悪コン下書き「君たちは違う」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: ████団地はサイト-8125の担当班が管理し、出現したSCP-XXX-JPは速やかに収容してください。収容後はサイト-8125の収容ロッカーに保管してください。担当の機動部隊はSCP-XXX-JP内に明記されている地点へと急行し、一般人の保護および使用された兵器群や薬品群を回収してください。また、大規模事件の発生の際は周辺住民への記憶処理やマスメディアへの情報規制および改ざんをを行ってください。

SCP-XXX-JPの出現に伴い担当職員には精神鑑定が行われます。職員に異常が確認された場合は即座に対象を確保し、サイト指定の隔離室へと収容してください。

説明: SCP-XXX-JPは██県██市に位置する████団地に定期的に出現するA4サイズの紙です。SCP-XXX-JPに使用されている紙やインク等は日本で流通している通常の市販品であり異常性は見られません。

SCP-XXX-JPは毎年の午前11時00分に1枚出現します。この出現の原理は未だ解明されておらず、その瞬間も記録できていません。調査の結果、出現地点は以前田島 ██氏という人物が所有していた日本家屋があった地点と同位置であると判明しています。

田島氏に関しては198█年2月4日に急性心筋梗塞で救急搬送されており、その直後に死亡が確認されています。なお、田島氏に関するこれ以外の情報は未だ発見できておらず、戸籍情報や出生記録等も抹消されています。また、氏の死亡時期とSCP-XXX-JPが最初に出現した時期が重なる事やその情報の少なさからも財団は田島氏の存在がSCP-XXX-JPの出現に関与していると予想しており、要注意団体との関わりも視野に入れたうえで調査を継続しています。

SCP-XXX-JPの内容は日本全国で発生する凶悪事件の予告状です。対象には主に事件が発生する場所、日時、事件内容などが明記されており、それらの内容の終わりには赤色のインクで記入された「█████」というサインと目玉を模したと思われるシンボルが描かれています。

SCP-XXX-JPに明記されていた事件は今までに██件発生しており、内部職員による情報操作、妨害、未知の技術を用いた攻撃などにより財団がこれらに関与し事前に防止する試みは非常に困難です。

現在、SCP-XXX-JPを書いたと思われる存在(以下、SCP-XXX-JP-A)には不特定多数の人間の行動を操作する異常能力があると予想されています。その為、SCP-XXX-JPに明記されている全ての事件は本来はこれらの事件には一切関係していない筈の一般人によって行われ、財団職員内でもこれの影響を受け妨害工作に加担する人間が出現します。また、影響を受けた人間はSCP-XXX-JP内に記入されている█████に対して忠誠を誓うという内容の言動も行っており、何らかの催眠か洗脳が行われていると思われます。監視実験の結果、これらの影響はSCP-XXX-JPの出現と同時に受けていると判明しています。

これらの影響が消失した際には影響に関する全ての記憶が消失し、それに伴い事件収束後には事件概要や発生経緯などの記憶も消失します。被害者も同様に事件に関する概要を忘失します。

発生する事件の内容自体に法則性はなく、広範囲の犯罪行為がこれに該当します。現在、██件の犯行が成功、██件の事件の阻止に成功しており、金銭の強奪などにより███億円の損害が発生しています。しかし、大規模な破壊行為や殺戮行為に発展する事件に関しては前述した記憶の消去が犯行が完遂される直前に発生し、結果発生する全ての犯罪行為は成功には至りません。

SCP-XXX-JP-Aによる催眠、洗脳の正確な影響範囲は判明しておらず、現時点の見解ではこれに限界点は無いと思われます。また、影響下に置かれている段階での解除方法も確立できておらず、これらの報告を受けO5評議会はこの広範囲な異常性の影響を考慮し対象のオブジェクトクラスをKeterに分類しました。

発生した事件のまとめ

日時: 1999/4/2

犯人: 田中 ███ M██・█U███ 吉野 ██

事件概要: 場所は██県██市、██に位置する███銀行。午後1時に3名の犯人が銀行内にて発砲し、12名の人質を取り立て籠もった。なお、武装していた武器の中にはテスラ装置を模しかつ機関銃に似た形状をした放電装置や超音波発生装置と言った既存の技術を逸脱した装備を所有していた。

結果: 犯行グループは現地に停めてあった現金輸送車に強奪した金品と金銭を詰め込み、警察の包囲網を潜り抜け逃走に成功。その1時間後に国道███号線の地点で放心状態になっている3名の犯人が発見された。犯行前後に関する一切の記憶を忘れていた。なお、強奪された金銭は全て消失していた。警察関係者、周辺住民には記憶処理が施された。

日時: 2000/10/18

犯人: 岸田 ██

事件概要: 場所は██県██市。当時犯人は5歳から7歳の児童10名を誘拐し、SCP-XXX-JP-Aが提唱していると思われる思想や理念を再教育するという行為に及んでいた。また、格闘技術や暗殺技術などの教育も同時に行っており、高度な技術を有した兵士の養成が目的だったと思われる。なお、機動部隊が突入した際にはこれらの技術を習得した児童数名により4名の機動部隊員が負傷した。

結果: 機動部隊が突入しおよそ30分経過した時点で、犯人および誘拐された児童全員が事件発生中の記憶全てを忘れた。これにより、犯人と児童の保護が可能になった。

日時: 2003/3/11

犯人: ██・███ ██・D████

事件概要: 場所は東京、渋谷の███番地下下水道。当時、犯人らは下水道内の3か所に地震発生装置と思われる機械を設置しており、都知事に対して行政権利の譲渡を要求した。なお、この要求の20分前に██市にある██山を同様の地震発生装置を使う事で破壊するという行為を行った。

結果: 対応として日本政府と財団の協力により要求を飲み権利の譲渡を閣議決定したという偽の情報を流布した。しかし、それと同時に犯人および事件関係者の事件に関する記憶が突如消失。これにより事件は収束した。その後、突入した機動部隊により犯人らと装置の回収に成功。なお、崩壊した██山は記憶消失と同時に復元された。

日時: ████/██/█

犯人: [削除済]

事件概要: [削除済]

結果: 事件関係者、犯人の記憶が消失したことにより事件は収束した。[編集済]
一時は国が傾いたんだぞ。それが何も無かったかのように元通りだ。…こんな腑に落ちないことがあるか。-██博士

日時: 2017/5/9

犯人: ██博士

事件概要: 場所はサイト-81██の研究室。突如、██博士がSCP-████-JPの収容室を解放しようとした。

結果: ██博士が収容室を解放しようとした瞬間に記憶が消失し事態は収束。なお、これが確認されている事件の中で最も最小限な規模で収束した事案であると判明した。

補遺: 以下はSCP-XXX-JPの抜粋です。

補遺2: 2018年█月██日、一般人の通報により██県██市の古民家にて老人の孤独死体が発見されました。なお、家屋内部ではSCP-XXX-JPで予告された事件で使用された物と同様の兵器や薬品類が大量に保管されており、SCP-XXX-JPの内容と同じ内容が書かれている複数枚のコピー用紙も発見されました。

なお、老人の身元は判明しておらず、登録されていた氏名や個人情報も全て偽造された物であると判明しています。遺体には██回に及ぶ延命処置と人体改造の痕跡が見られ、死後およそ7年は経過している現在でも緩やかに腐敗が進行している状態です。また、一部通常の人間とは異なる身体的特徴もあり、異常に発達した犬歯や眉間部分にある第3の眼窩、平均的な成人男性よりもよりも2割ほど肥大化した後頭部などが確認されています。

現在、遺体はサイト-8125にて保管されています。

この遺体の発見に伴い、SCP-XXX-JPの出現頻度の低下が確認されています。

追記: 2018年█月█日、サイト-8125にSCP-XXX-JPが出現しました。以下は書かれていた文章の内容です。



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  1. portal:yanyan1 ( 03 Aug 2018 07:33 )
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