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内部調査の際に撮影された町内部の写真に、建物の輪郭等に対して縁どり加工を施した画像
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPであるオブジェクトは3種の暗証番号を備えた金属製のロッカーに収納され、如何なる調査や実験も禁止されています。オブジェクトの影響の及んでいるエリアは、外周に作られた金網で囲われた上で常時3名の武装した警備員を配置し、周辺の住民などが立ち入らないように24時間の巡回と監視を行っています。また当該エリア以外にて不自然な白色化現象を確認した場合はフィールドエージェントが派遣され、担当研究員に報告されます。万が一オブジェクトによる影響を受けたエリアに住民などが侵入した場合は、クラスA記憶処理を行ってください。金網に損壊箇所が確認された場合は、逐次損壊箇所を修復してください。
説明: SCP-XXXX-JPは認識することで異常性を発現させるA4サイズのコピー用紙一枚(以下SCP-XXXX-JP-1)と、その異常性によって後天的に発現した、制御不可能な脱色及び白色化現象を発生させる疑似的現実改変能力を有する対象(以下SCP-XXXX-JP-2)を指します。
SCP-XXXX-JP-1が持つ異常性は、本体である用紙への視認行為によって認識した対象が持つ色を脱色不規則的に様々な色が混ぜ合わされていき、最終的に『現在存在しているものとは違う白色1』を上塗りされ、SCP-XXXX-JP-1とほぼ同一の異常性を持つSCP-XXXX-JP-2に変化させ恒久的な再着色を不可能にする一連の現象を指します。これらの現象はその視覚を有する対象の知性の有無、生物非生物を問う事無く発生します。
SCP-XXXX-JP-2の持つ異常性は、SCP-XXXX-JP-2がそれ以外の対象を視界に入れた場合に起こる、生物・物体・概念を問わないSCP-XXXX-JP-1とほぼ同一の能力です。SCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1と異なり、SCP-XXXX-JP-2を視界に入れても異常性は発生せず、あくまでSCP-XXXX-JP-2がそれ以外の対象を視界に入れた場合に異常性を発生させます。SCP-XXXX-JP-2はSCP-XXXX-JP-1の異常性によって視力が失われているにもかかわらず、その対象の視界と思しき範囲に入った対象に異常性の影響をもたらしている事から、視力の有無は関係無く発生します。
追記: このオブジェクトによる影響を受けた町内部に存在する建物や物品が、構造や構成している物質に関係無く隣接物が不自然に結合しているのを調査エージェントによって発見されました。調査チームの追加派遣により、SCP-XXXX-JPの異常性は物体などの白色化現象だけでなく、この世界の物体や概念を隔てている境界線を塗り潰し、個の存在を無差別的に曖昧にし結合させていることが判明しました。2
SCP-XXXX-JP-1は20██年に、京都府██市に存在するとある町付近の山中に建てられた███氏所有の研究所で███氏の助手によって発見されました。SCP-XXXX-JP-1の影響でSCP-XXXX-JP-2となった助手によって、研究所付近の町に異常性が拡散したのを現地派遣されていたエージェントが財団に報告し、その後鎮圧し収容されました。影響を受けた生物は発見者である███氏の助手と巻き込まれた財団エージェントを除いて全て終了の後に焼却処分されました。情報源として確保された助手とエージェントは現在財団内の隔離房にて目隠しをされサンプルとして保護されています。後述のSCP-XXXX-JPの影響により人体の輪郭の曖昧化によって意思の疎通が不可能になったため、終了され焼却処分されました。研究所所有者であった███氏の所在は現在不明です。フィールドエージェントの調査によって研究所地下で遺体で発見されました。発見された███氏の遺体はSCP-XXXX-JP-1による影響と思われる変化が確認されています。███氏の遺体状況及び残された資料は下記重要書類を参照してください。
補遺1: 発見当初は単なる白色への回帰現象が発生しているとされていましたが、異常性の影響を受けている建物の外壁のサンプルを解析した結果、計数不能の色と現時点で存在していない未知の物質が混ざりあってできた白色の様なもので上塗りされている事がわかりました。この未知の物質が白色化現象を起こしていると推測され解析が進められています。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:4153430 (01 Jun 2018 05:31)
分析: の項目だけ、項目名と本文の間に半角スペースが入っていないようです。
あまり英語に詳しくは無いので申し訳ありませんが、「steam性質」という語の意味がよくわかりませんでした。日本語にしない理由も含めて。
基本的には財団はアノマリー同士のクロステストは行わない為、わざわざ記述必要は無いと思いました。
項目名と項目本文の間に半角スペースを入れ忘れています。
「白の世界に憧れて、色を失わせるアノマリーを作った研究者とアノマリー」の話が主題だと思いますが、研究者の『白の世界に憧れる』という嗜癖にあまり共感できず、「危険なアノマリーとその起源」の話に留まっているように感じました。
sandselbstmordさん、返信ミスすみません
分析: の項目だけ、項目名と本文の間に半角スペースが入っていないようです。
→分析の項目の半角スペース修正しました
あまり英語に詳しくは無いので申し訳ありませんが、「steam性質」という語の意味がよくわかりませんでした。日本語にしない理由も含めて。
→これは誤植でした、困惑させてしまい申し訳ありません。
基本的には財団はアノマリー同士のクロステストは行わない為、わざわざ記述必要は無いと思いました。
→記載の削除をしました
項目名と項目本文の間に半角スペースを入れ忘れています。
→半角スペース修正しました。
「白の世界に憧れて、色を失わせるアノマリーを作った研究者とアノマリー」の話が主題だと思いますが、研究者の『白の世界に憧れる』という嗜癖にあまり共感できず、「危険なアノマリーとその起源」の話に留まっているように感じました。
→追記しました、情報の過不足や必要かどうかなどありましたらよろしくお願いします。
批評ありがとうございました。
全体の批評と共にこれらについての意見も頂けるとありがたいです。
よろしくお願いします。
「脱色するスポイト」は道具と異常性が噛み合いすぎていて、説明時点でそこまで興味を引けないと思います。脱色に関してより強くアプローチをかけたとしても同様ですし、「白色にする」って本当に脱色したことになっているんでしょうか? むしろ反射する光が多くなり、足し合わせてはいないでしょうか。
研究者による作成動機にしても、結局オブジェクト自体が8900-EXと差別化しきれていない異常性のため、やはりまだしっくりきていません。「白」に対して、違う方向から考えることが必要だと思います。白は骨の色でもありますし、光の色でもありますし、極端な話頭垢だって白く見えますね。単に脱色する以外にも「世界を白に染めよう」というアプローチはいろいろあるはずです。本来の目的や白という色の純潔なイメージに反して、醜い白が広がっていった方が博士の想いも綺麗に裏切れ、無念さが出ると思います。
ご指摘いただいた意見などを踏まえた上で、大幅な内容の改稿を行いました。
よろしくお願いします。
私も新参者なので参考にはならないかもしれませんが、コピー用紙から歪な白が広がっていくという異常性と███博士の迷走し失敗し、後悔している感じはすごく好きです。
A4用紙というのはおそらくコピー用紙のことを指していると思うのですが、用紙というのは「~に使う紙」という意味で正式にはそれ単体でコピー用紙のことを指すわけではないので、A4サイズのコピー用紙などとするべきだと思いました。
また、説明の第一パラグラフが煩雑過ぎると思います。SCP-XXXX-JP-2についてSCP-XXXX-JP-1とほぼ同一の能力などと説明され相違点を説明する形になっていますが、異常性が発生する条件などが異なりほぼ別物です。単にSCP-XXXX-JP-1を見た生物はSCP-XXXX-JP-2になること、SCP-XXXX-JP-2が視界に収めたものがSCP-XXXX-JP-2になることという風に説明するべきです。
説明の第1パラグラフが長いので、SCP-XXXX-JP-1と-2についての外見などの説明を第1パラグラフ、異常性の説明を第2パラグラフ(or SCP-XXXX-JP-1の異常性についてを第2パラグラフ、-2の異常性についてを第3パラグラフ)、のようにするといいと思います。SCP記事の文体とはを参考にしてみて下さい。
感想・批評ありがとうございます。
指摘箇所の修正を行いました。
この異常を生み出した「博士」をなぜ財団が「博士」と断定して呼ぶのか微妙にわかりません。██氏が妥当だと思います。
博士のメモについても、読ませるための洗練の余地があるでしょう。基本的に何かの出来事が発生しているわけではない独白ですので、もっと文量を削って簡潔にすると読者がついてきやすいです。
説明としてよくわからず、またそれまでの「白」から話が飛んでいる印象です。現実では境界線については黒で認識しないですから、なんらかの報告書内世界における異常やすり替えなのかとか、やることがぶれている気がします。