エージェント・マオ許さん

記事カテゴリが未定義です。
ページコンソールよりカテゴリを選択してください。

極悪非道組織討伐中、爆発爆発大爆発!至急隠蔽工作求。

他の言語だというのに、意味は手に取るように分かる。
漢字の互換性に感心しつつ、エージェント・マオは現場へと向かった。
襲撃が派手になると、カバーストーリーをそれに応じたものに書き換えなければならない。

昼下がり。要注意団体のアジトは古い廃工場のようだが、至る所で黒煙がもうもうと湧き上がっていた。
証拠隠滅のためか、最後のあがきかは知らないが、あちこちに爆発物を仕掛けていたらしい。

máoサーン!máoサンはいるカー?」

聞き慣れないイントネーションで自分を呼ぶ声がする。
中国支部から派遣された、エージェント・許山華その人だろう。声がする方へと進む。

「あなたが噂のyuruさんですねー?」

xuヨー!」

「私のことはマオmáoじゃなくてマオmàoと呼んで、く、だ……?」

視界に飛び込んだ許さんの姿に、マオは驚愕した。



O2Urhqd.jpg




ボディ・コンシャスなチャイナドレスに、これまた伝統的なヒールを身に着けた、妖艶な姿態。
財団職員は変な服装ばかりというのは周知の事実だが、任務まで持ち込む人間はそうそういない。あえて目立つ服を着ているのは、それなりの長所があると確信してこそなのだろう。
その証左となり得るのが、スリットからすらりと伸びる脚だ。こんなもの見せられては、敵はたまったもんじゃない。いや、味方もたまったもんじゃないだろうが、仕事をしていくうちに慣れていくはずだ。いずれにせよ、心臓に毛でも生えていなければ、なかなかできない所業である。

yuruさん…あなた……」

xu

只者ではない。マオの心は一瞬にして、大胆不敵な許さんに心を奪われた。
思わず、いつもの口説き文句を放ってしまう。






「娘の婿になりませんか?」

「什么?」






カバーストーリーを作り続けて云十年。
マオの鍛え抜かれた観察眼は、この奇妙な中国人の実力と正体を、早くも看破していた。

「……行きましょう。被害状況をご案内します」

「一度お見合いしませんか?週末にキッザニアにでも……」

「検討します、ヨ」

こやつ、やはり中国支部の差し金か……?
中華異学会4000年の秘密を見破られた彼は、máoへの警戒心をより一層深めることとなった。

ERROR

The snoj's portal does not exist.


エラー: snojのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:snoj ( 01 Jun 2018 15:33 )
特に指定がない限り、このサイトのコンテンツには次のライセンスが適用されます: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License