通常: 廃霊

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの所在地には倉庫に扮した収容施設が建てられ、外部からオブジェクトを隔離しています。施設内部には暗視機能を備えたカメラを取り付け、オブジェクトの状態を監視してください。オブジェクトに接触する職員は暗視スコープの着用が義務付けられています。監視カメラやスコープが何らかの理由で使用できない際は、各所に備え付けられた低照度電灯を使用し、オブジェクトを目視で捜索してください。

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SCP-XXXX-JP

説明: SCP-XXXX-JPは東京都██市のアパート「██ハイツ」跡地に出没する霊的存在です。2019年9月18日に██市で発生した停電の際、付近を巡回していた警官によって発見されました。外観は白いワンピース1を着た女性であり、身体や衣服の著しい汚れを除けば、通常の人間と変わらない姿をしています。オブジェクトは 暗闇 周囲の照度が15ルクス2以下の時のみ肉眼で視認可能であり、あお向けやうつ伏せなど、大抵は休息姿勢をとっています。オブジェクトは寝返り等の簡単な動作を除いて、ほとんど動くことがありません。また、オブジェクトは小規模な精神影響を発しており、半径5メートル以内に進入した人間は漠然とした倦怠感や圧迫感を抱きます。オブジェクトへの干渉の試みはほとんどが無視されますが、執拗に話しかけた場合は呻き声や不明瞭な呟きなど、何らかの拒否反応を示すことがあります。オブジェクトの霊素は非物理的変位無効装置に強い耐性を示しており、人為的に移動させる試みは全て失敗に終わっています。

SCP-XXXX-JPの身体的な特徴は、██ハイツの元住民・██ ██氏に一致することが判明しています。██氏は2015年8月4日、██ハイツで発生した火事に巻き込まれ、焼死体となって発見されました。火災発生時、██氏の家族は██氏に避難を促しましたが、██氏は「やるべきことがある」として自室に残り、逃げ遅れていました。特筆すべきことに、██氏の死後、██ハイツ周辺では「怪物のような女」が相次いで目撃されたほか、体調不良や悪夢、幻覚に悩まされる住民が続出しました。しかし、これらの異常現象は急速に沈静化し、死後3日目にはみられなくなりました。研究チームは当現象とオブジェクトの関係について調査を続けています。

インシデントログXXXX-JP-1:
財団による4回目の観察実験において、SCP-XXXX-JPは平常時と異なる挙動を見せました。以下は当時の記録です。

[記録開始]

[D-XXXXが研究チームに連絡する]

D-XXXX: 聞こえるか?言われた通り、5メートル圏内に入ったぞ。こっから何すりゃ良いんだ?

[電子端末を取り出すD-XXXX。SCP-XXXXが頭を上げる]

D-XXXX: このタブレットもっと明るくできねえの?全然マニュアル読めねえんだが。

SCP-XXXX-JP: [不明瞭な呟き] あ、ああ。

[D-XXXXが操作を止め、振り返る]

SCP-XXXX-JP: ぱそ、こん。ああ、ぱそこん。

[SCP-XXXX-JPが上半身を起こす。顔色は黒ずんで見える]

D-XXXX: やべえぞ博士、幽霊が動いてる。

SCP-XXXX-JP: █、█████████。

[SCP-XXXX-JPがD-XXXXの元へ這い寄る。D-XXXXは後退]

D-XXXX: いやちょっと待てよおい [後退] ……今なんて?

[SCP-XXXX-JP、前進を続ける。オブジェクトの口が頬まで裂ける]

SCP-XXXX-JP: █████████、あるか。

D-XXXX: な、何だっけそれ [後退] いや、だからこっち来んなって、ホントに頼むから!

[SCP-XXXX-JPの速度が早まる。砂利を掴む際、数本の指が脱落する。D-XXXXはさらに後退]

SCP-XXXX-JP: █████████、█████████。

[SCP-XXXX-JP、D-XXXXの正面へ到着。D-XXXXは手を突き出し、防御姿勢をとる]

D-XXXX: あー分かったあれだ!数年前にサービス終了したやつ!

[沈黙]

SCP-XXXX-JP: え。

[沈黙]

SCP-XXXX-JP: [不明瞭な呟き]

D-XXXX: えっと……どうなってる?

SCP-XXXX-JP: まじか。

[SCP-XXXX-JPの外観が通常に戻り、うつ伏せとなる。以降、D-XXXXに反応を示すことはなかった]

[記録終了]

その後の調査により、SCP-XXXX-JPとは簡単な意思疎通が可能であることが判明しました。オブジェクトは通常、呼びかけにほとんど反応しませんが、過去に存在したオンラインゲーム「█████████」の話題には高確率で反応することが明らかとなっています。研究チームは█████████を会話の起点とすることで、オブジェクト自身に関する情報を断片的に引き出すことに成功しました。特筆すべき供述を以下に記載します。

  • オブジェクトは自身を地縛霊と認識しており、アパート焼失後も跡地から出られずにいる。
  • 生前は█████████のヘビーユーザーであり、死の直前までプレイしていた。
  • 霊体になったのは、█████████に未練を残しているためではないかと分析している。
  • 霊体では物理的接触ができないため、他人にプレイを代行してもらおうと考えていた。
  • 霊体になった当初は襲人衝動3に駆られていたが、今は落ち着いている。
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沈下するSCP-XXXX-JP

インシデントXXXX-JP-1の発生後、オブジェクト周辺で抱く倦怠感・圧迫感はより明確なものとなりました。また現在、オブジェクトは地面への理由不明な沈下を始めており、将来的には完全に埋没する可能性があります。財団は霊素固定技術を用いた舗装をオブジェクト周辺に施したものの、具体的な効果はみられませんでした。オブジェクトの呟きや会話の内容から、対象は█████████が終了した事実に強く動揺し、精神状態が悪化しているものとみられています。研究チームはオブジェクトの異常性が精神状態と連動しているとの推測を立てました。

実験ログXXXX-JP-6:

沈下の進行により、SCP-XXXX-JPが収容下を離脱する恐れが浮上したことから、オブジェクトの精神状態を安定させ、沈下を抑制する試みが実施されました。今回の実験は█████████の元プレイヤーであるエージェント・相模が担当しました。エージェントとオブジェクトは過去の観察実験を通じて面識を有しており、コミュニケーションの円滑化を図るため、█████████におけるロールプレイに沿った口調が許可されています。

[記録開始]

[SCP-XXXX-JPの精神影響を回避するため、エージェントはやや離れた場所から話しかけている]

エージェント・相模: ルシフェルさん4こんばんは!……って、いない?離席中かな?

[SCP-XXXX-JPがうつ伏せのまま、地下より浮上]

SCP-XXXX-JP: ごめん、座標はそのままで垂直移動できないか試してた。マントルまで潜ろうとしたんだけど、呪縛が強くてなかなか進めないね。

エージェント・相模: マントルって……どうしてそんなことを?

SCP-XXXX-JP: 幽霊でもさ、超高熱には弱いかもしれないでしょ?そこなら自分も蒸発するんじゃないかって。

エージェント・相模: █████████が終わったからって、そこまで思いつめる必要はないよ。きっとまだまだ、成仏する方法はあるって。

SCP-XXXX-JP: 他にも?

エージェント・相模: ええ。他にも何か、心残りがあるんじゃない?旧友との再会とか、想い人への告白とか、イヤな奴への仕返しとか。未練を晴らすまで、もう少し粘ってみようよ。

SCP-XXXX-JP: [沈黙]

エージェント・相模: ほら、何か。

SCP-XXXX-JP: すまん、█████████しか思い浮かばない。マジで。

エージェント・相模: ああ、うん。そっか…… [沈黙] となると、うーん。

SCP-XXXX-JP: ねえ、そろそろ潜ってもいい?真っ暗な方が落ち着くんだよね。

エージェント・相模: ちょっと待って!

[エージェント・相模が電子端末を取り出す]

エージェント・相模: そういえばね、こんな記事を見つけたの。

[SCP-XXXX-JPに画面を見せる。ウェブページには[編集済]社が█████████2の制作を始めたとする旨のニュース5が、スクリーンショット付きで掲載されている]

SCP-XXXX-JP: えっ、続編?

エージェント・相模: そう。しかも、昔のアカウントを引き継げる。

SCP-XXXX-JP: [沈黙] でも、幽霊はプレイできないしなあ。代行も正直頼み難いし。

エージェント・相模: それがね、今回は音声認識にも対応するらしいよ。

[該当箇所を指差すエージェント・相模。SCP-XXXX-JPは完全に起き上がり、画面を凝視している]

SCP-XXXX-JP: 音声……認識?えっ待って何それ。マジかよやばいな。それなら……。

[SCP-XXXX-JPの肌が変色し始める]

エージェント・相模: ルシフェル?大丈夫?

SCP-XXXX-JP: [歪んだ声で] 元気でてきた。

[顔を掻きむしるSCP-XXXX-JP。皮膚が徐々に剥がれ落ちていく]

エージェント・相模: ねえルシ…… [耳に手を当てる] 司令部!オブジェクトの特異行動を確認……おい待て!この野郎!

SCP-XXXX-JP: [表現不可能な叫び]

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収容違反中のSCP-XXXX-JP(可視化加工済)

インシデントXXXX-JP-2:
実験ログXXXX-JP-6の最中、SCP-XXXX-JPは想定よりも大規模な変異を起こし、跡地を脱出。この際、エージェント・相模はオブジェクトの容姿について「█████████のイベクエに出てきたボスキャラに似ている」と報告しています。オブジェクトは[編集済]社の方角に向けて移動を始めましたが、エージェント・相模による「音声認識が幽霊の声に対応しているかは不明」との呼びかけにより、即座に通常状態へと復帰。自ら跡地へと戻り、再収容されました。当インシデントから、高揚状態のオブジェクトは自由な移動が可能になることが判明しました。これを鑑みて、オブジェクトが跡地に留まりつつ、沈下しない程度の感情状態に維持するためのプロトコルの策定が進められています。

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