SCP-XXXX-JP オムレット・イリュージョン

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81の小型生物収容室に収容してください。
SCP-XXXX-JPは餌を必要としません。SCP-XXXX-JPがSCP-XXXX-JP-1を産卵した場合、実験の申請が無い限り、即座に廃棄してください。実験の用途以外でSCP-XXXX-JP-1を調理、加工することは禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPは外見では異常性を示さない、体長約50cm体重約2.0kgの雌のニワトリ¹です。
SCP-XXXX-JPが産卵した卵はSCP-XXXX-JP-1に指定され、SCP-XXXX-JP-1で調理されたオムレツはSCP-XXXX-JP-2に指定されます。
SCP-XXXX-JPが産卵するSCP-XXXX-JP-1は、SCP-XXXX-JP-2として料理したときのみ、異常性が出現します。SCP-XXXX-JP-2は切り分けられた際に中の具材が別の食材及び物体に置き換わります。具材の有無によって変化は違い、具材が存在しない場合、その変化は顕著に発生します。置き換わる食材及び物体の大きさは、SCP-XXXX-JP-2の大きさによって変化します。
SCP-XXXX-JPが腐敗していたり、薬品などを注入した場合、SCP-XXXX-JP-2に異常性は出現しません。

SCP-XXXX-JPは茨城県███町の一般家庭の女性が、｢オムレツから異物が出てきた｣と消費者センターに報告したのち、財団によって回収されました。周辺の住民にはAクラス記憶処理を行っています。ラベルに記載されている住所から判明した養鶏場の飼育小屋には、SCP-XXXX-JPと同様の異常性を持つ個体が複数確認されました。また、SCP-XXXX-JPと異常性を示さないニワトリを交配させた結果、成長した雛鳥は、SCP-XXXX-JPと同様の異常性が出現しました。

+ 実験記録

実験記録-01 SCP-XXXX-JP 201█/██/██

対象: D-67843

実験内容: 通常のSCP-XXXX-JP-1を使用し、肉味噌を具材にした全長20cm程度のSCP-XXXX-JP-2をナイフで切り分ける。

実験結果: SCP-XXXX-JP-2の具材は豚肉を使用した生姜焼きへと変化した。

実験記録-02 SCP-XXXX-JP 201█/██/██

対象: D-24690A

実験内容: 通常のSCP-XXXX-JP-1を使用し、肉味噌を具材とした全長10cm程度のSCP-XXXX-JP-2をナイフで切り分ける。

実験結果: SCP-XXXX-JP-2の具材は、鶏肉を使用したミートボールへと変化した。

実験記録-03 SCP-XXXX-JP 201█/██/██

対象: D-19003

実験内容: 通常のSCP-XXXX-JP-1を使用し、具材なしの全長20cm程度のSCP-XXXX-JP-2をナイフで切り分ける。

実験結果: SCP-XXXX-JP-2の具材は白色と黒色が混ざった、乾燥した紙粘土に変化した。

実験記録-04 SCP-XXXX-JP 201█/██/██

対象: D-4589C

実験内容: 通常のSCP-XXXX-JP-1を使用し、具材なしの全長10cm程度のSCP-XXXX-JP-2をナイフで切り分ける。

実験結果: SCP-XXXX-JP-2の具材は、ボルト、ナットなどの機械部品へと変化した。

実験記録-05 SCP-XXXX-JP 201█/██/██

対象: D-56100

実験内容: 通常のSCP-XXXX-JP-1を使用し、「当オブジェクトが生産された理由を教えて欲しい。」と記述した紙を入れた全長10cm程度のSCP-XXXX-JP-2をナイフで切り分ける。

実験結果: SCP-XXXX-JP-2の具材はUSBフラッシュメモリドライブに変化した。

補遺: 実験記録-05で回収されたUSBフラッシュメモリドライブには、以下の文書ファイルが内蔵されていました。

皆さん、オムレツは好きですか？
トロトロの卵に熱々の具材、朝の食卓の人気者です！
そんなオムレツですが、中の具材が切るまで分からなかったら、毎日ワクワクの朝を迎えられると思いませんか？
そんな楽しい家庭を作るために、【文字化け】養鶏は、素晴らしいニワトリを開発しました！彼らの卵で作ったオムレツは、切ってみるまで何が出るのか分かりません！
名付けて…「オムレット・イリュージョン」これで家族全員、ワクワクの朝を迎えましょう！

注意：オムレット・イリュージョンの購入には、事前の申請が必要です。盗品の利用及び契約者以外の繁殖行為は、然るべき対処を行います。また、オムレット・イリュージョンによって発生した全ての不利益に対して、当社は一切の責任を負いません。

インシデントレポートXXXX-JP-25

201█年4月20日、収容中であった全てのSCP-XXXX-JPが全て死亡しました。現在、死亡の原因は判明していません。また、これを受け、SCP-XXXX-JPのNeutralized指定に関して協議中です。

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  cheegyu_cow 29 Mar 2022 06:06

  拝読しました。現状DVです。ちょっと不思議だけど面白くないという感じです。

  + 批評

  アイテム番号:SCP-XXXX-JP

  コロン(:)とSCP-XXXX-JPの間に半角スペースが入っていません。オブジェクトクラス、特別収容プロトコル、説明、追記についても同様です。また、改行は二段改行を使いましょう。

  サイト-10の生物収容サイト39

  サイトの中にサイトは入りません。「サイト-10の小型生物収容室」などに改めてはいかがでしょうか。
  余談ですが、日本にある日本支部のサイトの名称は81XXになっています。

  SCP-XXXX-JP-Aはオムレツ以外の調理法で一般職員の食事として提供されます。

  財団は基本、SCPを積極的に食べたりしません。アノマリー由来のものを体内に入れるというのはとてもリスキーです。
  もちろん食べられるSCP・アノマラスアイテムもありますが、それも可食性について激論を交わし、徹底的に安全が証明されてから、「食べていいよ」という判断が下ると思います。なので、あまりSCP-XXXX-JP-Aの安全性が明らかでない段階での食料提供という財団の行動は、どこか腑に落ちないところがあります。
  SCP-XXXX-JP-Aは保管か廃棄、焼却が妥当な対応かと思いますが、それだと記事にならないので、実験目的のみで調理する、というのはいかがでしょうか。

  オムレツ

  多少アバウトな印象です。一口にオムレツと言ってもプレーンオムレツやスパニッシュオムレツなどがありますし、卵焼きとの区別も明確ではありません。作り方などを指定するのはいかがでしょうか。

  体長50cm体重約3kg

  メスの白色レグホンにしては少し大きいサイズですが、意図したものでしょうか。

  雌のニワトリ(品種はホワイトレグホンと推定。)

  DNA検査をすれば品種は分かると思います。あと、学名を付けてください。
  ホワイトレグホーン種のニワトリ(Gallus gallus domesticus)みたいな感じです。

  成長した雛鳥(以下、SCP-XXXX-JP-C)

  SCP-XXXX-JPと同じ異常性ならば、SCP-XXXX-JP-2などとするのが適切かと思います。

  SCP-XXXX-JPの損失を防止すべく

  「有益でないSCPの損失」に対する財団の動き方…これだけで記事が書けそうな難問ですが、個人的な見解では、財団はわざわざ異常物品を保存したりはしないと思います。なので、追記は不要と考えます。ここは無視していただいても構いません。

  実験記録-01 SCP-XXXX-JP　20██/██/██

  20██/██/██の部分まで斜線でいいと思います。全体を太字にしてもいいかもしれません。

  対象: 研究員A

  Dクラスに食わせたほうがいいと思います。

  メモ: 卵との相性抜群だな。

  「D-なんとかはSCP-XXXX-JP-Bについて美味であるという旨の発言をした。」など、クリニカルトーンにしましょう。その他の実験記録についても同様です。

  インシデントレポートXXXX-JP-25　全長██mのSCP-XXXX-JP-BからSCP-███が出現

  オチですが、弱いです。このままだとSCP-███がやべえって話で終わってしまうので、SCP-XXXX-JP-Xが出でくるとか、それはなぜ出てきたのだとか、知られざるバックストーリーとか、読者の感情を動かすオチを入れるといいと思います。

  以上です。私も初心者なので、ぜひとも執筆頑張って下さい。

  2theta 29 Mar 2022 12:33

  上に同じです、
  あと[編集済み]ではなく[編集済]です。

  Matcha tiramisu 29 Mar 2022 15:08

  幾つか気になった点を。既に指摘されている点は割愛します。
  何か解釈違いがあれば申し訳ないです。

  SCP-XXXX-JPが産卵した卵はSCP-XXXX-JP-Aに指定され、SCP-XXXX-JP-Aで調理されたオムレツはSCP-XXXX-JP-Bに指定されます。

  ここは「説明」の欄に入れても問題ないと感じました。

  小屋には他のニワトリもいましたが、異常性を示したのは1匹のみでした。

  少し幼稚な気がします。「飼育小屋にはSCP-XXXX-JPと同種の存在が確認されましたが、それらの個体に異常性は発現しませんでした。」等はいかがでしょうか？

  20██/██/██

  追記で「201█年」とあるので、どちらかに固定したほうが善いのではと感じました。

  実験記録

  全体的に内容が薄いです。もっと実験記録を増やしてみてはいかがでしょう？普通のオムレツなら後数個は作れそうですが。

  インシデントレポート

  既に指摘されていますが現状ただの危険なマジックアイテムです。もう一捻り欲しいと感じました。

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  もしこのまま投稿されるのなら私はDVの評価になります。

  「卵」「卵が孵って云々」をテーマにしたオブジェクトは数多く(ここでは省略します。申し訳ないです。)ありますが、それらと差異を生み出す必要があります。

  この下書きは「オムレツ」という(恐らく)新しい視点の記事であるものの、その異常性を活かしきれていないと感じました。もう少し異常性を工夫したり、何かストーリーを付けたりするのも視野に入れてみてください。

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  以上です。初心者ながら批評をさせていただきました。お互いに執筆者として頑張りましょう!!

  最後の編集 29 Mar 2022 15:11 by Matcha tiramisu さらに表示

  makigeneko 01 Apr 2022 10:42

  気になった点

  SCP-XXXX-JP-Bは切り分けられた際に中の具材の有無に関わらず、中の具材が別の食材及び物体に置き換わります。置き換わる食材及び物体の大きさは、SCP-XXXX-JP-Bの大きさによって変化します。

  これについてなのですが、例えば具材のない全長20cmのSCP-XXXX-JP-Bと、何らかの具材を入れた同じく全長20cmのSCP-XXXX-JP-Bとでは置き換わる具材は一致する・違ったものになるのどちらになるのでしょうか？　おそらく、具材と大きさの二つの変数が関わるはずなのですが、現時点では「置き換わる食材及び物体の大きさは、SCP-XXXX-JP-Bの大きさによって変化します。」とあるため、中の具材はそもそも変化とは関係がないように解釈できます。

  SCP-XXXX-JPは茨城県███町の鶏卵農家の男性が、「オムレツから異物が出てきた」と消費者センターに報告したのち、財団によって回収されました。

  生産者自身が自分の管理している鶏の卵でオムレツを作って食べるというのはなんとなくそぐわない感じがします。消費者からの通報のほうがそれらしいです。また、補遺: では「オムレット・イリュージョンの購入には、事前の申請が必要です。盗品の利用及び契約者以外の繁殖行為は、然るべき対処を行います。また、オムレット・イリュージョンによって発生した全ての不利益に対して、当社は一切の責任を負いません。」とあるため、この鶏卵農家の男性はSCP-XXXX-JPを認知しているのではないかと思われ、その上で異物に関しての報告を行うのは変な気がします。

  • 実験の方向性がいまいち定まっていない

  大きさを細かく変えて内容物を検証する・卵の状態を変更する・内容物に一般的には有り得ないものを使用する等、様々な方向に飛んでいるので得られる実験結果から明確なパターンが見えていないように思えます。

  • 各実験ごとに得られた結果について

  実験記録-01
  具材の変化を確認できたため有意性があります。
  実験記録-02
  腐敗時は具材の変化が発生しないことが分かったものの、一般的に腐敗した卵を使用することは考えにくいのであまり意味のない実験にも見えました。また、説明: ですでに「SCP-XXXX-JP-Aが腐敗していたり、薬品などを注入した場合、SCP-XXXX-JP-Bに異常性は出現しません。」と記述されているので情報の重複が見られます。
  実験記録-03と実験記録-05
  現実的なサイズをはるかに超えているため、ここまでの大きさの具材の情報を調べる意味はないと思います。
  実験記録-04
  殻を割らない状態の生卵を包んだオムレツを作ることは非現実的なため有意性がありません。
  実験記録-06
  これは面白い実験結果です。SCP-XXXX-JP-Aが質問に応答することが判明したのは、大きな発見です。この実験を繰り返して、様々な情報を引き出せると広がりが生まれると思います。

  • 補遺: について

  ここで書かれている卵の異常性は、どちらかというと鶏卵農家よりも一般家庭に該当のSCP-XXXX-JPを販売することを狙いにしているような気がします。仮に鶏卵農家でこれを購入したとして「オムレツにすると面白い卵」は商業としての利益・ブランドとして確立できるか？という問いにはっきりとイエスとは言えないと思います。これを含めて、発見経緯は一般家庭発のほうがいいかもしれません。

  • インシデントレポートXXXX-JP-25について

  これは有害な異常性が発生するまで実験を繰り返させた結果であり、意図的に起こさせたような印象があるためオチとしては良くないです。現時点では、シンプルに補遺: で終わっている方が面白いです。

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利用ガイド

1. portal:7950832 (27 Mar 2022 07:42)

Footnotes

1. 品種は白色レグホーン種(Gallus gallus domesticus)