SCP-ヴィーナスの腕

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: サイト-8144の収容室にてSCP-XXX-JPを特製のアクリルガラス製のケースに収納したうえで、そのケースを固定してください。サイト-8144にフランスの王家に関係する人物を出自とする家系の人間が立ち入ることを禁止してください。

説明: SCP-XXX-JPは人間の上腕部から手までの腕部左右一対を模した彫刻です。形状は概ねヒトの腕と同じですが、その大きさは通常ヒトがとりうるものの1.3倍程度です。また、左腕と断定できる実体は右腕のそれよりも長く、右腕にはない肩のような部位が見られ、それ以外にも双方には姿勢などに若干の差異が見られます。両実体の断面は破損しており、本来は他の部位に付属していたと推定できる痕跡が確認できます。

SCP-XXX-JPは現在ルーヴル美術館に収蔵されている通称“ミロのヴィーナス”像の方角に向けて、後述する例外を除き一直線の軌道を取るように未知の原理を用いて移動します。この際SCP-XXX-JPは進路上の障害物を回避する様子を見せず、また障害物に衝突してもその材質・形状・硬度に関わらずSCP-XXX-JPが損傷することはありません。

移動に際し、進路の近傍にフランス王家の関係人物を出自に持つ個人がいた場合、その対象に向かい移動し、何かを待つ・掴むような形状をしている手腕部を利用し対象の腕に取りつき、または単純に激突するなどの手段によって腕をへし折る、腕をねじ切るなどの動作をすることが確認されています。この性質によってのみSCP-XXX-JPはミロのヴィーナスへ直線的に向かう進路から外れて行動します。

SCP-XXX-JPが移動する速度はミロのヴィーナス像との距離が近くなるほど速くなると考えられ、確実性のある情報から割り出された移動速度の最高値は地上において最低でも80.0km/hほど、ルーヴル美術館(フランス)-サイト-8144(日本)間の距離が置かれている現在では0.09km/hほどですが、厳密な移動速度、及びその変動についてはいまだ不明です。

SCP-XXX-JPは19██年にミロのヴィーナス像が日本国で展示されることになった際、ヴィーナス像を輸送していた艦船に衝突し、このとき随行していた財団のフィールドエージェントによって発見、その後簡易的な収容を施され、日本に到着した後日本支部にて収容されることになりました。また、この輸送の開始と前後する時期にイタリア・スペインをはじめとした地中海沿岸の地域の一部で「彫刻の腕が飛んでいる」などといった証言が確認されています。その他にも収容以前にSCP-XXX-JPが移動した経路と思しき地域で「人の腕が飛んでいる」といった情報が数件確認されていますが、当オブジェクトとの関連は明らかになっていません。

補遺: SCP-XXX-JPの材質を調査した結果、SCP-XXX-JPは産地不明の大理石で構成されており、製造された年代はおよそ18世紀末から19世紀初頭であることが判明しました。


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  1. portal:souyamisaki014 ( 02 Jun 2018 18:03 )
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