開かずの間

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SCP-XXX-JP内部に存在するコンピュータと同型のもの

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはマンション1棟を封鎖することで収容してください。SCP-XXX-JP内部のDクラス職員が死亡した場合、24時間以内に小説等の執筆経験のあるDクラス職員をSCP-XXX-JPのドアの前へと配置してください。

説明: SCP-XXX-JPは██県██市に存在するマンションの1室です。この部屋はホラーミステリー小説家である塚本 隆二氏の自宅であったことが判明しています。ドアや窓は不明な原理により閉ざされており通常の方法で内部に侵入することはできません。内部構造は一般的な1LDK構造となっています。各部屋は塚本 隆二氏が生活していたそのままの状態で保たれており、洋室の最奥にはコンピュータが配置してあります。画面には書きかけの原稿が表示されています。洋室の隅には遺体が存在しており争った形跡はなく、自害したものと推測されています。この遺体は不明な原理により移動させることが不可能です。遺体は風化の傾向を示しません。

SCP-XXX-JPの異常性は内部に侵入した1人目の人間を脱出させず、2人目以降の侵入を不可能にする点です。人員の行き来は不可能ですが、ドアに取り付けられた郵便受けを介してのみ物品のやりとりをすることが可能です。またSCP-XXX-JP内部に存在する人間は小説を書き上げなければならないとの強迫観念に駆られます。しかし食事を摂るなど生存に必要な行動は容易に行えるものとなっています。また、内部では不明な原理により通信機器の使用は不可能です。

SCP-XXX-JP内部へと侵入すると50代から60代程度の男性の声で"お前が次の書上 繕一朗
しょがみ ぜんいちろう
1だ"と聞こえます。そのままコンピュータ前の椅子に座らずに1か月間過ごすと侵入した対象はその人物に由来した一般的に密室トリックと呼称される方法によって殺害されます。遺体はその後10分程で消失し、その代わりに死亡した際の状況を細かく記述したフロッピーディスクが出現します。フロッピーディスクには"参考資料"という文字列と、タイトルが記載されています。以下は、確認された殺害方法とフロッピーディスクのタイトルです。

殺害対象: D-48044(元農家)

殺害方法: 換気口から不明な薬剤を流し込まれ、それを吸入することにより死亡する。不明な薬剤はその後消失した。

タイトル: 農家の嫁は教師!██ 良子2のふるさと殺人事件!!「疑惑の花嫁~殺人犯の朝は早い~」

殺害対象: D-48584(料理が趣味であると公言している)

殺害方法: 財団の支給した栄養食に不明な毒物が突如発生し、死亡する。

タイトル: 厨房の次は法廷で会いましょう

殺害対象: D-64225(強姦殺人罪にて死刑逮捕歴が存在)

殺害方法: SCP-XXX-JP内部に人型の男性と思われる実体が出現、D-64225を[検閲済み]後、[検閲済み]が膨張し[検閲済み]にて殺害する。人型実体は不明な方法にて窓から脱出し、糸を使って窓の鍵を外からかけた後、消失した。

タイトル: 愛という名のもとに

殺害対象: D-76560(元SCP-████-JPの担当職員)

殺害方法: SCP-████-JPがSCP-XXX-JP内部に出現し、[データ削除済み]にてD-76560を殺害する。その後、SCP-████-JPは消失した。

タイトル: SCP財団は見た!恐怖の収容違反、その一部始終とは…

SCP-████-JPの収容違反は発生していなかったため、SCP-XXX-JP内部に出現した実体はコピーであると想定されています。

部屋の内部に人間が存在しないまま24時間経過すると最寄りの人間をSCP-XXX-JP内部へ転移させます。SCP-XXX-JP内部へ侵入した人間がコンピュータ前の椅子に座り原稿を書き上げた場合、最終的な批評が行われそれに対し"ボツ"だった場合侵入した対象は上記と同様の方法で殺害されます。この遺体も上記同様消失し、フロッピーディスクが出現します。現在までこの批評を通過した対象は存在しません。D-35530がこの批評に対し通過しました。

生存した状態で観測された最初にSCP-XXX-JPに捕らわれた人物は塚本 隆二氏の担当編集者である、奉書 担ほうしょ ゆたか氏です。ドア越しによるインタビューによると塚本 隆二氏は"俺は死んでも原稿を書き続けてやる"と豪語していたとのことです。奉書 担氏は連絡がつかない塚本 隆二氏のことを不審に思い来訪しようとした結果、SCP-XXX-JPに最も近くにいた存在として捕らわれたと証言しています。また、塚本 隆二氏は40年も弊社で執筆を続けているのに、最近になってやっと本名を教えてもらったくらい人嫌いであり、原稿の受け渡しも毎回ドアに取り付けられた郵便受けを介して行われていたとのことです。

以下はSCP-XXX-JP内部へ侵入したDクラス職員のインタビュー記録です。インタビューはSCP-XXX-JPのドア越しにて行われています。

インタビュー記録XXX-JP

インタビュー対象: D-35530

インタビュアー: 薮下研究助手


<記録開始, 2015/04/01>

薮下研究助手: インタビューを開始します。内部での生活はいかがでしょうか。

D-35530: 特に異常はありません。

薮下研究助手: そうですか。なにか必要なものはありますか。

D-35530: なんでもいいから早く出してほしいです。このまま批評が続けばいずれ私も殺されます。

薮下研究助手: SCP-XXX-JPの封じ込めに関して、現在方法を検討中です。SCP-XXX-JPでなにか異常はありますでしょうか。

D-35530: 特にありません。フロッピーを見ながらひたすら執筆をしています。

薮下研究助手: そうですか。ところであなたのこの書き上げた原稿非常に面白いですね。こんな才能があるなんて思いませんでした。異常損存在もうまく使っています。

D-35530: あ、ありがとうございます。渾身の作品なんで褒められると嬉しいです。

薮下研究助手: それはいいんですが…なんでシリーズものにしたんです?作品を完結させたときの反応が見たかったのですが。

D-35530: あ。

D-35530: あー、ええとそれとあと気になることが1つあって。

薮下研究助手: なんでしょう。

D-35530: クローゼットの奥1か所取り外せる壁があって、そこに██本近くのフロッピーディスクがあったんですよ。

薮下研究助手: ええと、それはつまり。

D-35530: つまり、塚本 隆二氏だと思っていた人物が実はSCP-XXX-JPに捕らわれただけの民間人である可能性があります。

薮下研究助手: なるほど。調査いたします。ありがとうございました。

<記録終了>

このインタビューにより、塚本 隆二氏だと思われていた人物は、別人でありはSCP-XXX-JPによって殺害、消失させられたものと推測がされました。40年前の塚本 隆二氏を調査した結果、デビュー作が人気となりましたが、それ以降は全く売れない小説家であったそうです。口癖として"人間生きてれば1本くらいは売れる作品が作れる"だったそうで、他の作家をうらやんでいた様子が伺えます。しかしその後、急に作風を変え人気作を世に出し続けてきたとのことです。塚本 隆二氏は自害することにより、SCP-XXX-JPに何らかの影響を与えたのではないかと推測されています。

SCP-XXX-JPにて書き上げたられた小説が出版されなかった場合、書上 繕一朗自費出版として全国の書店に書籍を出現させます。書上 繕一朗自費出版として出現した小説を読んだ人間は、書上 繕一朗を称賛し、小説に載っている方法に基づき殺人事件を引き起こしてみたいとの衝動に駆られます。小説を読んだ人間の98%は、実行に失敗、もしくは実行に移すことはありません。残りの2%はホラーミステリー小説に登場の内容に即して、殺人を成功させています。そのため財団は書上 繕一朗の死を公表せず、財団のフロント企業により作品を出版し続けています。また、SCP-XXX-JPにて書き上げたられた小説について徐々に過激な内容に変化していっていることが確認されています。これはDクラス職員を用いて、フロッピーディスクを作成したためではないかと推測されています。

D-35530はインタビューから3年後に執筆を完了させ、次回作の制作に取り掛かっています。

タグ:euclid scp-jp 建造物 瞬間移動 外部エントロピー 知識 場所 文書

画像;https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-pc-%E9%9B%BB%E5%8D%93-2777775/

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