クレジット
タイトル: SCP-1531-JP - 眼球蛸
著者: ©︎
Tetsu1
作成年: 2019
アイテム番号: SCP-1531-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-1531-JPは現時点で存在しないため、特別収容プロトコルは必要ありません。
改定前特別収容プロトコル: SCP-1531-JPは低脅威度物品収容ロッカーに収容されます。実験時以外で直接視認することを避け、影響を受けた場合はAクラス記憶処理が施されます。
説明: SCP-1531-JPは水森 歩氏(享年15)の両眼球です。SCP-1531-JPは破壊耐性を有しており、発見時の状況から少なくとも熱に対してはある程度強い耐性があると考えられていますが、オブジェクト保護の観点から詳細な実験は行われていません。調査の結果、主要な異常性と破壊耐性以外には非異常性の人間の眼球と差異は存在しません。
SCP-1531-JPを視認した人間(以下、対象)は不明な人物の視線を感じる旨を報告します。それ以降、対象はいつどこにいてもその視線を感じ続けます。しかし、対象はその視線に対し恐怖などのネガティブな感情を覚えることはなく、むしろ「子を見守る母の視線のようで安心する」と多くの被験者は報告します。この影響はクラスA記憶処理で完全に無効化可能です。
対象は、徐々に視線の主(以下、SCP-1531-JP-1)に対する依存心を抱くようになり、それとは対照的に周囲の人間に対し不信感・嫌悪感を抱くようになります。また、幻覚などの症状も発症します。この影響の進行速度及び度合いは対象の孤独感、他者に対する不信感に比例して急速に、深刻になっていくと考えられます。
段階 |
精神影響・発生現象 |
第一段階 |
対象は他者との関わりを極力避け、代わりに1人でSCP-1531-JP-1の視線を感じることを好む。 |
第二段階 |
対象は周囲の人間の言葉全てに疑いを持つようになり、極端に人との関わりを避け、一方SCP-1531-JPに対し絶対的な信頼を置く。また、また、対象は自分以外の人間の目及びその周辺が見えにくくなる。 |
第三段階 |
対象は人間の目及びその周辺が黒の色鉛筆で塗りつぶされたようにして見えなくなる。また、対象はSCP-1531-JP-1が見えるようになった旨を報告する。その姿は全身に人間の眼球が浮き出たタコ目(Octopoda)の生物ような姿をしている。対象がその姿に恐怖や嫌悪感を抱くことはない。また、対象の瞳孔内に報告内容と一致する姿の存在が確認できる。 |
第四段階 |
この段階に至ったケースは一度のみである。詳細はインシデント記録1531-JPを参照 |
歩氏の自室から発見された紙。このような目を描いた絵が大量に発見された
発見経緯:SCP-1531-JPは長野県███斎場にて歩氏の火葬が行われた際、眼球が無傷で残っており、またそれを視認した人物が以前よりも極めて内向的な性格になったとの報告を受け、財団の調査の結果発見されました。歩氏の死因は自ら舌を噛み切ったことによる失血死であり、自殺であると結論付けられています。
また、歩氏の自室には、以下のような物が発見されました。
・大量の目を描いた紙。部屋中に貼り付けられていた
・SCP-1531-JP-1を描いたと思われる絵。
・7、7、7、5音で構成された詩。内容は以下の通り
この僕のこと どうして誰も その目でちゃんと 見てくれぬ
ここにいるのに こうしているのに みんながみんな 知らん顔
少しだけでも 誰かが僕を 思って欲しい 一人は嫌
汝が望み 我聞き入れん 証明させよう 存在を
インタビューログ1531-JP
対象: 水森 松子氏
インタビュアー: エージェント河内
<録音開始>
エージェント河内: では、今回は先程も申し上げました通り、歩君の自室で発見されたものに関して幾つか質問させて頂きます。
松子氏: はいはい、めんどくさいわね…。何回私は質問されればいいのよ。
エージェント河内: お手間お掛けしてしまい申し訳ありません。しかしこれも大切なことなので。
松子氏: そんなことはわかってるわよ…。で、今回は何について話しせばいいの?
エージェント河内: ではまず、室内に大量に貼られていた目を描いた絵についてですが。
松子氏: ああ、あれね。歩が部屋にずっと篭ってたせいでそんなもの描いてたなんて気づかなかったんだけどね…。久々に部屋を開けてみたらあの光景だもの。かなりビビったわ。正直歩が血塗れで死んでるって気づいた時以上に。
エージェント河内: そうですか。では、歩君がこのような物を描いた理由について何か心当たりはありますか?
松子氏: 理由、ね…。そういえば、歩は置いてあった詩の中でどうして誰も見てくれない、とかそんな感じのことかいてたわよね?
エージェント河内: はい、確かにありました。
松子氏: あえて理由をつけるとすれば、誰かに見ていて欲しかったから、かしら。
エージェント河内: 見ていて欲しかった、ですか。
松子氏: そう。私、今までの調べでわかってると思うけど、歩にろくに愛情らしいものをあげてこなかったじゃない?修平が歩を置いていなくなったせいで、私がストレス溜まりやすくなったから。ついでに言うと、歩友達らしいのも一人もいなかったらしいじゃない?いつも独りで。だから、誰かに見て欲しくて、自分で描いた、ってとこだと思うわ。まあ普通あそこまでするか、と聞かれれば疑問だけど。
エージェント河内: なるほど。ありがとうございます。続いて、7、7、7、5音の詩についてお願いします。
松子氏: うーん、あれは本当に意味不明ね…。歩が詩に興味があったなんてまったく知らなかったし、まあこっちも歩に興味なかったから気づかなかっただけかもしれないけど。3行目までの内容はまあいいとして、4行目のやつ、あれは何なの?明らかに筆跡違うし、その願い聞き入れんとかよくわからないこと書いてあるし。
エージェント河内: それに関してはこちらも調査中です。しかし、あなたと歩君の関係者は一通り調べましたが、4行目と同じ筆跡の人物は発見出来ていません。
松子氏 ふうん…。でもまあ、それに関しては本当に何も知らないから、あなた達の役には立てそうにないわ。あ、先に言っとくけど蛸の絵についても同じよ。全く何もわからないわ。
エージェント河内: そうですか。今回はありがとうございました。では、そろそろ…。
松子氏: あっ、そうだ。一応、気のせいかもしれないけど、一ついい?
エージェント河内: ええ、どうぞ。
松子氏: 何か、歩の死体を見つけた時、凄い誰かに見られてる感じがあったのよ。部屋の隅の方から。でも見たけど誰もいなかったし、やっぱり…。ううん、気にしないで。やっぱ、気のせいよね。ええ。
<録音終了>
インタビューログ1531-JP-4
対象: D-4525
インタビュアー: 矢場博士
付記: D-4525は財団内で行われた実験対象の中でも特に影響の速度が速く、顕著であるためインタビュー対象に選ばれた。インタビュー当時D-4525の影響は第三段階まで進行していた。
<録音開始>
D-4525: (房の隅に座ってSCP-1531-JPを見ている)
矢場博士: ではD-4525、まず…。
D-4525: うるせぇ。話したくねえ。
矢場博士: あー、数分だけでもいい、インタビューが終われば独り、いや二人にさせてやる。そうすればこちらも一々これ以上話しかけることはない。
D-4525: 信用出来るか。人間なんて顔もまともに見えない奴を。
矢場博士: D-4525、どうしてお前はそんなにも人を信用しないんだ?SCP-1531-JP、例の目玉を見る前はそんなじゃなかっただろう。
D-4525: なあ博士、お前は親に、家族に見守られていたか?自分の内面を見てくれる友達がいたか?
矢場博士: ……あくまで人の心のことだから正確にはわからないが、恐らく人並みには見守られてきたと思うし、友人もいた筈だ。
D-4525: そうか。じゃあわかる訳ないわな。
矢場博士: 真に君の考えていることが伝わるかはわからないが、出来るだ理解しようと努めるつもりだ。期待しないでくれて構わないが、それでも話すだけ話してくれないか?
D-4525: …俺の父親はよぉ、とんだ飲んだくれの[罵倒]でさあ、俺と母親に何かと文句を付けては殴る蹴るだのしてきた訳。金もねえから訴えれねえし、なによりクソ母だって今まで万引きやらなんやらしてきた訳で。そいでもって離婚しようとしたら殺すだのと脅されて。イライラした母親にも俺は殴られて、飯を抜かれて。そうすれば即ち根暗なガキが出来上がる訳で。そんなガキの周りには当然誰も寄り付かなくて。成績も態度も悪くて教師にもオール1を付けられて。で、そいつが将来ろくな大人になれるかと言えばそんな訳なくて。クソ親父とクソババアをぶっ殺して。ついでにガキの頃バカにしてきた同級生のクソガキ…おれよりはまともな、を滅多刺しにして。その結果がこんなクソ施設だ。
矢場博士: (5秒沈黙)…なるほど、君の人生についてはよく分かった。それで、SCP-1531-JPを見た時、何があったんだ?
D-4525: あの時、俺は、今までに…感じたことのない、一切の冷たさのない視線を感じたんだ。大丈夫だよ、とか、見守っているよ、とか言いたげな視線だった。具体的にどうなのかって聞かれても知らねえけど。
D-4525: それで…その瞬間、俺は、嬉しかったんだ。俺のことを心の底から思って見てくれる存在が、この世にいた事に。こんな俺でも生きてていいんだ、って。
D-4525: だが、その時、それと同時に、怒りが湧き上がってきたんだ。ろくに自分を…それだけじゃなく、いろんな人たちを見ようとしない、人間という存在に対して。結局、人間って生物は、自分さえ良けりゃそれで幸せなんだよ。他人がいくら苦しもうが、それで自分に不幸が訪れる訳じゃなけりゃ何とも思わない。むしろ喜ぶことだってある。人の不幸は蜜の味、ってさ。だけどこいつは、この蛸みたいなこいつは、ちゃんと俺のことを思って見てくれる。上辺だけの言葉なんかよりよっぽど信用出来るその温かい視線で。てめえら、俺もだが、人間共と違ってな。
矢場博士: ……ありがとう、D-4525。大体君の言ったことは伝わったと思う。
D-4525: 言葉でなら何とでも言える。
<録音終了>
インシデント記録1531-JP
20██/09/15、D-4525監視房にSCP-1531-JPが物理的実体を伴って出現しました。その際、SCP-1531-JPは歩氏のものと一致する声(以下、声A)と不明な人物の声(以下、声B)の2種類を発声しました。以下は監視カメラの映像の転写です。
付記: D-4525は財団の提供する食事の摂食を「人の作る料理なんて食べたくない」と言って拒否していることにより栄養失調に陥っています。点滴によってD-4525に強制的に栄養摂取させることも検討されていました。
<映像開始>
D-4525: (監視房内にうずくまっている)
声A: そこのあなたは それでほんとに 満足なのか このままで。
D-4525: …え?
SCP-1531-JP-1: (D-4525の眼前に出現する)
D-4525: まさか…お前、が喋ってるのか?
声A: その通りです 蛸の姿の 僕があなたに 話してます。
D-4525: そう、か。でも、いきなり満足、なのかって、どういうこと、だ?
声A: このままいると あなたは死にます 弱ってるのが その証拠。
D-4525: いや、でも、あんな奴らの作ったものなんて、食える訳が…。
声A: それにあなたは いつも怒って 本物の笑顔 忘れてる。
D-4525: 笑顔……いや、忘れてない。ほら、いつも、こうやって、見せてるじゃないか、ほら。(若干引きつった笑顔を作る。)
声A: これは偽り ただの作り物 弱る様子は 見たくない。
D-4525: え…。
声B: 汝は何故に 叶いし願い 自ら無碍に せんとする。
声A: 確かに叶った 僕の願いは でももう満足 もういいよ。
D-4525: 会話してる、のか?こいつ、一人で。
声B: 汝はかつて 孤独であった だが今は違う 望み通り。
声A: 確かに僕は 感謝している あなたのことを 心から。
声A: だがその代わり 人を苦します 僕はそんなの 望まない。
声B: 汝は十分 生きし時にて 苦しい思い 味わいし。
声B: 故に多少は 左様なことも きっと許され 然るべし。
声A: でもこの人は 僕よりずっと 苦しんできた そうでしょう。
D-4525: お、俺に聞いてるのか?まあ、お前がどれだけ、苦しい思いをしたかは、知らねえけど、確かに、俺は、辛い思いは、人よりは、してきた、な。
声A: だから僕は 救いたいんだ 辛い人生の この人を。
D-4525: え、だから、こんなことを、やめたいって?冗談じゃ、ねえ、よ。俺は、お前がいてくれたお陰で、ここまでやってこれた、んだ。初めて、心から誰かを信じれたんだ。
声B: その本人も こう望みたり 共に幸福 見守り合い。
D-4525: なあ、お前、どっか行っちまうつもりなのか?やめてくれよ、お前が、いなくなったら、どうすりゃ、いいんだよ。そしたら、もう、絶望するだけだよ、おい。(涙を流し始める)
声B: この懇願を 鹿十するのか お前はこのまま いるべきなり。
声A: 嫌だ。
D-4525: え…。
声B: 汝…(遮られる)
声A: 僕の願いは、誰かに思って、見てもらうことだ。でも、こんな、誰かを傷つけてまで見て欲しい訳じゃないんだよ!あなたは、僕のため、と言ってるけど、そう言うあなたこそ、僕のことをちゃんと内面まで見てくれてない!もしかしたら、あなたには僕の願いを叶えること以外に何か目的があるから、こんなに執拗に僕にこんなことを続けさせようとしてるのかもしれない。でも、だとしても、僕は抗ってやる。孤独になるんじゃない、自立するんだ。抗えば存在するかもわからないあの世行き、誰からも二度と見てもらえないかもしれない。でも、それでも僕は、それよりも僕のせいで誰かを傷つけるほうが嫌だ!あと、D-4525なんて呼ばれ方してるあなた、あなたは、目玉だらけの蛸とかいう気持ち悪い奴に慰められて、唯一の心の拠り所にして、挙句の果てに死にかけて、本当にそれが最初から望んだ事なんですか!あなたは、ただ、人並みの幸せが欲しかったんでしょう!酷い家庭に生まれ、雑に扱われ、みんなからも虐められ。あなたは、誰か、人間に見ていて欲しかったんでしょう!人の行為を拒み続けるようでは二度と愛してもらえないんですよ!それで本当にいいんですか!あと、あなた達Dクラス、と呼ばれる人達は、かなり酷い扱いを受けていて、生きて自由になるのは絶望的、だそうですが、そんな常識をぶっ壊してやる、ぐらいの気概を持ったらどうなんです!一切の苦難を真正面から破壊するくらいの!そうすれば、不信感も、考える必要もなくなって、……あれ。
(12秒の沈黙)
声B: それが汝が 真の思いか よくぞ一人で 言い切った。
声A: え…?
D-4525: ……あー、上手くは言えねえけど、何か、俺、相当、恥ずかしいこと、言ってたんだなって。
声B: 自分の言葉で 人が心を 変えたればもう 我要らじ。
SCP-1531-JP: (姿が透明になっていく)
D-4525: あ…。
声A: …もう、時間は無さそうですね。さっきはああ言いましたが、それでも、僕は見てもらえて、幸せでした。
D-4525: ああ、…それなら、良かった。さっきは我儘言って済まなかったな。
声A: 良いんですよ。というか…。謝罪よりも、何か明るい言葉で送り出してくれると、嬉しいです。
D-4525: そうか…えー、お前、は、あの世に行っても…、あー、そのー、………頑張れ。
声A: …ええ。
SCP-1531-JP-1: (完全に透明化、消滅する)
<映像終了>
このインシデント後、低脅威度物品収容ロッカーからSCP-1531-JPが消失していることが確認されました。監視カメラの映像には、前映像記録内でのSCP-1531-JP-1と同様に透明化、消滅する様子が撮影されていました。また、SCP-1531-JPの消失と同時にSCP-1531-JPの影響下にあった人物から影響が取り除かれていることが判明しました。これを受けてSCP-1531-JPはNeutralizedに再分類されました。
補遺: インシデント1531-JP後、SCP-1531-JPの影響を受けていた対象の精神状態が有意に向上していることが確認されました。特にD-4525はSCP-███-JPの再収容及びSCP-███-JPの有効な収容方法の発見に深く貢献しています。現在、その功績及び財団に協力的な態度から、D-4525を財団エージェントとして正式に雇用する案が提出されています。
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世界観用語-Other登場
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
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利用ガイド
拝読致しました。
個人的に、内容については特に文句のつけるところのない完成された記事だと思います。
ただ、文体や表現について一つ気になった点があります。
この部分は抽象的で、あまりにもテーマ直球ストレートすぎます。テーマを絞って読者に伝えようとするのは良いことですが、あまり狙いすぎていると子供だましのようで褪めます。例えばSCP-2737は「孤独と死を恐れる」ということをミーム感染の項で心理学的用語を使いうまいこと表現しています。こうした表現にすることでより科学の徒としての財団らしさがでると思います。
ありがとうございます。意外とご好評頂けたようで嬉しいです。確かに私もその部分はちょっと…と思っていました。何かいい案を考えてみます。
その部分を変更しました。流石にミームとかを使って書く力はなかったのでこんな形になりましたが、前よりはマシなものになったのではないでしょうか。心理抵抗値みたいに数値的に表せる尺度とかあればいいんですけどね…
>改定前特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは
>発見経緯:SCP-
:のあとは半角スペース
>実験時以外で直接視認することを防ぎ、
視認することを避け としたほうがいいかもしれません
>差異は存在しないと判明しています。
差異はない でいいかもしれません
>その視線を感じ続けるようにな
SCP-XXX-JPの視線を感じ続ける としたほうがいいかもしれません
>幻覚などの影響も出始めます。
幻覚などの症状を発症 としたほうがいいかもしれません
>失血であり
失血死 としたほうがいいかもしれません
>また、歩氏の自室には、以下のような物が発見されました:
:ではなく「。」のほうがいいかもしれません
>声A:
>声B:
文末に「。」
英数は半角
>低脅威度物品収容ロッカーからSCP-XXX-JPが消滅して
消失のほうがいいかもしれません
>これ
具体的にかいたほうがいいかもしれません
ありがとうございます!早速修正しました。確かに声ABのせりふも財団の文書が句点を付けないのはおかしいですね…。