高嶺の花

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは█████高等学校の敷地内に、温室を設置して管理しています。█████高等学校はカバーストーリ―「違法建築」により、別校舎を建築し現在SCP-XXX-JPが管理されている旧校舎は廃校となっています。SCP-XXX-JPは、ヒトが触れることがないよう、温室を鉄柵で覆ってください。

説明: SCP-XXX-JPは、█████高等学校旧校舎の温室に植えられている、高さ3m程のツクシシャクナゲ(Rhodoleia championii)██本です。季節に関係なく花を咲かせる点、花の色が赤色であることを除いては一般的なツクシシャクナゲと外見上の相違点はありません。このツクシシャクナゲは█████高等学校園芸部に所属していた、月島 菫氏によって管理されていたことが判明しています。また月島 菫氏は、温室内で自害したと推測されており、遺体が教員によって発見されています。学校側としてはいじめを苦にした自殺であるとの見解を発表しています。

SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JPに触れた人間(以下SCP-XXX-JP-1)に対し発揮されます。SCP-XXX-JP-1が他の人間に接近した場合、接近された対象は面識の有無に関わらずそれを拒絶するようになります。縛り付け移動を不可能にしたうえでSCP-XXX-JP-1を近づけるなど、強制的に接近させることは可能です。また、臓器移植や輸血を行ったことのある人間がSCP-XXX-JPに触れた場合、臓器不全や吐血を引き起こし、多くの場合死亡します。

SCP-XXX-JP-1は、SCP-XXX-JPに触れてから平均して3日経過すると、SCP-XXX-JPの元へ向かうことのみに執着するようになります。SCP-XXX-JPの元へ到達したSCP-XXX-JP-1は、自殺を図ります。SCP-XXX-JP-1は死亡後、平均して10日かけ分解され、SCP-XXX-JPの養分となります。SCP-XXX-JP-1が分解されるのと並行して、SCP-XXX-JPは花を咲かせ、果実をつけます。この果実を食した生物は、摂食してから24時間後にツクシシャクナゲが体を裂いて発生します。このツクシシャクナゲにもSCP-XXX-JPと同様の異常性が発見されました。

以下はSCP-XXX-JP-1を椅子に縛り付けたDクラス職員に接近させた際の反応です。

対象: D-48045

距離: 10m

反応: D-48045は近寄りがたい雰囲気を感じると証言している。若干の発汗と心拍数の増加が確認される。

対象: D-48045

距離: 5m

反応: D-48045は威圧感や嫉妬心、嗜虐心を感じると証言している。今すぐ接近させるのをやめてくれと懇願する。更なる発汗と心拍数の増加、手足の震えが確認される。

対象: D-48045

距離: 1m

反応: D-48045は失神する。発汗と心拍数、手足の震えはこの時点で安定する。

対象: D-48045

距離: 0m(SCP-XXX-JP-1にD-48045を触れさせる)

反応: D-48045は反応を見せない。後のインタビューにて、失神している間、█████高等学校に在籍していた、月島 菫氏の経験を追体験していたとの証言が得られている。

以下は、D-48045へのインタビュー記録です。

インタビュー記録XXX-JP

インタビュー対象: D-48045

インタビュアー: 薮下研究助手


<記録開始, 2019/04/01>

薮下研究助手: インタビューを開始します。SCP-XXX-JP-1に接近されたときのことを教えてください。まず10mから。

D-48045: 近寄りがたい雰囲気を感じました。それとこの人には近づいてはならないと体が拒否しているようでした。

薮下研究助手: 5m時点ではどうでしょうか。

D-48045: 威圧感や嫉妬心、嗜虐心を感じました。気を失いそうになるほどの感情の爆発を感じました。

薮下研究助手: 1m時点では実際に失神しましたね。

D-48045: はい。恐怖のあまり失神しました。こんな体験初めてです。

薮下研究助手: 触れられたときはどうですか。何か感じましたか。

D-48045: 失神していましたが、触れられたのははっきりとわかりました。その瞬間、彼女の体験したことを追体験したんです。

薮下研究助手: 彼女とは?

D-48045: 月島 菫さんです。█████高等学校の1年生でした。

薮下研究助手: 何を追体験したのでしょう。

D-48045: 彼女の虐められた経験です。彼女はいわゆる高嶺の花とされる存在でした。それをうらやんだ他の生徒に虐めを受けていました。トイレにいると上から水をかけられました。お弁当を捨てられました。靴を隠されました。伸ばしていた髪を切られました。それでも"私"はあのシャクナゲがあれば耐えられたんです。あの子に元気をもらえたんです。それがそれがそれがそれが!

薮下研究助手: 落ち着いてください。あなたは月島氏ではないでしょう。

D-48045: …すいません。落ち着きました。なんだかまだ彼女が私の中にいるような気がして。それで学校に植えられてるシャクナゲの木が心の拠り所だったんですけど、それを知った教育委員長の娘が校長先生に温室の取り壊しを打診したんです。校長はそれを快諾して、温室が取り壊されることになりました。"私"はそれが悲しくて悲しくて、死ぬのなら一緒に死にたいと思ってシャクナゲの元で自害しました。

薮下研究助手: ありがとうございます。それでは。

D-48045: あ、それと1つ。

薮下研究助手: なんでしょう。

D-48045: 彼女の存在をあの木の中に感じます。今でも彼女とつながってる気がして。

薮下研究助手: 感じるというと。

D-48045: …いえ、すいません。なんとなくそう思っただけです。

薮下研究助手: そうですか。ありがとうございます。これにてインタビューを終了します。

<記録終了>

月島 菫氏の自宅を調査した結果、日記帳が発見されD-48045の証言の内容と一致したことが確認されました。


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