のため、後日男性と女性に別々にインタビューが行われました。以下はその2人に行われたインタビュー記録です。


調査開始から1週間後、SCP-1412-JPの訪問販売の目撃情報が多数報告されました。目撃情報及び撮影された写真から男性の外見的特徴の割り出しを試みましたが、目撃した人物全員が訪問販売を行う男性の外見的特徴を記憶しておらず、写真も全てモザイクのかかった状態であったことから、男性はミーム的異常性を発生させる物品、または現実改変能力を有している可能性が指摘されています。これらの情報から男性は異常物品の取り扱いが得意であり、他にも多数の異常物品が存在する可能性が高いと推測されています。また、異常物品を安値で販売していることから、金銭目的の活動ではないと考えられており、現在財団では要注意団体との関りも視野に入れて調査を進めています。加えて、他の地域でも同様の事例がないか調査中です。

補遺: 調査開始から1か月後、██県██市のとある民家で自転車の訪問販売が行われているのをエージェント██が目撃し、販売員の男性の確保を試みました。その結果、確保は失敗し逃走したため追跡を行いましたが、人混みへと逃走したことで男性を見失い、追跡は失敗に終わりました。また、男性から以下の手書きのメモが回収されました。

前;記憶…実験終了
今;感情…終わったら報告
次;意識…開発部待ち

このメモの内容から、訪問販売の男性は異常物品を扱う団体と関与していること、他にも異常性を持つ物品の実験が行われている可能性が高いことが推測されるため、今後財団は要注意団体とそれらの関与する事件の更なる調査を行う予定です。


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