SCP-2096-JP 積み木で思い描く世界

このページの批評は終了しました。

rating: 0+x
blank.png

アイテム番号: SCP-2096-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2096-JPは現在、SCP-2096-JP-AとSCP-2096-JP-Bがサイト-81██の標準収容ロッカーに保管されています。担当者は、それまでに他の異常存在を担当したことがない者に限定されます。担当者は定期的に、SCP-2096-JPが積まれていない状態で保管してあること、ピースの数が変化していないことを確認してください。SCP-2096-JPを用いた実験を行いたい場合、クリアランスレベル3以上の職員2名以上の許可を得て、実施するようにしてください。

説明: SCP-2096-JPは、一般的に販売されている商品と同様に見える、積み木のセットです。 40個のピースが含まれたセットであり、異常性のない木材が素材であると判明しています1。ただし、積み木が収納された箱に販売元や製造元を示す文章や記号は存在していません。

SCP-2096は、2019/11/18、██県において「家で遊んでいた子どもが行方不明になった」という警察への通報と、その後行方不明になった子どもが、再び家の中に出現した事案を、該当地域に潜入していたエージェントが調査したことで発見されました。子どもに簡易的なインタビューを行った結果、「積み木で作ったお菓子の家の中で遊んでいた」という証言があったことから、家の形に積まれていたと思われるSCP-2096が異常なオブジェクトであると判断し、収容に至りました。該当の家族にはAクラス記憶処理を施してあります。

SCP-2096-JPの異常性は、積み木を用いて何らかの形を作り上げた場合に発現します(以後、積まれた状態をSCP-2096-JP-1と表記)。家や船など、SCP-2096-JP-1の形に応じた具体的なイメージを想定した上でSCP-2096-JP-1に触れた場合、触れた人物はSCP-2096-JP-1に取り込まれ、その場から消失します。消失した人物は、SCP-2096-JP-1に対する認識や、その人物の記憶に基づく異空間に取り込まれます。
ほとんどの場合において、消失した人物はSCP-2096-JP-1の付近に再度出現しますが、再出現までの時間に法則性はありません。これは、SCP-2096-JP-1に取り込まれた人物が再出現するための条件が、取り込まれた人物自身の意思によるものか、或いは生命活動が停止した場合であるためと推測されています。

以下の実験記録は、SCP-2096-JPの異常性を確認するために行われた中の、特筆すべき結果が現れたログになります。

実験記録2096-kの結果を受け、未だ解明できていない部分はあるが、Dクラス職員の不要な損失が発生しない程度の実験は概ね達成されたと判断されました。SCP-2096-JPを用いた更なる実験は、現在、クリアランスレベル3以上の職員2名以上の許可が下りた場合のみ実施されます。

補遺1: 2020/01/28、██県██市において、「積まれている積み木を崩したら子どもが死んでしまった」という通報がありました。潜入していたエージェントがSCP-2096-JPとの関与を疑い、財団が処理を引き継いで調査した結果、SCP-2096-JPが関わっていることが判明しました。被害者家族にはAクラス記憶処理を実施し、周辺地域にはカバーストーリー「階段からの転落による死亡事故」が適用されています。
このことから、SCP-2096-JPは量産された製品である可能性が判明しました。製造・販売された数が不明であることから、当オブジェクトはEuclidへのクラス変更が提案され、承認されています。また、回収されたSCP-2096-JPは、30個のパーツで構成されており、先に確保したものをSCP-2096-JP-A、この案件で回収されたものをSCP-2096-JP-Bと指定し、標準収容ロッカーに保管されています。

補遺2: 2020/02/08、実験記録2096-bの映像記録を再度確認していたところ、映像のノイズが消滅し、窓の外が映っていることが確認されました。原因は不明ですが、実験記録2096-bの際に入り込んでいたD-11329が死亡したためという仮説が立てられています。
映像記録における窓の外には、D-11329の報告と異なり、人間の死体が複数存在していることが確認されました。識別できる死体のうちいくつかは、以前行方不明となり、その後遺体で発見された児童の容貌と一致しています。
更に実験記録2096-iの映像を確認したところ、同様に映像が変化しており、倒壊前に映った窓の外にD-11329の死体が含まれていました。
このことから、入り込んだ人物の認識が映像と異なる現象や、ノイズ等による映像での認識の困難さは、このオブジェクトにより引き起こされたものであると判断されます。この変化を受けて再度SCP-2096-JPを確認したところ、以下の特徴が判明しました。

1. SCP-2096-JP-A、Bともに1~10の番号が振られたピースが存在する。その他のピースに番号は振られていない。
2. 現在、SCP-2096-JP-Aのピースの数は43個である。

以上の特徴により、SCP-2096-JPは本来10個のピースで構成されているが、SCP-2096-JP-1に入り込んだ人物が死亡した場合、その精神のみを内部に取り込むことでピースが増える性質を持つと推測されています。


    • _


    コメント投稿フォームへ

    Add a New Comment

    批評コメントTopへ

ERROR

The xin-chro's portal does not exist.


エラー: xin-chroのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:6430468 ( 14 May 2020 03:51 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License