悪食のすゝめ

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP関連の文書は、サイト-8107内の低脅威物品保管ロッカーにて保管されています。SCP-XXX-JP-1の生成のためにSCP-XXX-JPを利用する場合、レベル2以上の職員の許可を受けた上で、SCP-XXX-JPの複写を利用してください。利用後の複写は、財団記録・情報保安管理局の機密文書処理のガイドラインに従って処理してください。SCP-XXX-JP原本及び複写のサイト外の持ち出しは禁止されています。

SCP-XXX-JP-1を用いた実験を行う際、動物実験の場合は2名のレベル2以上の職員の許可が、人体実験の場合は2名のレベル3以上の職員の許可を受けてから行ってください。人体実験おいて、SCP-XXX-JP-1の治験者はDクラス職員のみであり、Dクラス職員以外の職員を治験者にするのは禁止されています。実験計画の内容については、事前に財団日本支部倫理委員会の精査と許可が必要です。実験後、使用しなかったSCP-XXX-JP-1は財団化学部門が制定した化学系異常物品廃棄物適正処理マニュアルに従って処理してください。

説明: SCP-XXX-JPは異常性を持つ向精神薬(SCP-XXX-JP-1に指定)の生成方法と作製された薬剤に関する実験データが記述された書類群です。SCP-XXX-JP-1の生成過程について、財団日本支部の有機化学部門及び魔術・錬金術部門の解析によると、近代有機化学と中国由来の錬丹術、欧州由来の近代魔術薬学が混在して用いられていることが判明しています。

SCP-XXX-JP-1はエフェドリンを主原料して、上記の特異な作成法で生成された異常性を持つフェネチルアミン系向精神薬です。

SCP-XXX-JP-1は中枢神経において、視床下部及び報酬系に対しては興奮作用を有し、逆に扁桃体及び前頭前皮質に対しては抑制作用を有します。

SCP-XXX-JP-1をヒトの成人おいては、最低量として20 mg、または以上の分量を経口摂取または静脈注射した場合、薬理作用が発現します。SCP-XXX-JP-1の短期的生理学的効果として、持久力や身体能力の向上、性欲・性感の増加、発汗量の増加、活動亢進、神経過敏等が挙げられ、アンフェタミンやメチルフェニデート等のフェネチルアミン系向精神薬に見られる副作用である食欲減退はなく、逆に食欲増進作用が見られるのが特徴です。また短期的な精神的な作用として、注意力の亢進、多幸感、集中力の増加、早口、他者への信頼感の増大、社交性の向上が見られます。

SCP-XXX-JP-1は同じフェネチルアミン系向精神薬で、一般社会では違法薬物として認知されている、アンフェタミンやメタンフェタミンと比較して、軽度の精神依存のみであり、身体依存はありません。

SCP-XXX-JP-1の異常特性は、長期間(最低1ヶ月以上)に渡ってSCP-XXX-JP-1を常用した場合に発現します。SCP-XXX-JP-1常用者は、異常な摂食障害を発症し、栄養価の無いもの、または個人的嗜好や社会通念的・宗教的に摂食すること嫌悪・忌避するものに対して無抵抗になり、摂食したいという欲求とその欲求に従って摂食する症候が現れます。

SCP-XXX-JP-1常用者の主観的に摂食可能だと判断した、または第三者からSCP-XXX-JP-1常用者に摂食可能だと指摘された物品に対して、SCP-XXX-JP-1常用者は躊躇無く摂食します。SCP-XXX-JP-1常用者に摂食理由を尋ねられると、「美味しそうだと思ったから」「食べられると言われたから食べた」などの返答を返し、摂食物に対して、栄養学的・衛生的・社会通念的に不可食・可食なのかという判断が喪失していることが見られます。

このSCP-XXX-JP-1常用者の異常な摂食障害は、SCP-XXX-JP-1の投与を中止しても、症状は永続的であり、各種薬物治療や記憶処理は効果がありません。この異常な摂食障害ついて、研究段階で詳細な病理学的なメカニズムは判明していませんが、SCP-XXX-JP-1は中枢神経、特に扁桃体及び前頭前皮質に対して不可逆的なダメージを与えていると推測されます。

実験記録XXX-JP-A-1 - 日付195█/██/██

対象: オスのカイウサギ(Oryctolagus cuniculus)1羽

実施方法: 対象にSCP-XXX-JP-1を1日1回の静脈注射による投薬を1ヶ月間行った後、鶏肉5gを与える。

結果: 対象は鶏肉を与えた直後、鶏肉に対して匂いを嗅ぐ等の興味を示すような行動を5分間とった後、鶏肉を摂食した。

分析:

補遺: SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-1は、1913年に戦前日本に存在していた要注意団体、満鉄特別試験所(満鉄特試、特試)において、満鉄特試所属の薬学博士鈴木 ██氏らの研究グループによって、エフェドリンから合成に成功し、薬剤名を██████と呼称され、商品化を目指して、第1段階の動物実験を経て、第2段階の人間に対する治験において、重大な事案が発生、その際に異常性が判明し、満鉄特試は██████の開発中止が決定しましたが、██████に関する研究文書は破棄されず、満鉄特試の資料室内の金庫に厳重に保管されました。

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