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アイテム番号:2714
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:SCP-2714-JPは現在サイト8125の低危険度小型オブジェクト保管庫にて、20㎝×10㎝×5㎝の金属製の容器に鍵を掛けた状態で収容されています。実験の際は2名のセキュリティクリアランスレベル3以上の研究職員に許可を得てから実施してください。また、必要に応じて倫理委員会の指示を仰ぎ、実験を行うか決定する事が求められています。
説明:SCP-2714-JPの外見は一般的なニューナンブM601に酷似しています。非活性状態では、当該SCPは通常のニューナンブM60と同じ性質、性能を示しますが、発砲後、銃弾は未知の手法で即時に装填され、薬莢は確認されていません。活性状態が発現する原因はSCP-2714-JPの銃口を人間に向けることです。SCP-2714-JPの銃口を人間に向けた人間(以降、発現者と呼称)は発砲の準備の段階ごとに、段階的に強くなる発砲に対する否定的な感情を抱き、以下のような影響が見られる事がDクラスと死刑囚を用いた実験により確認されています。実験についての詳しい内容は添付されている資料を確認してください。
第一段階
撃鉄を起こす動作をSCP-2714-JPを人間に向けた状態で行った発現者の約8割がSCP-2714-JPを手放す又は、人間から銃口をそらします。
第二段階
引き金に手をかける動作をSCP-2714-JPを人間に向けた状態で行った発現者の内、第一段階を経験した発現者の全て、第一段階を経験していない発現者の約4割が極度の緊張状態に陥り、気絶します。
第三段階
引き金を引く動作をSCP-2714-JPを人間に向けて行った発現者の全てが過度のストレスによって、脳に重篤な損傷を負い、死亡します。現在までに第三段階を経験し生還した発現者は確認されていません。また、銃弾は通常通り発射されます。
補遺1:SCP-2714-JP発見経緯
記録SCP-2714-JP-1- 日付20██/██/██
※以降███銀行に設置された監視カメラの映像、警察の記録をエージェントが回収したもの。
██県██市にて刃物を所持した男性1人が当時6歳の女児を含めた15名を人質に取り███銀行に立てこもる。
警察の呼びかけにより、事件発生から4時間後までに女児とその母親を除く13名が解放される。
警官1名が交渉役として███銀行に侵入。警官が所持している拳銃はSCP-2714-JPと考えられる。
警官の侵入に気が付いた犯人が母親を殺害。
警官が女児を解放するように呼びかけるが犯人が逆上。女児に刃物を突きつける。女児が出血。
警官が天井に向けて一回発砲。これを合図に警察の特殊部隊が███銀行に突入。
男性が刃物を振りかざす。警官が銃口を男性に向ける。撃鉄を起こし、引き金に手をかける。
警官が発砲と同時に倒れる。銃弾は男性の頭部に命中。男性は即死する。
警察の特殊部隊が女児と警官を保護。
母親と警官は死亡が確認された。女児は軽傷と確認され、2日後退院。警官の死亡を不審に思ったエージェントが事件を調査、警官の遺品からSCP-2714-JPを回収した。
事件の関係者には、クラスA記憶処理が施され、カバーストーリー「心筋梗塞」が適用された。事後報告: 女児には身寄りがなかった為、財団に保護され、周囲にはカバーストーリー「行政による保護」が適用された。
実験記録(抜粋)
実験記録SCP-2714-JP-4- 日付2018/12/4
対象: D-31673,D-31548
実施方法: D-31673にSCP-2714-JPをD-31548に向けて構え、撃鉄を起こさせる。
結果: D-31673がSCP-2714-JPを投げ捨てた。SCP-2714-JPが傷ついた。
分析:予想どうりだ。SCP-2714-JPは人に向けて構えた場合のみ効果を発現するようだ。また、SCP-2714-JPには物理的な耐性がないと思われる。
実験記録SCP-2714-JP-7- 日付2018/12/14
対象: D-31673,D-31548
実施方法: D-31548にSCP-2714-JPをD-31673に向けて構え、撃鉄を起こさせる。
結果: D-31548は誤って引き金に手をかけた瞬間、気絶した。
分析:SCP-2714-JPを所持した際の行動によっても発現者への影響は変化するようだ。ともかく、これ以上の実験は倫理委員会の指示を仰ぐべきだろう。
記録SCP-2714-JP-8- 日付2018/12/16
実験は倫理委員会によって棄却されました。
記録SCP-2714-JP-9- 日付2018/12/19
実験は死刑囚を用いて行う事を条件に倫理委員会によって、認可されました。
実験記録SCP-2714-JP-10- 日付2018/12/25
対象: █████死刑囚,D-31548
実施方法: D-31548にSCP-2714-JPを█████死刑囚に向けて構え、撃鉄を起こし、引き金を引かせる。
結果: D-31548は引き金に手をかけた瞬間、気絶した。
分析: 特定の発砲する準備の段階を踏むと気絶する可能性が考えられる。次は発砲準備を済ませた状態で引き金を引かせることを考えよう。
実験記録SCP-2714-JP-13- 日付2019/1/1
対象: █████死刑囚,D-31548
実施方法: D-31548にSCP-2714-JPを█████死刑囚に向けて発砲準備を済ませた状態で構え、引き金を引かせる。
結果: D-31548は脳に重篤な損傷を負い、死亡した。また、█████死刑囚はSCP-2714-JPから発射された弾丸により、通常通りの損傷を負いました。
分析: 発砲準備を済ませた状態で構えた場合、相手を自分の命と引き換えに死傷させることも可能なようだ。
事後報告: █████死刑囚は2日後に通常通りの方法で死刑が執行されました。
補遺2:担当者の書置き
なぜ警官はSCP-2714-JPを撃てたのだろうか。
- portal:6837658 ( 13 Sep 2020 12:24 )

初めて下書きをかかせて頂いたので不備が多いかと思いますがよろしくお願いいたします。
※受験生なので、返信・改訂などに時間がかかる可能性がありますがご了承下さい。
・誤字、脱字
・内容の不備、不満
・その他、ネタ被りなど
まず文章全体として、基本的なフォーマットに沿った書き方でないため、非常に読み難いというのが第一印象です。記事標準テンプレートガイドや既存記事を参考に、全体的な文章及びフォーマットのクリーンアップを行ってみてください。
また内容ですが、オブジェクトの異常性と誕生経緯・エピソードが少しチグハグであるようも思えました。異常性自体は銃の使用を中断させるような内容(つまりは、使用者が銃弾を発射しないようにデザインされている)である一方、銀行強盗の事案時には、制作者自身が人質を助けるために「異常性による身体的・精神的な悪影響を顧みず銃を使用した」となっています。
おそらく、最後の文書から「他者を傷つけるのであれば、それ相応の覚悟が必要」ということを示唆される異常性であるとは理解しましたが、現状ですとまだその解釈に至るまでのヒントや要素が少なく、そのこともあって銀行強盗のエピソードが上記のようなチグハグさを感じてしまった気がします。そのため、あくまでも1例ではありますが、警官が銃を作成するに至った経緯や背景についてを掘り下げる形が必要になるかもしれません。
記事の改訂を批評にそって進めていきます。時間はかかると思いますが、見守って、批評も適時よろしくお願い致します。又、以下の点を掘り下げたいと思っています。
・SCPの作成経緯
・第三段階を生還したDクラス
・実験について
・女児について
一週間程期間を開けてまた閲覧して頂ければ幸いです。
サンドボックス3オペレーターです。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
記事を大幅に変更、更新した為改めて批評して頂きたいと思っています。
批評して頂きたい点
・誤字、脱字
・実験などについての不備
・感動系として成り立っているかどうか(自分としてはやんわりとした感動系を目指した)
・記事標準テンプレートガイドに沿えているかどうか