Ss 317 1 - SCP-JPサンドボックスⅢ

Ss 317 1

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クレジット

タイトル: SCP—JP - (記事のメタタイトル)
著者: ©SS-317
作成年: 記事作成年

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: [SCP-XXX-JPはその性質上、完全な収容は困難です。なお、サイト498の地下にあるウイルス研究施設内の第3低温室にてそのサンプルが保管されており、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可がない場合、その持ち出しは禁止されます。SCP-XXX-JPが関与する事件が発生した場合、SCP-XXX-JP-1（後述）とSCP-XXX-JP-A(後述)の目撃者全員にインタビューを実施し、その後Bクラス記憶処理を行い、カバーストーリー「悪質なコンピュータウイルス」を流布してください。]

説明: [SCP-XXX-JPは人体に影響を及ぼすウイルスです。しかし一般的なウイルスとは異なり、人体の健康には一切影響を及ぼしません。主な感染経路は空気感染であると推察されていますが、空気中においてすぐに死滅するというその特性上、その感染率はとても低いものになっています。また、SCP-XXX-JPに感染したとしても、ほとんどの場合約３日〜５日でSCP-XXX-JPの感染者（以下、SCP-XXX-JP-1）自身の自己免疫によって完全に死滅します。それ以外の感染経路、また人体以外の感染源については現在調査が進められています。SCP-XXX-JP-1は、第三者によってその顔面をカメラ等を用いてリアルタイムで撮影されている映像で目撃されている間のみ、顔面の構造がSCP—JP-1自身の性器と同一のものに変化(以下、SCP-XXX-JP-A)します。なんらかの要因で上記の条件を満たさなくなった場合、SCP-XXX-JP-1の顔面は即座に元の状態に戻ります。SCP-XXX-JP-1自身はSCP-XXX-JP-Aを一切認識できず、SCP-XXX-JP-A状態の自身の顔面の写真や映像記録を見たとしても、通常の構造であると認識します。SCP-XXX-JP-A状態のSCP-XXX-JP-1の顔面には目や鼻や口にあたる構造が見られないにもかかわらず、視覚、嗅覚、味覚はあり、呼吸や食事といった生命維持活動は問題なく行えるようです。]

補遺: [20⬛️⬛️年に「オンライン上でカメラを用いたやり取りを行う際、突然下半身を露出する」といった旨の事件の発生件数が急増していることに財団は注目しました。調査を進めていく中で、関係者の証言から得た情報を元に容疑者全員に身体検査を実施したところ、189名中178名から同様のウイルスが検出されたことでSCP-XXX-JPは発見されました。その後SCP-XXX-JPの培養に成功、数回の実験を経て現在判明している異常性が確認されました。また、SCP-XXX-JP発見当初、SCP-XXX-JPが検出されなかった11名を除いた178名のSCP-XXX-JP-1全員に誤認逮捕に対する賠償金が支払われ、その後の社会復帰も滞り無く進んでいます。]

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