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SCP-2623-JP-Aが描いたSCP-2623-JP
アイテム番号: SCP-2623-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2623-JPの性質や出現条件の不規則性から、完全に収容することは不可能です。出現範囲内の別々の場所に3名の職員を配置し巡回させます。タケルという名前の職員を配置しないよう注意してください。巡回中にSCP-2623-JPを発見した職員は、SCP-2623-JPと眼を直視し、探している相手が自分ではないことを発言します。この時、SCP-2623-JPの姿が見えなくなっていた場合においても、同様に行います。また、定期的に出現範囲内において、噂話を行います。
説明: SCP-2623-JPは、長髪を薄茶色に染めた日本人女性に見える、身長158cm前後の霊的人型実体です。また、SCP-2623-JPを映像記録媒体に記録することができないため、外見情報の記録は絵や文字でのみ可能です。
SCP-2623-JPは、福岡県の岡垣町内に不定期に出現します。SCP-2623-JPは、約11秒の間隔で同じ空間を2回見たときに出現することがあります。また、目撃時の環境に関わらず、SCP-2623-JPを視覚できるのは1人のみであることが判明しています。SCP-2623-JPは、如何なる状況においても、複数個所に同時出現することはありません。また、何者かがSCP-2623-JPの異常性の下にある間、SCP-2623-JPが再出現することはありません。現在判明している条件を満たした場合においても、SCP-2623-JPが出現しないこともあるため、他の条件について調査中です。
SCP-2623-JPの異常性は、SCP-2623-JPの眼を直視することで発現します。1眼を直視するとSCP-2623-JPの眼から異常な重圧を感じます。その後SCP-2623-JPの眼を見た者(以降SCP-2623-JP-1とする)は、何らかの要因によって1度SCP-2623-JPが出現した空間から眼を離します。2SCP-2623-JP-1が再び視線を戻すと、SCP-2623-JPは消失しています。SCP-2623-JPの目撃後、SCP-2623-JP-1は日常生活において、SCP-2623-JPから感じた重圧を感じたりする(以降異常現象とする)ことがあります。また、SCP-2623-JP-1は親しい人間にSCP-2623-JPについて、話し始めます。この話は噂話として、直ちにSCP-2623-JPが属するコミュニティ内に拡充されます。この噂話を聞いた人間はSCP-2623-JPを目撃する可能性が飛躍的に上昇します。これらの異常性は、SCP-2623-JP-1が死亡するか、探している相手が自分ではないことを発言する(以降「告知」とする)まで継続します。
異常現象により、SCP-2623-JP-1は他人の眼を見ることを極端に嫌うようになります。「告知」を行わないまま時間が経過するに従い、更なる異常現象を引き起こします。1ケ月を経過すると「どうしていなくなったの」という女性の声が聞こえるようになります。3ケ月が経過するとあらゆる眼球から重圧を感じるようになり、5ケ月が経過すると自分の眼球をくり抜くに至ります。眼をくり抜いた後も重圧を感じ続け、最終的には食事や睡眠ができなくなり、SCP-2623-JP-1は衰弱死します。SCP-2623-JP-1がタケルという名前の人物であった場合、自身の名前をSCP-2623-JPに告げると、その直後に対象は消失し11日後に千葉県の████にて死亡した状態で出現します。
発見経緯: SCP-2623-1は、20██年█月に、岡垣町立███学校の児童による噂話を、非常勤講師として潜入していた財団エージェントが耳にしたことから発見に至りました。財団エージェントは、課外授業「学校新聞を作ろう」を行い、学校の噂などについての新聞を班ごとに1枚ずつ作成させました。結果、すべての新聞にはSCP-2623-JPに関する記述がされていました。児童にインタビューを行った結果、過去にSCP-2623-JP-1であった児童(以降SCP-2623-JP-A)を発見し、SCP-2623-JPの断片的な情報を得ることに成功しました。インタビューの詳細は補遺2623-JP-A.1を参照してください
補遺2623-JP-A.1: インタビュー記録
補遺: SCP-2623-JPとの意思疎通を図る実験は1例3を除いてすべて失敗しています。成功した例では、SCP-2623-JPは旅行中に████で溺死した██ 姫愛 氏であると自らを語っており、消息を絶った婚約者██ 尊 氏を探して彷徨っていると話しました。実験開始当初、SCP-2623-JPは友好的な態度を示していました。しかし、██ 猛研究員が自らの名前を告げた直後、SCP-2623-JPの怒号が鳴り響いたと同時に、██ 猛研究員がその場から消失しました。11日後、████にて目がくり抜かれた状態の██ 猛研究員の死体が見つかりました。今回の事案は、タケルという名前を名乗ったことが引き金になったと推定されることから、これ以降タケルという名のDクラス職員による実験を数回行いました。死体の出現場所は████に限られていますが、実験回数を重ねる毎に死体の損傷が激しくなっています。また、異常現象の悪化にかかる時間が短くなっていることから、タケルという名のDクラス職員による実験は禁止されています。
SCP-2623-JPの収容の為の情報を得るため、婚約者であった██ 尊 氏を捜索しましたが、19██年に死亡していることがわかりました。そのことをSCP-2623-JPに伝えることは██████と████の氾濫による大規模災害を引き起こすため、禁止されています。
お前じゃない
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:8268790 (22 Sep 2022 16:03)
半角数字に統一しましょう。
個人的には「告知」の定義などは説明欄に書く方が良いのではないか、と感じました。これは一つには、「告知」が異常性の内容と深く関連することであり、特別収容プロトコルでは「告知」自体を知らずとも同様の行動で収容できれば十分であるという物語内的理由に基づきます。もう一つには、読者は往々にして特別収容プロトコルを読み飛ばすことがあるというメタ的な理由があります(私は普段読み飛ばしています)。
一般に「終了」は"terminate"の訳語として定着したものです。財団がオブジェクトや職員を"terminate"する以外の意味で「終了」を用いるのは私としてはヘッカ違いでした。単に「自殺」「自決」で良いかと思います。
全角数字があります。半角にしましょう。
黒塗は██をコピペしてお使いください。以下、黒塗りについて同様です。
「生徒複数名」とする方がクリニカルかと思います。
なお、「生徒」は原則として中学生および高校生を指し、小学生は「児童」と呼ばれます。岡垣町内に高等学校が存在せず(そもそも町立高校は日本にそんなに多く存在しませんが)、「生徒」と呼称されていることを考えると、文字数の関係で町内の1校の中学校に特定されてしまうように思いました。「町立中学校」くらいにぼかしても良いかと思います。
教育実習生として潜入した場合せいぜい2, 3週間しか潜入できないと思います(それ以上長期の実習を通常行わないため)。偶然SCP-XXXX-JPを発見したということで本来は別の目的があって潜入していたのかと思いますが、それだけの期間で十分なのでしょうか。事務員・用務員とか、非常勤講師とかでいかがでしょうか。
わざわざ特別授業にせずとも、学活(=学級活動)やホームルームの枠で十分ではないかなと思います。また生徒が1人で校内の情報を纏め上げて……とするのは結構な労力ですので、班単位で作成させる方が自然かと思います。
半角にしましょう。
「成功した例では」などを補うと良いでしょう。
「失踪した」「消息不明になった」等の方がクリニカルかと。
なお、脚注が記事の最下部に移ってしまっています。[[footnoteblock]]が設置されていないためかと思います。
現状DVです。大きな要因としては、話を構成する要素の繋がりが弱いように感じたことが挙げられます。例えば男性3人で行動していると目撃しうるということですが、特に男性3人の条件下に特定する必要が無いように感じました。2人でも良いですし、1人だけで目撃して帰って来てから周囲に言いふらす形でも良いでしょう。噂話が一言一句一致するという内容についても、目線が合ったら重圧をかけてくるという設定との繋がりがありません。関連性の無い複数の異常性を1つの異常存在に搭載することは、読者から都合の良さを感じられてしまうためお勧めしません。噂の伝播を演出したい場合、非異常の噂として流布された設定にするか、あるいは一言一句一致することに合理性を持たせるのが良いかと思います。
もう一つ大きな要因としては、よく聞く怪談話の設定集との差別化が出来ていないように感じたことが挙げられます。死別した恋人の幽霊であるとか、幽霊に呪われて自傷行為に走るであるとか、そういった内容は世の中のホラーコンテンツには溢れているのではないでしょうか。例えば霊の正体やそれに関連する背景、あるいは学校での呪いが拡大していく様子であるとか、そういった部分を具体的に描いてやることで新規性が生まれるのではないでしょうか。具体的に物語を掘り下げてみて、読者に何か新しいものを提供できないか検討されることをお勧めします(現状では補遺:も発見経緯:も記述が事実の提示だけであっさりとしており、怖ろしいといった感情や他の感情を抱くことはありませんでした)。
加えて、文章に話し言葉っぽい雰囲気が漂っているなど、報告書としても不十分な印象を受けました。「知れ渡ります」は「拡散します」、「目」は「眼球」、「続きます」は「継続/持続します」など、まだ言い換える余地は残っているように思います。幸い報告書のフォーマットは守られているので、例えば外部の文献などで堅めの文章を参照してみると充実したクリニカルトーンになるのではないかなと感じました。
以上です。執筆頑張ってください。
追記: 「告知」関連のコメントを更新しました。申し訳ありません。
ご指摘いただきまして、ありがとうございます。
半角英数について、再度見直して、抜けがないように気を付けます。
クリニカルに書くことが苦手ではありますが、より報告書としての完成度を高められるよう今一度使用する言葉について調べてみます。
初の執筆でありいろいろと報告書を見漁りながら慎重に書いたつもりでしたが、指摘されることで改めて文体や語彙に問題があると実感しました。
物語性については、もう少し掘り下げてみようと思います。
わからないことが多いから、いつか目撃してしまうのではないかという恐怖を感じさせられたらと思っていましたが、目論見はうまくいきませんでした。文章からじわじわ来る怖さが出せるように頑張ります。
また、長く書くことが最も悪だと考え、思いついていた異常性や物語について省いたところが多くありましたが、長くても面白くて読んでしまうものが書けるよう熟考したいと思います。
初の執筆で長く読みにくいものであったにもかかわらず、全体に目を通していただき、細かいご指摘ご意見いただきまして、誠にありがとうございます。
改案して出しなおそうと思いますので、また目を通していただけると幸いです。
的外れな事を言っていたら申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。
ご意見ありがとうございます。
この話の本筋が実体験なので肉付けに苦労しています。より意見をいただけるよう、改稿1で練ったストーリーの解説を描きます。
まず、このオブジェクトはタチバナヒメ(姫愛)さんという女性の霊体です。また、婚約者はヤマトタケル(尊)さんです。
千葉県には、オトタチバナヒメとヤマトタケルの伝承があります。荒れ狂う海を沈めるため浦賀水道にオトタチバナヒメが身を投げるという話です。タチバナヒメさんはここにリンクします。
タチバナヒメさんとヤマトタケルさんは岡垣町で暮らす婚約者です。旅行でオトタチバナヒメが祀られる神社(千葉県)へいきました。何らかの事故でタチバナヒメさんは浦賀水道に落ちてしまいます。タチバナヒメさんは、海の底に消えて、遺体は回収されませんでした。海道の底で眠るオトタチバナヒメとリンクし異常実体となってしまう。永遠の愛(eye)を誓ったヤマトタケルさんを探して、今まで暮らしていた岡垣町に現れるようになります。
一方ヤマトタケルさんは、タチバナヒメさんの死に悲観し千葉県で自殺してしまいます。タチバナヒメさんは岡垣町に帰ってこないヤマトタケルさんを自分を捨てたと勘違いします。裏切られたと感じたタチバナヒメさんのヤマトタケルさんへ向けた執念が、目(eye,愛)からの重圧として現れます。一方タチバナヒメさんとリンクしたオトタチバナヒメは命をかけて愛した人を救ったのに、という感情へと変化します。
タチバナヒメさん執念と、オトタチバナヒメという神様の怒りがこのオブジェクトには宿ります。
ここで、ヤマトタケルさんをこっちに連れてこないと収まらないオブジェクトは、多数の人間に見られることでヤマトタケルさんに、自分のことを知らせようとしています。(異常性の噂の方)ただ、岡垣町内にしか出られないというのは、一緒に過ごした思い出の地ということで、岡垣町に縛られていると設定付ました。
タケルと名乗る人間に怒声を浴びせるのは、裏切られたことへの怒りです。そして直ちにこちらに連れてこようとします。この際それなら、岡垣町内で死亡でいいんじゃないかと思いましたが、タチバナヒメさんの遺体が浦賀水道のそこである為、1度底に連れてきて2人で眠りたいとの、思いから遺体があるであろう場所にタケルは連れていかれます。違うと分かれば直ぐに海底から解き放たれ、死体は陸に流れ着きます。タケルが死んだことを告げるとそれを信じたくないことや、死んだとしたら自分みたいに霊体となって会いに来てくれるはず!嘘つきやがって!!と怒ってそいつを即死させるわけです。そして、オトタチバナヒメの伝承では、海を沈めましたが、その逆で海を荒らして未曾有の津波なんかを起こします。
こんな感じの流れを想定しました。
全く伝わってなかったですね。申し訳ありません。。。
目がくり抜かれるなどの無理やりすぎる設定がより分かりづらさを、そして必要以上の伏字も良くなかったとおもいます。
いっその事、タチバナヒメさんと、ヤマトタケルさんの名前は伏せない方が分かりやすかったかなと思いました。
目をくり抜く設定はなくそうと思います。あくまでこのオブジェクトは自分の存在をタケルに、しらせようとするオブジェクトとして考えてみます。
実際の体験では自分が婚約者ではないしその人を探すことも出来ないと伝えることが出来るまで、7年間付きまとわれて家でその女性から受けた圧を感じることがあったため、オブジェクトの異常性にしました。
しかし、よく考えると、タケル意外に付きまとう必要は無いため、たけると名乗ると死んじゃうくらいの奴にしてもいいかなと思います。目からの重圧をベースとしたいのでほかにいい案がないか探してみます。
実際の霊は目が合ったりすると、無条件で着いてくるようで、自分の場合もそうでした。こちらを婚約者と、勘違いしてたのかはわかりませんが、少なくとも自分じゃないことを、伝えてから霊障は無くなったのでそれも取り入れてみました。この辺はもう少し整理してみます。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。