このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1231-JPは、サイト-81██の標準的な収容室に上段と下段を別にした状態で保管されます。SCP-1231-JPを用いて実験する場合は担当職員の許可を得たうえで行ってください。また、実験1231-5により未収容のSCP-1231-JPがあることが判明しました。このことからオブジェクトクラスの格上げが申請、承認されました。未収容のSCP-1231-JPを発見した場合、速やかに担当職員に報告、回収してください。
説明: SCP-1231-JPは一般的な2段ベッドです。同型の2段ベッドとの構造上の差異が確認できないにもかかわらず、回収時から劣化の兆候が見られません。
SCP-1231-JPは2つのベッドが上下に組み立てられたうえで、それぞれの段に生存しているヒトを含む哺乳類サル目が1匹ずつ就寝した際に異常性が発生します(以下、使用者a,b)。異常性を受けた使用者a,bは昏睡状態になり、外部からの刺激で覚醒しなくなります。就寝から8~10時間後に使用者は自発的に起床します。この時点で使用者aの身体に使用者bの精神が、使用者bの身体に使用者aの精神が存在している可能性があることに留意してください。再度SCP-1231-JPで就寝することで元に戻ることができますが入れ替わっていた間の記憶が混濁するため、使用者の記憶、精神が不安定になります。この記憶の混濁は記憶処理で対処が可能です。
異常性が発生している際、使用者a,bは共通の明晰夢を見ます。夢の内容はほとんどの場合で「異世界の中で人のようなものに出会い、会話をする」といった点で共通しています(以下人型実体をSCP-1231-JP-1と呼称)。
SCP-1231-JP-1は使用者の明晰夢に現れる人型実体です。見かけの姿は実験のたびに変化しますが、同時に異常性を受けた使用者a,b両者の認識は一致します。SCP-1231-JP-1は夢の中で「誰かと入れ替わりたいと思ったことはないか」「君たち2人の身体を入れ替えないか」といった内容の提案をしてきます。この提案に使用者a,bの両者が肯定的な意思を示した場合、使用者達が入れ替わります。どちらか一方でも否定的な意思を示した場合は入れ替わることなく起床します。双方、あるいは一方がヒト以外の動物の際の意思表示がどのように行われているかは不明です。SCP-1231-JP-1の特定作業は同人物が使用者の問いかけに答えないため失敗に終わっています。実験1231-8より、199█年に死亡した山岸██氏であることが判明しました。
SCP-1231-JPは20██/04/██、実家で休暇中だったエージェント██の「息子たちが入れ替わった」という報告から発見、回収されました。エージェントは当オブジェクトを「中古家具店で購入した」と証言しており、該当店舗に確認をとったところ流通元への有用な情報を有していなかったため記憶処理を行い解放しました。
インタビュー記録1231-JP-1 20██/06/██
実験1231-8の際現れたSCP-1231-JP-1に対するインタビューです。対話を円滑に進めるためSCP-1231-JP-1が名乗った山岸という名前で対話しています。
事案1231-A
本事案は宇賀神研究員とその助手によって引き起こされました。宇賀神研究員の精神がSCP-1231-JPによって身体から消失したため動機などは不明です。また、実験1231-17は正式な実験ではないことを留意してください。
記事ここまで
予定タグ: euclid scp-jp 家具 睡眠 コンテスト
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:3981171 (03 Jun 2018 08:15)
Dクラス職員の番号は、D1221Xではなく、D1221-Xとした方が分かりやすいでしょう。(連番をハイフンの後に置くイメージです)
異常性についてですが、精神の入れ替えという描写もまぁ正しいのですが、財団トーンで書くなら「パーソナリティの入れ替え」とした方が良いような気もしました。人格や性格等他にも候補はありますが、精神でもまぁ問題ないとは思います。好みの範囲内です。
内容ですが、オチが少し弱いかなぁという気がしました。オブジェクト本人が直々に来て何か語るのは少し安直な気もします。せっかく睡眠に関するオブジェクトなのですから、寝言や寝相で何か表現してみると面白いかも知れません。
コメントありがとうございます。
・番号: そうさせていただきます。
・「精神」という単語: これに関しては私もどれがいいか悩んでいました。好みの範囲内、とのことなので他の方から何か意見が出るまではとりあえずこのままにしておこうと思います。
・内容: オチについては私も正直迷っていました。一歩引いてDクラスが「夢の中であいつがあんなこと言ってたぜ」とかにしてもまだ安直になってしまうでしょうか。寝相や寝言については思ってもいなかった案なので、アイデアが浮かぶようならぜひ使っていきたいと思います。
拝読しました。寝た人物が入れ替わる二段ベッドということですが、これだけではインパクトに欠けると思います。 出現する人型実体も、入れ替わりを引き起こしている主体というだけで、特に謎を深めていたり魅力的な要素にはなっていないと思いました。人型実体が必要ないならば、この要素は消した方が良いかもしれません。
2人が入れ替わるというのはミスリードで、実は入れ替わっていたのはもっと別のものである、などという驚きや恐怖を伴った構成を考えてみると良いかもしれません。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
コメントありがとうございます。
・インパクト: 私も変わるだけでは足りないと思い人型実体を足したのですが逆効果になっている気がするので思い切って消そうかと思っています。
・ミスリード: 「入れ替わっていたのは実は平行世界の人だった!」とかでしょうか。この記事の要になるであろう部分なので参考にさせていただきます。
実験を繰り返しているDクラス職員が、夢で会う人型実体の質問「二人の体を交換しないか?」に対して、「もう一人のDクラスではなく、あなたと入れ替わりたい」と答える……というアクシデントはどうでしょうか。
コメントありがとうございます。
なるほど…人型実体と入れ替わるということですか…それならこちらに来る-1や、夢の世界に残ったDクラスが何をするかといったストーリー展開ができそうですね。
貴重なご意見ありがとうございます。
現状の記事の展開的には、
1.寝ると精神が入れ替わるベッド
2.寝すぎると精神がもたない。他にも似たような未発見ベッドがあるかも。
こんな感じでしょうか。うーん……あんまり意外性は無いと感じました。k-calさんの言うように実はもっと別の奴が……などの方が面白そうです。
あと、SCP-XXXX-JP-1が都合良くオブジェクトの情報をくれる役割のように感じてしまったので、別の手段を模索するのも良いでしょう。
コメントありがとうございます。
・意外性: これに関しては私も「なんか…普通じゃない?」と思ってしまった次第です。どうにか新しい切り口を見つけていければと考えています。
・SCP-XXXX-JP-1: これについてもおっしゃる通りです。違った性格にするか、そもそも存在を消して「なぜか入れ替わるベッド」にするか等々考えていきたいと思います。