帰郷の鬼の盃
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-1及びSCP-XXXX-JP-2、SCP-XXXX-JP-3はその特性上、現在に至るまで収容に至っていません。従って現在の財団による封じ込め措置はSCP-XXX-JPの公共との関与を出来うる限り抑える形で行われています。条件下のベンチを全て比較的人通りの多い所へ移動させ
条件に当てはまる███台を移動させ数を██台に減らした上で各ベンチを封鎖し監視し、周辺には単独行動を避けるように促し、一人の一般人が近付いた時はプロトコル“猛獣出没”にて遠ざけ、一ヶ月に一度の頻度で条件下のDクラス職員と迎えのエージェントを派遣して下さい。
オブジェクトに接触した者(以後、被験者)を発見した場合は被験者が一人になってから確保し、Aクラス記憶処理と被験者実家の引っ越しを行なってください。

説明: このオブジェクトは深夜、人通りごく僅かな山奥の閑静なバス停のベンチや道端のベンチでのみ確認されます。
SCP-XXXX-JP-1は曖昧な輪郭は確認できますが、どの角度から覗き見ても後ろの景色を見渡せる程透けており、色や顔を確認する事が出来ません。頭上に鋭利な角のような輪郭も二つ確認でき、四肢の様な輪郭も確認出来る事から全長3m程の人型オブジェクトではないかと予想されます。
SCP-XXXX-JP-2は実体を持った器です。1mはあろうかと言う大きな朱塗りの盃でSCP-XXXX-JP-1が常に持ち歩いており同時に発見されます。
SCP-XXXX-JP-3はSCP-XXXX-JP-2に注がれている無色透明の液体です。後述により酒と断定。

SCP-XXXX-JPは深夜、一人ベンチに座ったのをきっかけに出現し、SCP-XXXX-JP-3が注がれているSCP-XXXX-JP-2を差し出す仕草を見せます。この時、被験者は対峙しても何の違和感を持つ事無く昔馴染みと話すかの様にオブジェクトを受け入れ、アルコール摂取の得手不得手関係なくSCP-XXXX-JP-3を口にします。呑む量に合わせて故郷の思い出や後悔を語り始め、SCP-XXXX-JP-3を飲み干すと同時に眠り、SCP-XXXX-JP-1は終始この語りに頷く仕草を見せては被験者が眠るのを見届けてからSCP-XXXX-JP-2を回収して消失します。
目が覚めても被験者には二日酔いと言った症状は無く通常の目覚めと同じ反応を示しますが、必ず帰郷の念に駆られて有給や嘘、着の身着のまま、時に強硬手段をも使い、様々な方法で帰省しようと試みますが生まれ育った故郷へ足を踏み入れる前に急死します。解剖の結果、多量のアルコールが検出され、“急性アルコール中毒による死亡”と診断されました。
被験者に選ばれるのは海外及び各離島、北海道、沖縄、九州、現在住んでいる場所から海を隔てて███km離れた島に生まれ育った実家がある場合のみであり、急死の原因は全てにおいて“急性アルコール中毒による死亡”と診断されます。

補遺-1:
SCP-XXXX-JPは19██/██/██に「飲酒しない友人が急に酒の匂いをさせて倒れた」と言う不審な通報を財団員が耳にした事により発見。被験者は██県から港までを車、友人の漁船で██島に着いた途端に船内で死亡。呼び出されて当日の朝から被験者宅より同行していた友人の事情聴取から被験者は極度の下戸であり「鬼と酒呑みした夢を見て実家に帰りたくなった」と証言していたと言い、財団員が友人から詳しく聞き出した後に島在中の関係者含めAクラス記憶処理とカバーストーリー「高波による転落」が施されました。

補遺-2:
このオブジェクトによる実験はクリアランスレベル3以上の職員3人の承認が得られた場合のみ実験が行われます。


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  1. portal:sparrow-itsng ( 10 Jun 2018 11:51 )
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