「D」の招待状

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アイテム番号: SCP-1837-JP

オブジェクトクラス: Euclid keter

特別収容プロトコル: すべてのSCP-1837-JPは即座に焼却処分されなければなりません。

我々はあまりに大きな犠牲を支払いました。██████博士の報告書に基づき、特別収容プロトコルを改定し、これ以上の改定を禁止します。-O5-6

説明: SCP-1837-JPは、特定のDクラス財団職員を対象とした招待状です。すべての招待状は概して一般的な社交パーティーなどの出席者へ送られるそれと同様の形をしています。多くの場合、一般的な「便箋」の中に梱包されており、その蓋に該当する部分は赤い蠟による接着がなされています。蠟の部分には、「D」を模した焼印がされていることが確認されています。

SCP-1837-JPの異常性は該当オブジェクトを宛先となっている職員(以降、対象と呼称)が直接開封した際に発生します。開封とほぼ同時に、対象はSCP-1837-JPに記されている招待先(以降、SCP-1837-JP-Aと呼称)にSCP-1837-JPと共に転移します。SCP-1837-JP-Aは地球空間上におけるあらゆる場所があらゆる時空間上が候補となります。SCP-1837-JP-Aを事前に確認するために、SCP-1837-JPの対象以外の人物によってそれを確認する試みはすべて、SCP-1837-JP上におけるSCP-1837-JP-Aの未記載という形で失敗しています。このことから、SCP-1837-JP-Aは対象が開封作業を行った瞬間に決定されると考えられています。

以下は、D-1837-13宛に送られた招待状の写しです。

招待状

あなたは、Dの意思によって、このすばらしい招待状を受け取る人物となりました!おめでとう!
あなたが今これを目にするころには、あなたはすでにその場所にいることでしょう!なんて驚くべきことなのでしょう! こんな稚拙な文章を読む暇も与えられることなくあなたはそこに行くのです! 
財団の皆様はずいぶんと阿呆のようですね。あぁ、別に馬鹿にはしておりませんよ。ただ面白くて笑っただけです。たぶん、もしこの文章をあなたが読めているであれば、死まで余裕があるのか、はたまた変哲のないありきたりな場所にでも飛ばされたのか、もしくはその招待先から帰ったお客様から受け取ったのでしょう。あぁ、財団だから回収してたりするのかな? ははは。
ま、がんばりたまえよ。もし君がどこに飛ばされたのかわからないのであれば、次の文章をみるといいよ。到着してから見る行き先なんて、なーんて面白いギミックなんだろう!!
行き先:海のど真ん中
Dより 財団の幸運な████1へ 

この招待状は太平洋沖に転移したと考えられるD-1837-13の死体回収を実行した際に発見、回収されました。D-5648-JPの死因は北緯███度、東経███度、水深300メートルの海域に「連続して」転移し続けたことによる溺死であると推測されています。この事実については、その後財団が別のDクラス職員を用いて行った実験からも同様の結果を得ることに成功しています。

SCP-1837-JPの起源は不明です。██████博士が行った調査によると、少なくとも█0年以上前から財団に接触があったと考えられています。どのようにして財団の存在を認知あるいは認識したのかについては現在、調査チームによる研究が行われています。過去に起きた職員、エージェントの変死や失踪ならびに明らかな異常性が認められる事故などの原因として、SCP-1837-JPの可能性を否定することはできません。

以下は同博士が行った実験記録からの抜粋です。

実験記録1837 - 日付2016/08
対象: SCP-1837-JPによって指定されたDクラス職員

実施方法: 対象に通信装置および発信機をつけた状態でSCP-1837-JPを開かせる。到着した時点で生存が確認されていた場合、周囲を可能な限り探索、させる。

結果: 結果は以下のとおりです。

対象 転移先 説明
D-1837-01 ████県█████市内の歩道 周辺住民への記憶処理を行った。対象は逃走を図ったため、体内に埋め込んだ薬剤カプセルを起動し、即座に終了した。カバーストーリー「放浪者の病死」を適用。
D-1837-08 アメリカ合衆国█████州内のバー 探索を行ったところ、周辺ではディスコパーティーが行われており、職員の出現に気づくものはいなかった。本部職員に手配を行い、数週間後に帰還した。
D-1837-11 財団本部サイト███のSCP-███収容房 即座に担当職員に対する連絡を実施。D-1837-11はSCP-███と接触、[編集済み]によって死亡した。一時的な収容違反が発生したが即座に鎮圧された。
D-1837-22 ブラジル熱帯雨林地帯 探査途中、生体反応が途絶えたため、帰還を断念した。
D-1837-29 [N/A] 転移後即座に連絡が取れなくなった。衛星の座標は一般的に「月面」と呼ばれる地点を指し示していた。

以下の探査記録は、SCP-1837-JPを用いた実験を行っていた際にとられた探査記録からの抜粋です。

__探査記録1837-30__
日付: 2016/08/15

投入人員: D-1837-30

対象: SCP-1837-JP

目的: SCP-1837-JPの転移先に関する調査

付記: 本記録は、SCP-1837-JPの特別収容プロトコル改定前に行われた、実験記録1837の探査記録とカメラ映像、通信記録からの抜粋です。

担当者: █████博士

<記録開始>

≪D-1837-30に所定の装備を行わせた状態で、SCP-1837-JPを担当職員が受け渡す≫

████博士: それではD-1837-14、その封筒を開いてください。

D-1837-30: なぁ博士、なんで俺は探索用のこれを装備させられなきゃならないんだ? どこかに行かされるかと思ったらそんなこともねぇしよ。

████博士: 命令無視は財団の規律違反になりえます。

D-1837-30: わかったわかった。開きゃいいんだろ?

≪SCP-1837-JPを開くと同時にカメラの映像が切り替わる。収容房内からD-1837-30の姿が消失する≫

████博士: 聞こえますか、D-1837-30。

D-1837-30: [雑音]あぁ、聞こえて[雑音]

≪博士が発信器の座標を確認。英国美術館前の座標が記録されるが、未知の周波数による通信を確認≫

████博士: D-1837-30。周囲の状況を報告してください。

≪映像が切り替わり、荒れ果てた都市群が出現する。動揺した本部チームが英国支部への確認を行うが、同様の状況は確認、報告されなかった。≫

D-1837-30: っと・・・どこだ、ここは?

████博士: D-1837-30。あなたは・・・・・・未知の信号によって通信を行っています。現在地は・・・・・・まだ確認できていません。

D-1837-30: そうかい・・・・・・うっ。

████博士: どうしましたか?

D-1837-30: ビルが崩れて、人が下敷きになっていやがる。[罵倒]、ひでぇ血のにおいだ。建物を見た感じ、外国かどこかみたいだな。

████博士: 原型をとどめている建物は存在しますか?

D-1837-30: そうだな・・・あそこに、でかいビルがある。映画かなんかで見たことがあるぞ。

████博士: そこに向かい、生存者がいるか確認してください。

≪D-1837-30が移動し、目的のビル内部に入る。≫

D-1837-30: ひでぇにおいだ。この塊が見えるか? 

≪D-1837-30がカメラを向けた方向に[検閲により削除]が映る。D-1837-30がぜんそくを起こした。博士の許可により携帯させた鎮静剤を服用≫

████博士: 周辺の状況を報告してください。
D-1837-30: どこもかしこも、血と肉ばかりだ。[罵倒] なんてことしやがる。

████博士:
D-1837-30:

████博士:
D-1837-30:

████博士:


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  1. portal:2843191 ( 11 Jun 2018 22:20 )
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