SCP-XXXX-JP 古き悪しき様式美

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト–81██の低脅威物品保管用ロッカーに施錠して収容されています。SCP-XXXX-JPの汚染を防ぐため、定期的に女性職員による清掃を行ってください。SCP-XXXX-JPを用いた実験は、行う実験の規模によって室内または室外で行うかを判断し、レベル3以上の職員の許可を得てください。SCP-XXXX-JPに対し、あらゆる傷をつける行為は禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPは、脚長約20cm、天板半径約60cmの真円形のちゃぶ台です。材質はヒノキ材でできており、ところどころ削られたような古傷がついています。足を折り畳むことで効率的に収納できるようになっていますが、脚のうち1本の蝶番が少々錆びついており、折り畳む際大きな音がなります。この錆を落とす試みですが、どのような薬品を用いても成功には至りませんでした。SCP-XXXX-JPに時間経過による状態の劣化は見られません。また、SCP-XXXX-JPに傷をつける試みですが、通常のちゃぶ台同様、削るなど行為により、小規模の傷をつけることが可能です。

SCP-XXXX-JPを30歳以上の男性(以下、対象者と呼びます)が視認した際、対象者の妻子に激しい怒りの感情を覚え、SCP-XXXX-JPの側に胡坐をかいたのち、天板を下から掴み勢いよくひっくり返します(以下、この動作を「ちゃぶ台返し」と呼びます)。対象者に妻子がいない場合、存在しない子供を思い浮かべ、あたかもそれが「自分の子供」であると錯覚し、その子供に対し怒りを向けます。実際に「ちゃぶ台返し」を行なった人物の身体能力にかかわらず、SCP-XXXX-JPは約2mほど対象者の前方に飛んでいきます。この際、SCP-XXXX-JPの上に何かしら物体が乗っていないにもかかわらず、様々な物体がSCP-XXXX-JPとともに射出されます(これらをSCP-XXXX-JP-aとします)。SCP-XXXX-JP-aは最短約10分程で消滅しますが、SCP-XXXX-JP-aの体積が大きさに比例して消失するまでの時間が長くなります。これにより、最長何時間ほどで消滅するのかは判明していません。「ちゃぶ台返し」を行なった際に出現するSCP-XXXX-JP-aの状態や量、物質は、未だ詳細は判明していません。「ちゃぶ台返し」をした際にかけた力や、机についた傷、汚れの多さによって変化します。

以下は、実際に「ちゃぶ台返し」を行う実験を記録したものです。

実験記録-001 日付2009/██/██

実験方法: 被験者をSCP-XXXX-JPの置いた部屋に入れ、「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D–18043(男性:34歳、妻子持ち)

結果: 被験者はSCP-XXXX-JPを見ると、瞬時にSCP-XXXX-JPの側に胡座をかき、「ちゃぶ台返し」を行なった。SCP-XXXX-JPは約2mほど被験者の前方に飛び、同時にどこからともなく、SCP-XXXX-JP-aが現れSCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-a: 米の入った茶碗と味噌汁に入ったお椀。

メモ: 実験後、被験者は「あれを目にしたらいきなりイライラして、ひっくり返さなければいけないと思った。」と証言していた。どうやら被験者の認知に訴えかけることで「ちゃぶ台返し」をさせるようだ。

実験記録-002 日付2009/██/██

実験内容: 被験者をSCP-XXXX-JPの置いてある部屋に入れ、「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D-16382(女性:42歳、夫・子持ち)

結果: 被験者は「ちゃぶ台返し」を行おうとしなかった。行うように命令したところ、床に張り付いてるようで動かないと証言した。

メモ: 女性はちゃぶ台返しはしないというように思われている、ということだろうか。

実験記録-003 日付2009/██/██

実験内容: 被験者をSCP-XXXX-JPの置いてある部屋に入れ、「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D–18033(男性:21歳)

結果: 行おうとしなかった。行うよう命令したところ、脚が少しは上がるが到底返せるような重さではないと証言した。

メモ: どうやらもう少し歳をとっていないと返すことができないようだ。思った以上に頑固なのか、それとも子供には返す資格はないということか。

実験記録-004 日付2009/██/██

実験方法: 被験者をSCP-XXXX-JPの置いた部屋に入れ、「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D–18044(男性:32歳、独身)

結果: 被験者はSCP-XXXX-JPを見ると、瞬時にSCP-XXXX-JPの側に胡座をかき、「ちゃぶ台返し」を行なった。SCP-XXXX-JPは約2mほど被験者の前方に飛び、同時にどこからともなく、SCP-XXXX-JP-aが現れSCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-a: 米の入った茶碗と味噌汁に入ったお椀。

メモ: 実験後、被験者は「頭の中に見知らぬ娘が思い浮かび、それに対し苛立ちを感じた。自分に子供はいないはずなのに、確かにそれを自分の娘だと考えていた。」と証言していた。被験者に子供がいない場合、被験者の認知に作用してあたかも「自分には子供がいる」かのように錯覚させるようだ。

実験記録-005 日付2010/██/██

実験内容: 被験者をSCP-XXXX-JPの置いてある部屋に入れ、「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D-18292(男性:37歳、同年齢の一般男性よりも屈強な体つきをしている、妻子持ち)

結果: 被験者はSCP-XXXX-JPを見ると、瞬時にSCP-XXXX-JPの側に胡座をかき、「ちゃぶ台返し」を行なった。SCP-XXXX-JPは約2mほど被験者の前方に飛び、同時にどこからともなく、SCP-XXXX-JP-aが出現し、SCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-JP-a: 米の入った桶と味噌汁の入った給食缶。

メモ: 被験者のSCP-XXXX-JPを返す力が強いほど、出現する物体も比例して大きくなるように見える。

実験記録-006 日付 2010/██/██

実験内容: SCP-XXXX-JPにボールペンで傷をつけた後に被験者に「ちゃぶ台返し」を行わせる。万が一を考え、室外の広い場所で行なった。

被験者: D-18292

結果: 「ちゃぶ台返し」を行い、SCP-XXXX-JPは前方に約2mほど飛んだ。それと同時に、どこからともなくSCP-XXXX-JP-aが出現しSCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-JP-a: 米俵約60㎏と味噌汁の入ったドラム缶ほどの大きさの鍋3つ。味噌汁の具材は以前の実験に比べ、切られている具材の大きさが大きく大雑把になっているように見える。

メモ: もしや、返す力よりもSCP-XXXX-JPに付く傷の深さや汚れの多さの方がより大きい影響を及ぼすにだろうか。また、ものが大きくなるにつれて出現する物体も徐々に成長段階が戻っていくようにも見える。被験者が無機物を用いて行なった場合も調べるべきだと思われる。

実験記録-007 日付2010/██/██

実験内容: 被験者に布製グローブをつけさせた上で「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D–18292

結果: SCP-XXXX-JPは約2mほど被験者の前方に飛び、どこからともなくSCP-XXXX-JP-aが出現し、SCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-JP-a: 炊飯器、包丁、まな板といったキッチン用具全般。

メモ: 何か道具を使うと使わなかっときとは違ったものが出るようで、食物が出てくるようにするためには被験者自身の手で行わないといけないようだ。

実験記録-008 日付2010/██/██

実験内容: SCP-XXXX-JPの表面に多数の削り傷をつけ、油性ペンで落書きを施した上で「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D–18292

結果: 「ちゃぶ台返し」を行い、SCP-XXXX-JPは前方に約2mほど飛んだ。それと同時に、どこからともなくSCP-XXXX-JP-aが出現しSCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-JP-a: 約1haほどの水田、畑の二層からなる土地。畑には大根、人参、ジャガイモ、茄子、大豆といった、一般家庭の味噌汁に含まれる野菜が植えられている。

メモ: これ以降、SCP-XXXX-JPに対しあらゆる傷をつける、汚れをつけた状態で実験を行うことを禁止します。

実験記録-009 日付2010/██/██

実験内容: 被験者にカタパルトを用いて「ちゃぶ台返し」を行わせる。

被験者: D–18292

結果: 「ちゃぶ台返し」を行い、SCP-XXXX-JPは前方に約2mほど飛んだ。それと同時に、どこからともなくSCP-XXXX-JP-aが出現しSCP-XXXX-JPと共に射出された。

出現したSCP-XXXX-JP-a: [編集済]

メモ: これ以降、SCP-XXXX-JPに対して行う実験において、過度な速さや力を発生させる恐れのある道具を用いた実験を禁止します。他のオブジェクトの収容違反につながる可能性があります。


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