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- ああああ
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-19の大型物品収容区画にて保管されます。財団ウェブクローラはあらゆるウェブサイトをスキャンして、オブジェクトに言及する広告を遮断します。加えて、機動部隊デルタ-13(“軟膏をぬぐうスポンジ”)がSCP-XXXX-JP実例の捜索と収容を行い、SCP-XXXX-JPの知識を持つ人物に記憶処理を施します。
説明: SCP-XXXX-JPは“dado”として知られるアマチュア超常薬理学者により作成された皮膚外用剤で、「あるてぃめっとぶきなんこう by dado」と印字された紙製のパッケージに収められています。医療用軟膏は通常、負傷箇所に塗布することで薬効を発揮しますが、オブジェクトは傷を作り出した要因(以下、創傷源と呼称)に塗布することで作用します。例として、切り傷を治す際は創傷源の刃物や鋭器に塗布する必要があり、銃創の場合は創傷源の弾あるいは銃に塗布しなければなりません。拳や爪などで生じた傷についても、創傷源である人間に塗布することで治療できます。
異常性と商品名から考えるに、SCP-XXXX-JPは16~17世紀の西ヨーロッパにおいて使用されていた「武器軟膏」を模倣/発展させたものと推測されます。当時の武器軟膏とオブジェクトの相違点は以下の通りです。
武器軟膏 | SCP-XXXX-JP |
武器に塗ることで効果を発揮する。 | 創傷源であれば何に塗布しても良い。 |
血液や硫酸鉄を原料とする。 | 複数の不明な原料を使用。 タバスコと緑インキの成分が検出されている。 |
治癒効果がない1。 | 治癒効果がある。 |
SCP-XXXX-JPの治癒速度は傷の程度と創傷源への塗布量に比例します。オブジェクトは傷跡や後遺症についても治癒することが可能で、大量に塗布した場合、切断面から新たな組織が生成される事例も確認されています。実際に使用する場合は、オブジェクトを集めて数メートル大の塊を作り、創傷源を埋め込むという手法が最も効率的だと考えられています。しかしながら、創傷源を確保することが前提になっていることから、戦傷への使用は非現実的です。
SCP-XXXX-JPは2018年4月、財団のウェブクローラが関連する広告を発見したことにより、初めて存在が確認されました。広告は英語圏の複数のウェブサイトで見つかっており、研究チームの見立てでは、財団が広告を発見した時点で数万以上のPVがあったものとみられます。しかし、これまでにSCP-XXXX-JPが一般社会で回収されたことはなく、後述のインタビューを鑑みても、購入者は極めて少数/皆無であったことが推測されます。
以下は発見された広告の一例です。
あるてぃめっとぶきなんこう by dado
さいしんかがく はいごう
きず なんでも ひゃくぱー なおる
つかうのかんたん ぶき ぶんどって ぬる おわり
めでぃっく の たよれるみかた
http://www.[編集済].dado
インタビューログ: 広告に記載されているサイトには連絡用のチャンネルが設置されていることから、財団は情報収集のため、“dado”にコンタクトを取りました。以下はエージェント・アンドレが行ったインタビューの記録です。
こんにちは、私はジェイソン・ルート2と申します。いくつか質問をしたいのですが。
[48時間経過、応答なし]
はいはい いまきづいた dadoですそう
あなた なにきくです?
在庫ってまだあります?試しに何個か購入したいのですが。
おお あなた おめめたかい かうしたいひと はじめて。
dado うれるおもう たくさんつくった。いえなか やまみたい。
でもまだ だれもかういない はあ。
武器に塗って治すなんて、なかなか信じられるものではないですよ。
そもそも、どうしてそんな発想に至ったのですか?
ふふん dadoこのまえ うぃきぐぐった。
ぶきになんこう むかしりゅうこう。でもいまない。なぜ?
dadoまなんだ ぶきなんこう ”けつ”いれる。きもいばっちい かがくてき じゃない。
だから dado かがくいれた。しかもdado いちりゅうやくざいし。あるてぃめっとぶきなんこう できた。
なのに だれもしんじるない。いまのひと あたまかたいすぎる ばか。
効果を信じたとしても、人から武器を奪うのは難しいと思いますね。
その辺がネックになっているのではないでしょうか。
んー?dado よくたたかう けがしても びんびん てき けっこうたおせる。
あなたら すぐしぬ?よわいすぎる です。
でも ”へっしょ”は むり ざんねん さよなら。
あの、それってゲームの話じゃないですか?
はあ??えふぴーえす せんじょう ゲームちがう。あなたぷれいやにしつれい。
いえ、そういうつもりでは。
あなたのおくちdadoきずつけた!わたしこころいたいなおるむずかしいひどいあなたせきにんとるぜったい
すみません、話題を変えましょう。
だめうるさいなんこうぬりたくるよろしい
[回線切断]
補遺: インタビューから6時間後、Gpエクスプレスの輸送車列がエージェント・アンドレの自宅を訪問し、合計で3.5トンのSCP-XXXX-JPを着払いで配達しました。その後の実験により、身体的外傷に対するオブジェクトの異常性が証明されたものの、精神的外傷への作用については未だ明確なデータを得られていません。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの発生源であるO5評議会員のコードネームについては、業務遂行上の重要性から、抑制することは不可能です。O5評議会の存在を認知しているレベル2以上の職員に対しては、当報告書を必ず閲覧させ、オブジェクトの情報が真実ではないことを理解させなければなりません。
説明: SCP-XXXX-JPは財団データベースに不定期に発生する、由来不明な文字列です。通常、オブジェクトはO5評議会員のコードネームに付加される形で発生し、改変や削除の試みは全て失敗しています。影響部分をページごと削除した場合、該当ページが即座に復活するという結果を招きました。
SCP-XXXX-JPは趣味や嗜好、最近の動向など、O5評議会員のプライベートを説明する内容となっています。これらの情報は全て虚偽の情報であり、情報同士で矛盾を起こしている例も確認されています。
SCP-XXXX-JPの例(抜粋):
- 山積みの書類にげんなり顔な O5-1
- 座っているだけで3キロの減量に成功した O5-3
- ネッシーの存在を頑なに信じ続ける O5-4
- O5-13の指摘を受け、嫌々風呂に入り始めた O5-5
- プリンアラモードの美味しさに目覚めた 05-6
- しゃっくりが収まらず仕事どころではない 05-8
- タルパと口喧嘩を繰り広げている最中の O5-9
- 今日を無事生き延びたことに感謝する O5-11
- 小指の爪を切り忘れたままの O5-13
特別収容プロトコル(真): SCP-XXXX-JPの発生源であるO5評議会員のコードネームについては、業務遂行上の重要性から、抑制することは不可能です。オブジェクトの信憑性を低下させるため、財団はオブジェクトに類似した虚偽の文字列を付加する自動プログラムを開発・運用しています。レベル2以上の職員に対してはカバー用の報告書を閲覧させ、オブジェクトの情報が全て虚偽であると認識させなければなりません。
説明(真): SCP-XXXX-JPは財団データベースに不定期に発生する、由来不明な文字列です。通常、オブジェクトはO5評議会員のコードネームに付加される形で発生し、改変や削除の試みは全て失敗しています。影響部分をページごと削除した場合、該当ページが即座に復活するという結果を招きました。
SCP-XXXX-JPは趣味や嗜好、最近の動向など、O5評議会員のプライベートを説明する内容となっています。オブジェクトの多くは虚偽の情報であり、情報同士で矛盾を起こしている例も確認されています。しかし、O5に対する聞き取り調査の結果、██.██%の情報に関しては、実態に基づくものであることが明らかとなりました。このため、オブジェクトを収集・分析していくことで、対象の身元を特定できる可能性を孕んでいます。
皆さんも気づいているとは思いますが、SCP-XXXX-JPは客観では知りようが無い情報まで把握しています。私達の思考が何らかの方法で読み取られているのは間違いないでしょう。 - O5-7
あいつだけは墓場まで持って行きたかったのだがな……面倒事を増やしおって。 - 怯えるキャシーをなだめる O5-9
待て、ここは妨害プログラムの適用外だったよな?そのキャシーってのは何だ? - O5-10
あいつって、例のタルパってやつか? - O5-12
静粛に。全員、特別収容プロトコルをゆめゆめ忘れなきよう。 - 口の端にプリンが引っ付いてるO5-6
その通り。全ての情報は偽物だと考えなければなりません。これは一般職員だけに限らず、我々にも必要な心構えなのです。 - 思わず吹き出したO5-5
まったく、調子が狂って仕方がない。 - 昔はカオス・インサージェンシーの構成員だったO5-2
思ったのですが、何か違和感ありませんか。 - O5-11
何を今更。ここ最近、この忌々しい文章とずっと付き合っているではないか。 - 疑心暗鬼なO5-9
いえ、そこではありません。皆さんの言動に関してです。O5-9はタルパが真実であることを仄めかすような発言をしていますし、反応した10や12も不用意極まりない。 - 賢いO5-11
……文章が改竄されている可能性があるな。 - O5-1
身元がバレたくないのは分かりますが、身元がバレないまま何者かに権限を奪われたら、その時財団はどのように動けば良いのでしょうか?
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXXX-JPは外観上、女性に見える人型実体です。オブジェクトは素行不良な人間(以下、対象)の傍らに瞬間的に出現します。オブジェクトの容姿は定まっておらず、対象の人種に応じて変化することが確認されています。出現中、オブジェクトは一切の言葉を発さず、常に微笑みを浮かべながら対象を眺め続けます。
SCP-XXXX-JPが傍らにいる間、対象の凶暴性は徐々に消失し、これまでの不良行為を告白・謝罪したり、泣き出したりします。オブジェクトは通常、頷いたり、首を振ったりといった簡単な反応しか見せませんが、対象から何らかの要求を告げられた場合は、その内容が軽度かつ犯罪性の無いものに限り、従うことがあります。例として、握手や抱擁、添い寝などが挙げられます。SCP-XXXX-JPによる精神効果が現れるまでの間、対象の中にはオブジェクトに暴言や暴行、[データ削除]を加える者も存在します。しかし、オブジェクトは抵抗の意志を一切示さず、笑みを保ち続けます。
最終的に、対象が完全に改心すると、オブジェクトは消失します。対象が精神疾患を抱えていた場合は、一般人と同様な状態になるまで回復します。GPSによる探索の結果、オブジェクトは消失後、別の対象の元へと即座に転移していることが明らかとなっています。なお、オブジェクトの視認範囲外まで対象が離れた場合も、オブジェクトは消失します。
対象以外の人間・機器には感知されない、居て当然のものとしてみなされる?
対象による撮影なら記録に残すことが可能
対象に寄り添い、簡単な命令なら応じてくれる
対象のストレスを改善するオーラ的なものを放つ
対象に乱暴されても無抵抗で受け入れる
最終的に、対象を改心させると消え去る
オブジェクトのせいで凶悪犯罪が阻止されており、供給源が不足
クローンも検討しないといけない
インシデントにおいてエージェントに接触、彼を庇って死亡
またはEクラス職員として臨時雇用中の██事務員
他の生存者は招集命令を無視し部屋に閉じこもったDクラス職員数名のみ
死体はエージェントのみ認識可能な状態で残存
数十分ほど認識が持続、外部の職員によって保護される
移動中、辺りには複数の死体が
実は収容違反の現場においても死体があった
カメラには突然の出現に驚く職員の姿
どういうことだ?
GPS埋め込み
マップで可視化
クローンは既に財団内に浸透していた
クローン同士で生まれた2世、3世
外部の人間を記録消去してまで調達するより、クローンの方が断然安上がりだし優秀
(エージェントは珍しく公募で選ばれた者だった)
クローンに対しては気分を和らげる効果は無く、ただただ不安を与える
動揺させることでケアレスミスを引き起こし、死に至らしめる
O5も見た?
クローンを嫌がる存在は、倫理委員会や医学界の他にも居たというわけだ。
アイテム番号: SCP-5082-JP-J
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル:
アイテム番号:Scp-5082-Jp 宵闇の殺戮者
オブジェクトクラス:Apollyon
特別収容プロトコル:Scp-5082-Jpは財団職員であり、サイト-8181に専用のオフィスが与えられています。彼に歯向かうと[削除済]になるため、どのような要求も受け入れなければなりません。
説明:Scp-5082-Jpはごく普通の人間だったが、正体不明の組織”ダークインフェルノ”によって人体改造された結果、常人を凌ぐ凄まじい力を持つようになった。力の源は人の生き血であり、血を飲まないと大幅に弱体化してしまう(それでも682を2分で殺害することが可能)。そのため、常に殺人衝動に駆られている。
改造されてしばらくはダークインフェルノの暗殺者として働いていたが、本心では組織を憎んでおり、ある日全構成員を殺害して脱走、「宵闇の殺戮者」と名乗り、各地の悪人を殺して回った。その後、Scp-5082-Jpは財団の攻撃を受けるも、逆に4つの機動部隊を壊滅させてしまう。しかし、根は優しい性格であるため、財団の理念に賛同。定期的にDクラスの血を提供してもらう代わりに、財団職員として務めるようになった。
アイテム番号: SCP-1445-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 未定
説明: SCP-1445-JPは徳島県佐那河内村██地区において不定期に出没する実体です。外見は白い紐状で、体長は1.2〜1.8m、表面は成分不明の粘液で常に覆われています。通常、オブジェクトは2体〜30体程度の集団で出現し、身体をよじる・折り曲げる・振り回すなどの動作を30分〜3時間ほど繰り返した後、その場から消失します。出現・消失は瞬間的であり、ハイスピードカメラによる観測でもそのプロセスを捉えることはできませんでした。大抵の場合、オブジェクトは出現場所から半径5m以内の範囲に留まり続けますが、過去にはオブジェクトが跳躍しながら20mほど移動した事例が発生しています。
SCP-1445-JPの出現場所は様々ですが、人家から離れた畑や水田に多く出現する傾向にあります。また、出現時期は春から夏にかけてに集中していますが、これらの理由は明らかとなっていません。聞き取り調査の結果、地元住民の12%が過去にオブジェクトを目撃していたことが判明しています。しかし、後述の"伝聞"の影響により、彼らはオブジェクトを外部の人間に知らせることはありませんでした。しかし2008年、オブジェクトを目撃した10代の住民男性が匿名掲示板に"気味の悪いものを見つけた"として写真を投稿。これが財団の目に留まり、オブジェクトの発見に至りました。なお、投稿者は伝聞について知らされていませんでした。
観察ログ1445-1:
ア ヤットサーヤットサー ア ヤットヤット
は?えっ?
アーラエライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ
頭大丈夫か?
大谷通れば石ばかり 笹山通れば笹ばかり 猪豆喰うて ホーイホイホイ
ひょうたんばかりが浮きものか 私の心も浮いてきた ホーラ浮いた浮いた
何なのこれ。
ネタ置き場
真夏の水田や川原など水辺で目撃されることが多い。
くねくねを遠くから眺める程度では問題は無いが、詳細が見え、それが何者であるかを理解すると、途端に精神に異常を来たす。
既にくねくねの存在を知っている者(地元在住の老人などのパターンが多い)から「もしそういう物を見たなら近づいてはいけない」「見てもその事は早く忘れなさい」と警告を受ける。
案山子や蛇神といった農村部の土着信仰や古来伝わる妖怪と関連付ける説やドッペルゲンガーの一種とする説、幻覚説、自然現象の誤認説、畑での自謝行動説など、様々な説が挙げられている。
くねくねを目撃したとされる時期は夏季に集中しており、場所は水田などの水辺が圧倒的多数を占める。これらの目撃談話の多くは白や黒などの色彩的なコントラストが強調されている点から、夏場特有の高い気温によって水辺から水蒸気が発生し局地的な蜃気楼現象が起こり、それが自身あるいは他人を映し出したことによる自然現象に伴う錯覚だとする考察も存在する。また「見ると精神に異常を来たす」などとされるのは、蜃気楼などにより発生する不規則な光線の屈折や反射が生む「奇怪に揺らめく正体不明の物体」という異様な光景に強い精神的ショックを受けるためであるという説がある。ただしこの他にも諸説あり、単に熱中症による意識の混濁が怪談向けに誇張されたものとする説、福島県の伝承の「あんちょ」という説など様々な仮説が唱えられている。
ジョークSCPはしばしば普通のSCPより簡単であるとか、メインブロックに掲載できないアイデアを放り込む"ゴミ箱"のようなものであると誤解されている場合があります。これは大きな間違いであり、全てのジョークSCPは通常のSCPの要件を満たし、かつ読んでいて楽しいものでなくてはなりません。基本的にジョークSCPは出来が良いことに加え、読者から"笑い"という反応を引き出さなければならないという点で、通常のSCPより難しいと言われてます。
「笑いのツボが合わない」という言葉があるように、ジョークに対する感性は十人十色で違う。
そのため、ジョーク記事は評価がくっきりしやすいジャンルである。
ここではジョーク記事を作成する時のパターンを紹介したい。
「笑い」の原理: 報告書で人を笑わせるには
初歩的な話になるが、そもそも「笑い」とは、「構図のずれ」によって生じる現象である。元々持っている「構図」とかけ離れた「構図」に移ったとき、人はそのギャップに笑ってしまうのである。そう聞くと、「思いっきりズレたことを書けば、ジョーク記事になるのでは?」等と思うかもしれない。だが、読者の構図からあまりにもかけ離れている場合、読者の頭の中は「巨大な疑問符」で埋め尽くされてしまい、笑いどころではなくなってしまう。ジョーク記事において「笑い」を生み出すには、通常の報告書の体裁を取りつつ、読者の予想を越える展開を盛り込むことが大切になってくるのだ。報告書における構図のずらし方にはいくつかの類型がある。
奇怪な状況を淡々と記述する
文章と状況のギャップで笑わせるもの。ジョーク記事としてはスタンダードなスタイル。
ex: SCP-666-J/SCP-666½-J/SCP-999-J/SCP-CN-233-J
財団が全力で馬鹿なことをする
通常記事ならばある程度の理由付けが必要になるが、ジョーク記事は面白さが主体となってくるので、財団を比較的無能に描くことが可能。
ex: SCP-042-J/SCP-1543-J
ネタの連続攻撃:
ex: JOYの提言/SCP-014-JP-J
最後まで普通だが、オチが強すぎる
最後までネタを挟まない代わりに、補足や補遺、メモなどで衝撃の事実を明かすというもの。
「衝撃の事実」といっても、これまでの報告書と照らし合わせて、腑に落ちるものである必要がある。
つまる所、報告書全体を「巨大な伏線」にするのだ。
ちなみに、このパターンは笑える系の通常記事でもよく使われている。
ex: SCP-836-JP-J/SCP-788-JP/SCP-1475-JP
最初から強烈。その後はもっと強烈
SCP-001-JP-J(全員集合)、SCP-444-JP-J(税別:118円)、SCP-055-DE-J(でっかいハム!)
最初から強烈。その後は一転して冷静に
SCP-1208-JP-J、SCP-6974-KO-J
強烈→冷静→強烈…を繰り返すネタも存在する。
SCP-1210-JP-J(キメラれねぇ)
会話記録/コメントの形式を借りたコント
SCP-329-J(幽霊の標識)、SCP-4357-J、SCP-CN-749-J、SCP-未指定-KO-J
パロディ元のイメージを(良い意味で)ぶち壊すもの
SCP-173-J(SCP-173の真実)、SCP-682-J(すーぱーとかげ)
財団界隈の皮肉:
SCP-100-J(クソの山)、SCP-1212-J(基準)
笑うというよりも微笑ましい:
ポロナイズ博士の提言、SCP-011-J(赤ちゃん)、SCP-1994-J(ボーーール)
読者参加型:
SCP-1D6-J(ガイギャックスの愚行)、SCP-CN-648-J(希望を掴んだ!)、SCP-CN-963-J(面倒くさいコード)
特殊なジョーク:
SCP-001-EX-J(CKG族の記録)
SCP-309-J(間違えて記事全体)
SCP-2615-J(手を叩いて)
SCP-800-JP-J(虚竜)
SCP-014-JP-J: 「中二病が成敗される話か」→「とんでもないネーミングだった」
SCP-040-JP-J: 「ただのSCP-040-JPですね」→「熱中症で無力化するのか…」
SCP-666-JP-J:
- 真面目な文体でヤバイことを書く
- 報告書が異常性の影響を受ける
現存のジョーク記事の中には、SCP-XXX-JP-J。や初めから報告書の体を成していないものもあるが、これらは早々に異常性の意味がなんとなく分かるようなものとなっており、それを「構図」としてインプットさせている。
渾身のネタ
ジョークを考えていると、「これは絶対オチにしたい!」という
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP
説明: SCP-XXXX-JPは全国の高等学校で発生する、連続的な異常現象です。オブジェクトは通常、平日の午前3時~6時頃に発生しますが、高校によっては夕方や土曜日にも発生することがあります。なお、高校が文化祭などの行事を行っている際は、オブジェクトの活動は低下する傾向にあります。SCP-XXXX-JPは概ね3年程度で収束しますが、一部の私立高校では20年以上に渡って継続する例も存在します。現在、SCP-XXXX-JPの活動が確認されている高校は██校に上ります。
観察の結果、オブジェクトは時期によって異常現象の内容に一定のパターンが存在することが判明しています。
観察ログXXXX-1(██県立████高校の事例・20██年度):
付記: 観察開始時点で、████高校でのオブジェクトの活動は2年を経過している。
日付 | 内容 |
4/10 | 校舎内掲示板に「部員募集中 詳しくは白井顧問まで」と書かれたポスターが出現。 |
4/17 | 午前1時、体育館にて大規模なポルターガイスト現象が発生。収束後、由来不明な拍手が館内に響き渡る。 |
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SCP-423は保管に対しとても協力的ですが、多くの書物を要求するという問題点があります。
オブジェクトが非協力的になった場合、スタッフに従うようになるまで日誌に閉じ込めるという提案が出されました。
SCP-XXXX-JPは1匹のアライグマです。オブジェクトは通常の栄養補給を必要とせず、摂食のための行動を取ることがありません。オブジェクトは川辺に近づくと、一連の「洗浄イベント」を行います。
[SCPネット起動]
[取得: 管理者クリアランス]
[アーカイブ: アクティブ]
[検索: SCP-001]
[検索中…]
[ヒット: 6451件]
[除外: EXフラグ]
[ヒット: 40件]
[データ統合中…]
[統合完了 読み込み開始]
アイテム番号: SCP-001-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-001-JP-125のロック解除を試行するにあたり、SCP-001-JPの周囲には外向型スクラントン障壁やホンウェイ恒常時間溝、ノックス・ステンダール空間安定化装置を始めとした、8施設・52オブジェクトを建設/設置しています(詳細なリストはプロジェクト001-JP要綱を参照してください)。許可無く立ち入った知性体は直ちに拘束し、実体に応じた措置を実施しなければなりません。
説明: SCP-001-JPは石質隕石で構成された、52.5m×52.5m×52.5mの建造物です。南側の外壁に入り口が存在し、内部に進入することが可能です。内部には5m×5m×5mの部屋が連なっており、外壁や基礎に接する面を除き、部屋の6面にはそれぞれハンドル付きの扉が備え付けられています。オブジェクトを破壊する試みは全て失敗に終わっています。
SCP-001-JPの各部屋には1つずつ、何らかの異常性を持つアイテムが配置されています。これらは総じて財団の収容業務に役立つものとなっており、詳細な研究を経た後、大部分がThaumielクラスのオブジェクトとして運用されてきました。
SCP-001-JPの扉は全てロックされており、通常の手段では解除することができません。ロックを解除するには、扉のある部屋内にて「特定の実体」が「特定の動作」を行う必要があります。解除の条件は扉の先にある部屋によって異なり、条件の判明に繋がる手がかりや規則性などは一切確認できていません。
SCP-001-JPは1902年、地球・ノヴァヤゼムリャ島において、学術調査中の政府職員らによって発見されました。当初、オブジェクトの入り口部分には外壁が存在していましたが、財団の収容チームが該当部分に接近した所、外壁が地面に沈下し、入り口が出現しました。内部には記憶補助剤3の原料と共に、財団のロゴマークが入ったメモが安置されており、以下の内容が手書きで書かれていました。
これが私たちにできる全てだ。然るべき時に来るが良い。
願わくばこの世界が永劫に続かんことを。
SCP-001-JPおよび内容物の起源については、現時点でも不明のままです。
部屋ごとの進入条件と獲得アイテムのリスト(抜粋):
部屋番号 | 実体 | 動作 | 内容物 | 備考 |
2 | エージェント・ゴンチャロフ | 扉に接近する | 財団のロゴマークが入ったメモ。 | |
001-2 | スクラントン博士 | cell-content | cell-content | |
001-5 | cell-content | cell-content | cell-content |
説明: SCP-███-JP-Jは財団が████年に制作した機密情報自動編集プログラムで、愛称として"黒塗り君1号"の名が用いられています。オブジェクトはSCiPNETにおける機密情報の確認・修正作業を効率化するため、SCP-███とSCP-███-JPをベースとして制作されました。オブジェクトは一般的な技術では再現不可能な、極めて高度なAIを備えており、機密情報に繋がり得るいかなる表現も察知し、財団標準隠蔽記号(█)に置換します。実験では、縦読みや逆さ読み、なぞなぞ、隠喩、暗号、ヴォイニッチ文字、ルー語、██博士の自作言語、アスキーアートなど、ありとあらゆる表現に対応していることが証明されています。また、画像や音声に含まれる機密情報については、それぞれに適した編集(該当箇所の塗りつぶし・ブロッキング音声の挿入)が行われます。
SCP-███-JP-Jの導入以降、SCPNETにおける機密情報の漏洩や情報災害の発生件数は97%減少しました。オブジェクトの運用が成功したことを受け、O5議会は報告書内に見られる過激表現の規制にも活用することを決定しました。これを受け、オブジェクトの開発担当者は暴言の規制範囲を「放送コード」並に、█語の規制レベルを「中学生男子」並に設定しました。しかし、プログラムにリクエストを送信した所、一見問題のない文章が規制される事態が発生。調査チームの見立てでは、「中学生というのは多感な年頃であり、些細なものでも████く見えてしまうことが多い。これを人工知能が忠実に再現した結果、多くの表現が規制対象となってしまったのではないか」としています。
開発担当者の判断は迂闊だったと言わざるを得ない。直ちにサイト-████の懲罰委員会へ来ること。 - O5-█
すみません、どこだか分かりません。 - ██ ██
規制対象の増大に伴い、リソースが圧迫されたことから、オブジェクトは柔軟性に欠ける判断を多発するようになりました。連絡に必要な最低限の個人情報さえも隠蔽されてしまったために、財団の業務は混乱をきたし、収容違反の危険性が急激に高まりました。
対応プロトコル-███-J:
事態を重く受け止めたO5議会は、電子部門に速やかなプログラムの停止を命令したものの、
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは医務室および医薬品倉庫に配備されています。オブジェクトの使用にはレベル3以上の医務官による許可が必要です。
説明: SCP-XXXX-JPは「 by dodo」と書かれた です。オブジェクトを経口で摂取すると、SCP-500と同様の治療効果が発生します。また、被験者は回復後、収容任務において高いパフォーマンスを示すようになります。健常な状態下での服用も、同様の精神的・肉体的効果を得ることが可能です。
SCP-XXXX-JPは2018年4月1日、アメリカ合衆国・バーモント州のある薬局にて発見されました。以下はオブジェクトと共に発見された広告の内容です。
by dodo
TEL:
インタビューログ: 財団はSCP-XXXX-JPの収容と情報収集のため、販売主であるPoI-4261("dodo")にコンタクトを取りました。以下はエージェント・アンドレが行ったインタビューの記録です。
[記録開始]
こんにちは、私は桜良心薬局のジェイソン・ルート4と申します。
貴社の新製品である について、いくつかお聞きしたい事があるのですが。
ありがとうございます。
当製品は を謳っていますが、副作用は存在するのでしょうか。
一切ない!それはすごいですね。どういった調合をされたのですか?
ヒントでも構いません。
ナットウとコメコウジ?そんな組み合わせで出来るんですか!?
ほう。
はあ。
なるほど。1週間天日干しにする……。
説明ありがとうございます、納得しました。
弊社は現在、貴社との業務提携を考えております。詳しい話をしたいので、後日直接お会いできないでしょうか。
[以下省略]
補遺: 2018年6月1日、PoI-4261が財団フロント企業を訪問し、財団への収容に応じました。同時に、SCP-XXXX-JPの製造技術の提供にも合意しました。現在、オブジェクトの製造ラインが4箇所のサイトで稼働しており、量産されたオブジェクトはDクラス職員やエージェントの治療に役立てられています。
なお現在、dadoを名乗る超常薬理学者が財団外で活動しています。対象はPoI-4261を模倣した粗悪な超常薬物を販売しており、財団による捜索と警戒が行われています。
アイテム番号:
オブジェクトクラス:
説明: SCP-005-JP-JはO5評議会員に誰も成りたがらない精神影響です。現在、O5の存在を知る全ての財団職員に浸透しています。影響を受けた人物はあらゆるO5への就任機会(O5による指名、選挙など)に対し、様々な理由をつけて拒否の意向を示します。理由は総じて不合理なものがほとんどです。O5以外の財団職員はオブジェクトが精神影響であることを断固として認めないことから、反ミーム的影響も含まれていると考えられています。オブジェクトの起源は明らかになっていませんが、要注意団体による攻撃活動の一環ではないかとの見方が主流となっています。
財団管理部門より通達
現在、O5評議会に12名の欠員が発生しています。就任を希望する方は財団管理部門へとご連絡ください。
就任を拒んだ場合は解雇ないしDクラス職員への降格となる可能性があります。ご注意下さい。
補遺: 現在、高齢化に伴う退職が進み、O5評議会員はO5-1ただ1人となっています。
財団全体の業務に支障を及ぼす恐れがあることを踏まえ、財団管理部門では高位の職員を中心に就任の要請を行っています。
なお、財団管理部門の職員一同は自身の仕事が忙しいため、O5にはなりません。
いえいえ滅相もない、私なぞがO5になっても場を乱すだけです。シルバーマン博士の方が適任かと。
[チャールズ管理官は辞退しました]
持病の悪化が……
[シルバーマン博士は辞退しました]
お言葉ですが、その要請には反対です。スカイネットをご存知ないのですか?
[Lisa.AICは辞退しました]
Ai donto supi-ku ingulishu
[高砂研究員は辞退しました]
仕方有りません。ここは一肌脱ぎましょう。 - 05-H、この"H"は"helper助っ人"の意。
[O5-1はリクエストを拒否しました]
超常世界にも一定のアホはいます。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの類似物による事故が発生した国家に対しては、カバーストーリー”核実験”を適用し、必要に応じて核技術および関連設備の供与や国際関係の操作が実施されます。
説明: SCP-XXXX-JPは棍棒です。オブジェクトを人間が握った状態で鉱物質や木質の物体に触れると、触れた面の原子を崩壊させ、核爆発を引き起こします。オブジェクトは1949年、ソビエト連邦のセミパラチンスクにて突如発生した大規模爆発の跡地において発見されました。オブジェクトの側面にはロシア語で以下の文章が記載されていました:
携帯型対人制圧棍棒
これ1本で準備はバッチリ!
補足: SCP-XXXX-JPの発見以降、世界各地5で同様な大量破壊的性質を有する棍棒が多数発見されており、異常の規模や内容に応じて、それぞれAnomalous - Keterクラスのオブジェクトとして登録されています。複数人~数百人体制で運用しなければ効果を発揮しない巨大な棍棒も見られた他、棍棒ではなく石状のオブジェクトも確認されており、財団は関連について調べています。
警鐘を商機と捉える輩がこれほどまでにいるとは、博士も予想外だろうな。 - O5-1
スリーポートランドでUIUが押収
冷戦終結でMCDが大安売り
自律思考を有する棍棒。イラン攻撃で酩酊街から出現「そろそろ思い出してください」
石を消す棍棒
棍棒を消す石
振ると高速で石を飛ばす棍棒
石と棍棒を消す何か
[[footnoteblock]]
アイテム番号: SCP-329-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは据え置き型の行灯(置行灯)です。
自律移動能力と会話能力を持ちます。
明るい。
蝋燭を飛ばす。火を激しく明滅させる。
損傷は回復するが、本人は「気合」だと述べている。
説明: SCP-XXXX-JPは
SCP-XXXX-JP-J: 人類が宇宙へ行ったのと同様、不可能なんてものは無いのだよ。
はあ。あなたの起源について教えていただけますか?
SCP-XXXX-JP-J: そんなものは知らんよ。目が覚めたらチンケな街にいたんだ。雪ばかり振ってて、他にあるのは酒場くらい。
酩酊街ですかね?
SCP-XXXX-JP-J: ん?お前も行ったことがあるのか?どうりでシケた面してる訳だ。
SCP-XXXX-JP-J: 街に着いた時、俺には蝋燭しか残っていなかった。明るく照らすための「火」が無かったんだ。
SCP-XXXX-JP-J: それでも、俺は照らそうと願った。
SCP-XXXX-JP-J: どうだ、明るくなったろう?
SCP-XXXX-JP-J: バカヤロー!
あっつ!ちょっと、飛ばさないでくださいよ!
SCP-XXXX-JP-J: 心頭滅却すれば火もまた涼し。
SCP-XXXX-JP-J: 気合の注入行くぞっ!1、2、3……
[両者] ファイヤー!
[爆発音]
[カメラ破損のため、記録終了]
収容室は炎上したものの、エージェント・相模は無傷で退出しました。このことから、SCP-XXXX-JP-Jには精神影響の他にも異常性があるとみられており、さらなる研究が進められています。
お元気ですかっ!私は元気です。
酩酊街が燃えて以来、うちの子達はすっかりやる気を取り戻しました。ここはもう飲んだくれの街ではありません。現在、酩酊街商工組合はさらなる活性化を図るため、さまざまな新事業を計画しています。燃え盛る空気を活かして、サウナや護摩行のための施設を開業する予定です。酩酊街にもようやく春が訪れそうです。
酩酊街より 闘魂こめて
P.S. 流石に熱すぎるので消防車を1台送ってもらえるとありがたいです。
財団世界で起きた大きな出来事をまとめました
- 15世紀
- この頃に第四次オカルト大戦。
- 17世紀
- この頃に第五次オカルト大戦。
- 1875年
- 第六次オカルト大戦が勃発。
- 1881年
- ドイツのオカルティストの徒党が奇跡の源であるデミウルゴスを殺害。
- デミウルゴスの終焉は何十年もの間、世界的にサイオニックそしてオカルト的な反響を作り出し、結果的に人類のなかの大量の潜在的な超常的な才能の目覚めをもたらした。
- 1882年
- 国家政府が第六次オカルト大戦を終わらせるために介入する。
- ヴェールは初めて正式な方針として成文化され、近代の正常性合意の確立へと向かう。
- 1892年
- プロメテウス・ラボが進行中の超常ルネッサンスの発見を活用するために設立される。
- 1895年
- シカゴ・スピリットが異常物品の不正取引を開始する。
- 1913年
- 国際統一奇跡論研究センターがオカルトの科学的研究を進めるために設立される。
- 1920年代
- ネオ・メカニト信仰がヴェールの背後に現れ始める。
- 1938年
- 財団とUIUによって、シカゴ・スピリットは壊滅したと宣言される。
- 1939年
- ヨーロッパ全土のオブスクラ軍団の活動に対抗して、改革派テンプル騎士団と英国オカルト局によって連合国オカルトイニシアチブ(AOI)が設立される。
- 3月 — オブスクラ軍団とテンプルコマンド部隊に支援されるプラハのゴーレムとの間でプラハの戦いが起こり、第七次オカルト大戦が始まる。
- 第七次オカルト大戦はパラテックに対する需要を急増させ、冷戦の終結まで続くパラテック・バブルに繋がる。
- 戦時中
- ソビエト連邦がGRU-Pを創設する。
- プロメテウス・ラボは同盟連合に技術の知識を貸し出す。
- 1944年
- 9月 — 財団は中立の方針を放棄し、第七次オカルト大戦に連合国オカルトイニシアチブの側で参戦する。
- 1945年
- 1月 — AOIと財団はオブスクラ軍団のソロモンの儀式の実行の試みを妨害するため、オペレーション・イオン・ドーンを開始する。その後の戦闘では、オブスクラ軍団の残存部隊が敗走し、第七次オカルト大戦が終結する。
- ケルン協定がAOIと財団の間で結ばれる。ソロモンの儀式の共同収容の条件が確立する。[言及]
- AOIは世界オカルト連合(GOC)に再編成され、国連の指揮下に置かれる。
- 1946年
- ロバート・ブマロが壊れたる教会の正当な主導者として現われる。
- 1948年
- ディア大学がスリーポートランドに設立される
- 1950年
- 知られている限り最初のミーム接種を成功裏に開発したことにより、アメリカ合衆国は朝鮮戦争中に仁川でミーム兵器を展開することが可能になった
- ヨシフ・スターリンは世界洗脳のためのサイオニック固有兵器の製作を指示する。計画を担当するP部局のメンバーは、暴力的な紛争を終わらせるため、密かにパラメータを修正する
- 1960年代
- 境界線イニシアチブが結成される。
- 1963年
- エスカレートする超常武器競争を抑える努力がほとんど失敗した中、国家による超常兵器の開発と配備に制限を課す超常兵器休止条約が調印される
- 1970年代
- マクスウェリスト運動が壊れたる教会から分裂する。
- 1970年
- 8月 — 財団はスリーポートランドの存在を認知する。
- 1971年
- マナによる慈善財団が設立される。
- 1991年
- 11月6日 — KGBの解散に伴い、特殊現象部門の大部分が反旗を翻し、ソビエトの超常兵器の大量の備蓄ともに姿をくらまし、超常犯罪シンジケート「緋色の鎚」となる。
- 1992年
- パラテック・バブルが崩壊し、パラテック・ブラックマーケットが台頭を始める。旧ソビエトのパラテック所蔵品は消失し、略奪される。
- 1994年
- 7月14日 — アンダーソン・ロボティクスが設立される。
- 1998年
- 9月 — プロメテウス・コングロマリットの主要持ち株会社である、株式会社プロメテウス研究所が解散する。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXXX-JPは「don't_forget_me.exe」と題された3メガバイトのWindows用アプリケーションです。オブジェクトを起動すると画面内にキツネ型の2Dモデル(SCP-XXXX-JP-A)が出現し、デスクトップに常駐します。SCP-XXXX-JP-Aは時折、フキダシ形式の発言を行うことがあり、自身をチベットスナギツネ(Vulpes ferrilata)の概念的/形而上存在であると称します。対象とは付随するテキストボックスを通じて会話することが可能で、返答の内容から、対象には明らかな自律思考能力が備わっていると考えられています。
SCP-XXXX-JPを起動している間、デスクトップには定期的にSCP-XXXX-JP-A以外のキツネ種を模した2Dモデルが出現します。これらのモデルはSCP-XXXX-JP-Aと比べてより明瞭なデザインをしており、SCP-XXXX-JP-Aと共にチベットスナギツネの知名度向上を図るための議論を行います。
薄くなっている。
財団が干渉することは不可能と考えられています。
2002年
フェネックギツネ: えーこれより、形而上チベットスナギツネ存続会議を始めます。
ケープギツネ: わーわー。
SCP-XXXX-JP-A: よろしくおねがいします。
フェネックギツネ: 昨今勢力を広げている我ら形而上キツネですが、チベットスナギツネについては世界的な知名度の低さから、消滅の危機にあります。そこで、我々キツネ一同が協力し、彼を存続させるための取り組みを行おう、という会議です。
SCP-XXXX-JP-A: 別にこのままでも良いんですけどね。
アカギツネ: そう悲観しなさんなチベタン君。
いかんせん、元のチベットスナギツネの影が薄いから、なかなか難しいですね。
生息地域はチベット高原、毛皮は荒く狩猟に向かない、目下個体数が減少中…、写真すら存在しない……
俺、結構ネットに詳しいんで、さりげなくチベットスナギツネをアピールしてみますよ。
記者に念を送るか。
儂は特に接点ないからのお……儂の専門はさぶかるちゃー?じゃから、そこで売り込んで見るかのう……
*タイムライン
2006年: イギリスの公共放送局・BBCが初めて撮影に成功
2010年: 日本の国営放送・NHKにて特集番組が放送され、その表情が反響を呼ぶ
2015年: CMに起用される
2019年: 「チベットスナギツネの攻撃を受けるマーモットの写真」がWildlife Photographer of the Yearを受賞
えっと……
はい。
かなりイメージが変わっていますが……調子はいかがですか?
おかげさまで、やる気が漲ってます。
はっきりとしたイメージ
http://ja.scp-wiki.net/scp-1045-jp
アイテム番号: SCP-1045-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1045-JPはサイト-8104の電子保管庫にて収容されています。SCP-1045-JPやSCP-1045-JP-aから半径9m16mの範囲(以下、範囲)には、文章の書かれた如何なる物体や電子データも近づけないで下さい。
SCP-1045-JP-aは発見次第破棄して下さい。
説明: SCP-1045-JPは胸像です。日本語及び初歩的な英語の文章の記されたものが範囲内に入ると瞬時に約9割の文に赤の斜体による校閲・添削や青の斜体による称賛のコメントが追加され、コメントは範囲から離れても消えることはありません。また斜体が出現している文章(SCP-1045-JP-a)の範囲内の文章も添削され、SCP-1045-JP-aとなります。添削内容は現実に合っているかを重視したもので、たとえフィクションや比喩表現だとしても現実的なあるいは現実に即した内容に訂正します。
SCP-1045-JP-aが16時間以内に添削通りに修正されなかった場合、強制的にSCP-1045-JP-aは修正され範囲の半径の拡張や次回の修正期限の短縮がされます。その修正を削除することは不可能ですが、SCP-1045-JP-aの物理的破壊によってのみ強制的な修正や範囲拡張、期限短縮を防ぐことが可能です。
補遺1: SCP-1045-JPは██県██市のアパートで、20██/██/██に[削除済]した[データ削除]勤務の女性教師の部屋に親族が遺品整理の為に訪れた際に発見されました。当時室内の全ての文書と隣接する部屋のいくつかの文書に強制的な修正がされており、親族のスマートフォン内の電話帳にも添削が入れられていたことから通報が入り発見・収容に至りました。同校の教師達へのインタビューでは「女性教師は生徒の提出物に丁寧な添削をしていたが、そうしなければという義務感と焦燥感もあったようだった」という多数の証言がされていますが、SCP-1045-JPとの関連は不明です。親族及びアパート住民にはクラスA記憶処理を施しました。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3266034 (01 Jun 2018 15:33)
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