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編集が完了しました。担当者は報告書全編に目を通すようにしてください。 - 六連博士
SCP-XXX-JP-J-Bの一例
アイテム番号: SCP-XXX-JP-J
オブジェクトクラス: Keter Explained Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Jの完全な収容は不可能です。カバーストーリー「レポート提出」によって、定期的なSCP-XXX-JP-J-Aの検出を行います。検出されたSCP-XXX-JP-J-Aにはプロトコル・ダスティに従ってSCP-XXX-JP-J-Bに継続的に暴露させ、異常性を減少させてください。追記: 著しい異常性を持つ、またはSCP-XXX-JP-J-Bの対象が広範であるSCP-XXX-JP-J-Aに対しては機動部隊に-10「啓蒙思想家」が出動し、プロトコル・ダスティを通常より短いスパンで行ってください。それでも効果がない場合、終了してください。
説明: SCP-XXX-JP-Jは、不特定多数の人間(以下、SCP-XXX-JP-J-A)が持つ異常な精神的免疫反応です。SCP-XXX-JP-J-Aは特定の傾向の文書(以下、SCP-XXX-JP-J-B)を理解することを拒み、長時間の視認などでSCP-XXX-JP-J-Bへの暴露状態の維持が行われると転換・否認・逃避などの様々な防衛機制を行います。SCP-XXX-JP-J-Aの各個体によって異常性を引き起こすSCP-XXX-JP-J-Bの傾向は異なります。
現在財団が確認しているSCP-XXX-JP-J-Aの数は日本国内だけで████████人に及び、うち財団職員は█████人です。SCP-XXX-JP-J-Aは継続的にSCP-XXX-JP-J-Bに暴露させることによって異常性が減少することもありますが、かえって異常性が強まる事例もあり、その規則性は不明です実験記録を参照してください。
その性質上、SCP-XXX-JP-J-Aが増加すると、科学技術の退化・科学的思考力の低下によりAK-クラス:世界終焉シナリオにつながる可能性があるため、SCP-XXX-JP-JはKeterに指定されています。
実験記録XXX-JP-J-2 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-J-A-31(D-39390)
実施方法: SCP-XXX-JP-J-B-31を理解するように指示
結果: SCP-XXX-JP-J-A-31は最初の数十分間は司令部に対して文句を言っていたが、その後SCP-XXX-JP-J-B-31を眺め、休眠状態に入った。
分析: SCP-XXX-JP-J-A-31は故意に寝たというより眠気に負けたように感じました。これもSCP-XXX-JP-Jの1つなのか、SCP-XXX-JP-J-Bの中にSCP-ZZZ-JP-Jを兼ねるものが存在するのかは調査が必要でしょう。
実験記録XXX-JP-J-4 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-J-A-43(D-40002)
実施方法: SCP-XXX-JP-J-B-43を理解するように指示
結果: SCP-XXX-JP-J-A-43は顔面が蒼白になり、心拍数を異常に減少させた後活動を停止した1。被験者は座っていたため怪我などはなかった。
分析: 状況によっては、SCP-XXX-JP-Jへの暴露は命に関わる可能性があります。
実験記録XXX-JP-J-8 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-J-A-68(D-40026)
実施方法: SCP-XXX-JP-J-B-68を理解するのに十分な、初歩的な追加の文書を与え、それを使ってSCP-XXX-JP-J-B-68を理解するように指示。なお、理解に必要な箇所には付箋や書き込みでのより詳細な解説がついており、司令部から理解を補助する指示を出している。
結果: SCP-XXX-JP-J-A-68は司令部の指示に従ってSCP-XXX-JP-J-B-68の理解に成功。
分析: 十分な環境があれば重篤なSCP-XXX-JP-Jを引き起こすことなくSCP-XXX-JP-J-Bの理解が可能なようです。
実験記録XXX-JP-J-12 - 日付20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-J-A-68(D-40026)
実施方法: SCP-XXX-JP-J-B-68を用意し、要約を指示
結果: SCP-XXX-JP-J-A-68は命令に反抗、金切り声を上げる、眼球の動作を300%、手足の動作を500%増加させるなどの重篤なSCP-XXX-JP-Jを発生させた。
分析: 適切に接触させなければSCP-XXX-JP-J-Aの異常性がかえって増加することがあるようです。
補遺1: 実験の結果を受け、プロトコル・ダスティ2が制定されました。各国にそれぞれ適切なカバーストーリーを用いてプロトコル・ダスティを定着させてください。
補遺2: 報告書製作前任者がSCP-XXX-JP-Jを有することが確認されたため報告書が大幅に編集されています。以前のバージョンはアーカイブされました。
補遺3: この報告書の初版を提出した██博士へのインタビューにより、補遺2の内容、ひいてはそれを基に作成された本報告書の内容はすべて虚偽であることが判明しました3。よってSCP-XXX-JP-JはExplainedに再分類され、本報告書はアーカイブされます。
二度とやらないでください。 - 六連博士
記事ここまで
記事の方向性
あるある系ジョーク。██博士が以前の版の報告書をおふざけで書く→それを見つけた六連博士が真面目に書き直し、上層部もそれに沿って実験の許可を出す→おふざけであったことが判明、Explainedに→報告書をまともに読まなかったが故の収容違反が発生→晴れてマジSCiP認定
文調がおもんないと言われたので逆手にとることに
見てほしいポイント
- 単純に面白いか(UV/NV/DV)
- 実験記録の長さは適切か
- 補遺はどれぐらい笑えるか
- 最後の折りたたみは折りたたんだままの方がいいか
- 誤字脱字等細かい点
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3898923 (02 Jun 2018 06:03)
勉強というよりは難解な物への忌避という感じもありますが、着眼点は良いと思います。強いて挙げるとすればなんとなく「そのまま」の感じが強いでしょうか。例えば36.6-jp-jなどは「未確認の病原体」という体裁であくまで科学的(っぽく)対処をしていますね。それと似たように、例えば「一定以上の複雑さを持つ数式が持つミームに対する、一部のヒトが先天的に持つミーム防衛機能(タイトルがアレルギーですし)」として扱ってみるなど、「バカバカしい物を科学的(っぽい)に取り扱う」という方向性の方がウケが良いかと思います。
補足: オブジェクトクラスはとても面白かったです。ただ、「プロトコル・ホシュー」はちょっとそのまんま過ぎて微妙…だと思いました。
ありがとうございます。なるほど、確かにちょっとまんますぎますね。ちょっとその方向で改稿してみます。
プロトコル・ホシューは「まんますぎるだろ!」ってツッコんでもらうためのものなんですが、面白くないとなるともうちょっとひねる必要があるんですかね。一応前案としてプロトコル・ウコビヨなんてのもあるんですがどっちの方が面白いでしょうか。もっといい案があれば提案おねがいします。
提案に従って少し改稿しました。主にミームの話が入ってますが、ミームの使い方ってこれで合ってるんですかね……あんまり自信がない
笑わせていただきました。真面目に馬鹿やってる感じがいかにもジョーク記事という趣で、とても面白かったです。
私も新参者なので自信ないですが、ミームの使い方はたぶん大体合ってると思います。ただ文中でSCP-XXX-JP-J-Bは「問題に含まれるミーム」だとしている箇所とSCP-XXX-JP-J-Bを「問題そのもの」として扱っている箇所があり、混同しています。どちらかに統一するべきです。
ヘッドカノンにもよるのですが、カノンとしてはKeterクラスの判断基準は危険性だけでなく収容難度の影響が大きいです。Kクラスシナリオを起こす場合でも容易かつ安定して収容できるならSafeになります。Keterへの分類理由としてKクラスシナリオを起こすことだけでなく、SCP-XXX-JP-Jが不特定多数の対象に発生するため完全な収容ができていないことにも触れたほうがいいかもしれないと思いました。
実験記録XXX-JP-J-2の「眠気を引き起こす作用」は「睡眠を誘発する作用」とかの方がより科学的な文章にみえるかと思います。
ありがとうございます。一つ目と三つ目はその通りですね。修正してきます。
二つ目に関しては特別収容プロトコルに「SCP-XXX-JP-Jの完全な収容は不可能です」とあるので二度言う必要はないと考えたのですがいかがでしょうか。分かりづらければ修正も視野に入れます。
私も新参者なので参考程度に聞いて頂ければ幸いですが、この書き方だとKクラスシナリオを起こすからKeter、みたいに読めるのでサラッと触れるくらいは欲しいかなあと個人的には思いました。
うーん、Kクラスシナリオ起こすからKeterってのは間違ってないと思うんですよね……逆に収容できなくてもEuclidっていうオブジェクトはありますし。あとうまい加え方がわからないです。
一応参考程度に聞いて頂ければ幸いですが、EuclidでもK-クラスシナリオを起こすものはあります。Keterは収容不可かつ一定以上の危険度であるイメージが私にはあります。どちらかが足りなければEuclidになる印象です。
しかし繰り返しになってしまいますが、クラス分類の細かいところはヘッドカノンにもよるので、説明を加えるかどうかはsubaru-mutsuraさんのイメージする設定に準拠する形でいいと思います。
もし説明を加えるのであれば「SCP-XXX-JP-JはKeterに~」の直前に「完全な収容が不可能であることも踏まえて」のような文を加えるのはどうでしょうか。
じっくり考えてみましたが、
・テンポが悪くなる
・特別収容プロトコル特別収容プロトコルに既に書いてあるため、二度書くとくどくなる
・かといって下だけに移す内容ではない
と思ったので、見送りたいと思います。他の方にも同じことを言われるようであればまた考えてみようと思います。ありがとうございました。
予定タグは
scp-jp
joke
unclassed
記述
反ミーム
K-クラスシナリオ
未収容
です。この場合ってミームと反ミームのどちらが適切なんでしょうか……。
学校、それも高校以前における「勉強」というのはあるあるネタとしても年齢の範囲がかなり限られてきます。ミームの説明や実験記録において、「問題」というより「難解なもの」を難しそうだからととにかく忌避する、という形で「勉強」を内包するネタとしてみてはどうでしょうか。個人的には勉強嫌いは割と年齢に縛られないと思いますし、プロトコル・ホシューや機動部隊名についてもこの理由からあまりふさわしいと思えませんでした。
指摘を受けてかなり大規模に改稿しました。余談ですがダスティ(dusty)はstudyのアナグラムです。「お前のその埃被った脳みそをゆすり起こしてやる」的な意味も入ってたりいなかったり……
批評会の内容を受けてさらに改稿しました。
・最後でどういう話かわかるようにしたつもりだが上手くいっているか
・オブジェクトクラスを普通にKeterにした方がよいか
・単純に面白いか
あたりを批評お願いします。
「勉強」に絞って考えると、例えば数学アレルギーであれば「算数レベルの数式を見ただけで拒絶」「数学という表題だけで拒絶」など深刻なアレルギー反応が出るかと思います。
(にも関わらず、高度な数学技術であるプログラム結合体”ソーシャルゲーム”は受容されるという怪奇)
あと機械類が大嫌いな知人を思い出しました。
新しく買った地デジチューナーの接続を「読んでも絶対分からない」と、説明書を1ページも読まずに作業を丸投げされましたw こういう反応も(多分)このオブジェクトの仕業だと思います。
参考になれば幸いです。
私も新参者なので以下の批評の正確性は保証できませんが、参考までに。
あるあるネタを財団のフォーマットに落とすことには成功していると思います。しかし全体的な文量が以前に拝見したものよりも増えているので、その量に対し単なるあるあるネタだと威力が不足しているように感じられました。
ジョーク記事なので、この文量なら実験記録はさっと読めるような勢いが欲しいかなと思いました。プロトコルの説明のようになっていて、ぐっとつんのめるような感じがします。プロトコルも単に「勉強させる」というものでそこに面白みがあるわけではないですし、プロトコルの説明のための実験記録は不要だと思います。それよりはこのあるあるネタに絡めた笑える実験記録などの方がいいと思います。
補遺3でこれは嘘の報告書でした、と説明されていますが、██博士が嘘の報告書を作成した理由がよくわかりません。このSCiPも「難しいものを読む/勉強するのを嫌がる」ということに対するメタネタになっていますし、それも██博士が嘘の報告書を作成した動機には繋がらない気がします。
最後の事案記録について、やっぱり実在していたんだ!と勘違いしたのはわかるのですが、少々くどいような気がしました。「実在する」、「実在しない」を往復していることは少なくとも今回の場合は特に記事に深みを持たせる要素にはならないと思います。
最後に「ここまで読み飛ばしてきたあなたのことですよ」とありますが、この記事は特別読みにくい記事というわけでもないので、大体の人は全文を読んでいると思います。なので、このセリフでは読者に没入感を持たせることはできないと思います。かと言って全文を難しくして可読性を失わせてしまうとDVの原因になると思います。このセリフで読者に没入感を与えたいのならば、例えば「以下、重要なので読み飛ばさないでください」などと前フリして、やたら小難しくて長い文を引用に書き、引用が終わった直後にこのセリフを入れるなど工夫が必要だと思います。ただし、それでもよくあるメタネタの域は脱せていないかもしれませんし、前フリで感づかれてしまうかもしれません。あくまで例なので、この案は必ず採用する必要はありません。とにかく、このセリフによって没入感を与えるにはsubaru-mutsuraさんの考えるベストな方法で「読者に不快感を与えず読み飛ばさせる」必要があると思います。
以下、細かい点です。
プロトコル名ですが、アナグラムはちょっと伝わりにくいかなと思います。ジョーク記事なので頭を捻らくてもわかるようなプロトコル名がいいと思います。
補遺2のアーカイブされている報告書ですが、その報告書に補遺があり直後が補遺3になっているので、一度折りたたみを開くとどこからどこまでがアーカイブされた報告書なのか少しわかりにくいです。collapsibleを以下のようにする、引用にするなどで区切りをわかりやすくすると見やすくなるかなと思います。
余談ですが、精神的免疫反応という言い方は好きです。
私からは以上になります。参考の一助にしていただければ幸いです。
ありがとうございます。やっぱり想定と全然違う受け取られ方されてますね……。難しいなあ。
あった方がいい派の人もいて迷ってます。笑える実験記録と言うとどんなのがいいでしょうか。思いつかない……。
息抜きにおふざけで報告書を作っただけで、特にこれといった理由はないという設定です。そもそもなんでこの辺を設けたのかって言うと「文が固くてjokeっぽくない」と言われたからなんですね。でも改められる気がしなかったため「財団側においてもジョークだったものを、勘違いした六連博士が真面目に書き直した」という流れにしています。うまい事行ってないみたいみたいですが……。
二段オチにしたかったんですが、うまくいってないみたいですね。オチをつけるならどうまとめるのがいいんでしょうか……。
これ実は読者よりも財団世界の財団職員に向けてるんですが、読者にも被るようにしたくはありますね。読み飛ばさせるなら事案とセリフの間にこの現象の発生機構でも書き連ねてみますかね……?
全体を通してアイデアが全然足りてないですね。どこかで募れないか検討してみます。ありがとうございました。
改稿しました。
・脚注が色々増えました。
・財団がちょっと過激になりました。
・最初のコメントを変えました。
予定タグ
scp-jp keter joke ベンチャーコンテスト 記述 K-クラスシナリオ 未収容
もうちょっと批評欲しいです。よろしくお願いします。