SCP-XXXX-JP 代用品

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アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:safe

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPはサイト-8104のセキュリティロックが掛けられた収容室にて、非透明の箱に収容して下さい。SCP-XXXX-JPを用いた実験にはDクラス職員を使用して下さい。万が一職員がSCP-XXXX-JPの異常性に曝露した場合、即座にBクラス記憶処理を実行し、危険性、重要性の低い業務に配属し週に1度カウンセリングを実施して下さい。

説明:SCP-XXXX-JPはおよそ10cm×5cmの花崗岩です。組成において、SCP-XXXX-JPに一般的な花崗岩との差異は確認できません。SCP-XXXX-JPの異常性は、人間(SCP-XXXX-JP-aと定義する)がSCP-XXXX-JPを視認した際に発現します。SCP-XXXX-JP-aは使用したい物体がある場合、SCP-XXXX-JPをその代用品として使用できると考えるようになります。なお、SCP-XXXX-JPが代用品としての役割を果たすための能力を新たに獲得することはありません。また、SCP-XXXX-JP-aはSCP-XXXX-JPを常に携帯しようとすることが確認されています。

SCP-XXXX-JPは20██/█/██に██県█山の林道にて三田 勝█氏によって発見されました。三田氏は発見と同時にSCP-XXXX-JP-aとなり、水筒に氷の代用としてSCP-XXXX-JPを入れ、持ち帰りました。2日後、三田氏は自身が勤務する██社にてSCP-XXXX-JPをうちわとして使用しました。結果、社員3█名が新たにSCP-XXXX-JP-aとなり、社内がパニック状態に陥ったことで財団の目に留まり、██社の親会社に潜入していたエージェント・██がXXXX-JPを確保しました。SCP-XXXX-JP-a全員にはBクラス記憶処理が実行されました。

実験ログ:以下はSCP-XXXX-JPに関する実験記録の抜粋です。

実験記録01 20██/█/██

被験者:D-47621

対象:SCP-XXXX-JP

実験内容:D-47621にSCP-XXXX-JPを視認、
保持させ、歯磨き、周囲の撮影、読書を順に
行うように指示した。

結果:D-47621はSCP-XXXX-JPを歯ブラシ、
カメラ、本の代用として使用する素振りを見
せ、上記の指示を遂行した。

分析:SCP-XXXX-JPの異常性が証明された。

実験記録02 20██/█/█

被験者:D-47622

対象:SCP-XXXX-JP

実験内容:D-47622にSCP-XXXX-JPを視認、
保持させた。D-47622は事前に2週間の密室
への隔離と薬物の投与により、強い孤独感を抱
いている。

結果:D-47622は話し相手の代用としてSCP-
XXXX-JPとの会話を試みた。

分析:SCP-XXXX-JPが代用品として認識され
る範囲には、人間も含まれるようだ。

補遺1:SCP-XXXX-JPの確保から3週間後、
SCP-XXXX-JP-aの三田 勝█氏が会社を退職しその2日後に自宅のマンションのベランダから飛び降り死亡していたことが確認されました。

以下は三田 勝█氏の妻である三田 吉█氏に対して行ったインタビュー記録です。(なお、吉█氏はSCP-XXXX-JPには曝露しておらず、SCP-XXXX-JPの存在も知りません。)

インタビュー記録01 20██/█/█

対象:三田 吉█氏(以下吉█と表記)

インタビュアー:██研究員
<録音開始>

██研究員:インタビューを始めます。勝█さん> が2█日前登山に出かけてから、何か変わった> 様子はありましたか?

吉█:はい。会社を辞める1週間ほど前に、
主人の異変に気づきました。主人の趣味は
登山で、そのためにブーツやポールなどを一
式揃えていました。それらを、主人は突然全て
売りに出したのです。私が主人に理由を尋ねる
と、穏やかに笑って「代わりはあるんだから、
気にしなくていい。」とだけ答え、それ以上
何も言いませんでした。

██研究員:続けて。

吉█:その後も、主人は衣服や小物などを次々
処分しては、同じ様な事を言いました。

██研究員:会社を辞めた際も、同じ様な事を?

吉█:はい。私がいくら怒鳴ったり泣き喚い
ても、主人は聞く耳をもちませんでした。

██研究員:わかりました。では、勝█さんが
飛び降りた日の事について、教えて下さい。

吉█:はい。昼頃まで、主人は自分の部屋にい
ました。そして私が昼食を作っているとリビン
グにやってきて、そのままベランダに出て行き
ました。(吉█氏の精神が不安定になる)

██研究員:吉█さん、大丈夫ですか?

吉█:はい、すみません。主人がベランダから
身を乗り出しているのを見て、私は慌ててベラ
ンダへ行き、主人の右腕を掴んで考え直すよう
に説得しようとしました。主人は動きを止める
と、私の方を向き、穏やかにこう言いました。
「僕の代わりはあるんだから、気にしなくて
いいじゃないか。」私は呆然として手の力を緩めてしまい、気が付いたら……

(吉█氏が泣き崩れ、インタビューが終了)

<録音終了>

補遺2:補遺1を受け、残りのSCP-XXXX-JP-aの調査を行ったところ、彼らに物欲の低下等は確認されませんでしたが、通常業務を観察した所集中力の欠落と大幅なミスの増加が確認されました。また、そのことについて質問すると、彼らは一様に仕事に対するこだわりがなくなったためと回答しました。この事から、SCP-XXXX-JPの後遺症は事象に対する執着心の欠落であり、曝露から記憶処理までの時間に比例して重症化すると考えられています。これらの後遺症については、記憶処理によって解決することは出来ませんでした。なお、SCP-XXXX-JPの実験に使用されたDクラス職員2名については、いづれも別業務にて自身のミスが原因となって死亡しています。

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