このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPを認識できる人間が非常に限られている事から、SCP-XXX-JPに対しては最低限の秘匿と監視のみが行われます。SCP-XXX-JP出現の条件を満たしていると思われる場所には監視カメラを設置し、SCP-XXX-JPの出現を抑制してください。
説明: SCP-XXX-JPはモンゴロイド系の人間に見える実体群です。現在までに57体が発見されており、それぞれSCP-XXX-JP-1~57に指定されています。SCP-XXX-JPの性別や年齢などの外見的特徴にはばらつきがあり、いずれも既存の人物と一致しません。服装はその大部分が「シンプル」「地味」と表現される簡素かつ質素なものであり、装身具を着装している個体、化粧や染髪を施している個体も確認されていません。
SCP-XXX-JPは日本全国の対象となった場所に突如として出現します。同時に出現する個体数は2~4体である事が多いですが、最低で1体、最大で16体が同時に出現した事が確認されています。SCP-XXX-JPの出現場所には複数の共通点が存在します。現在までに明らかになっている共通点は以下の通りです。
- 比較的降水量が少なく、晴天であることが多い地域に分布する。
- 監視カメラなどが設置されていない。
- 過去にその場所で1人以上の人間が自殺を遂げている。
- 上方に障害物となる物が無く、十分に空を確認できる。
SCP-XXX-JPは常に直立の姿勢と無表情を保ったまま、上を見上げて空を注視しているように見えます。外部からの刺激に対し一切の反応を見せず、動く姿も確認されていないため、自我の有無は不明です。
SCP-XXX-JPへの接触、及び視認は不可能ですが、稀にSCP-XXX-JPを視認できる人間が存在します。これはSCP-XXX-JPを映した映像や画像においても同様です。財団が確認した全ての事例において、その人物は必ずSCP-XXX-JPを視認してから二週間以内に死亡しています。これがSCP-XXX-JPの異常性によるものか、近日中に死亡する事がSCP-XXX-JPを視認できる条件なのかは不明です。ただし、財団が把握する以前のSCP-XXX-JP出現場所を訪れた人々の内、SCP-XXX-JPを視認できた人間がほぼ存在しないのに対し、財団職員、取分けDクラス職員にはSCP-XXX-JPを視認できる人間が明確に多い事に留意してください。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:3744611 (05 Jun 2018 10:40)
読ませていただきました。
青空に佇む人のような何か、死神とも思わせるその異常性の正体は、といったところでしょうか。
個人的には非常に好みの記事でした。全体の内容とそこから来るカタルシスも爽快です。ただ、個人的にはやはりほんの少し対ミーム処置のギミックがネックとなる印象です。ギミック以降の内容的に、適切な処置を行っていればそこまでの秘匿性を感じず、むしろ公開した方が良いように思えました。このギミックを排すると報告書全体が崩れてしまうでしょうし、"対ミーム処理が未だ不完全であるが、間もなく開発される"、などの理由を付けてもいいかもしれません。
また、僅かですが全体的に口語的な記述が散見されます。もう一度確認する、校正ソフトにかけるなどしてもよいかもしれません。
以上、個人的な意見でしたが記事作成の一助となれば幸いです。投稿をお待ちしています。
コメントありがとうございます。
「処置が未完成」という設定を取り上げさせて頂き、「これなら隠す必要あるんじゃないかな」という風に変えてみました…どうでしょうか?
また、口語表現と思われる個所を複数修正しました。まだ修正できていない箇所がありましたら指摘して頂けると幸いです。
全体的な構成はとても好みです。
気になる所といえば、SCP-XXX-JP-Aの目的が分かりそうで分からないところです。すべての自殺を防げるわけではない、というのがどういう線引きで行われているのかが分からないので、SCP-XXX-JP-Aがどの程度強い意思を持っているのかが分かりません。
自殺に成功してしまった時のSCP-XXX-JP-Aの反応の他、自殺を食い止めることに成功した時のSCP-XXX-JP-Aの反応なんかも書いてみて良いんじゃないでしょうか。
コメントありがとうございます。
対ミーム処置まわりの記述がややごちゃごちゃしてしまったので全て取っ払い、「専用クリアランスを持つ職員にのみ閲覧可能」という事にしました(ついでに要レベル3/XXX-JPクリアランスにしました)。