動物好きな我らが同僚

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アイテム番号: SCP-2159-JP(仮)

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2159-JPは暫定的にサイト■■の人型収容室へ収容してください。
サイト■■での自由行動、財団の一部業務および雑務への従事、Cクラス職員1名の同行、もしくは必要書類の提出があれば施設外への外出を許可してください。
申請された趣向品は、彼の働きに応じて支払われた給与内であれば与えてください。
有給の習得は1年で10回以内。ソーシャルゲームへの課金は月額3000円まで(5000円分の増額については審議中です 却下されました)。
体調不良の場合は職員同様、財団内の医療を受けることが許可されています。

説明:

「みんな大切な友達だった。安らかな眠りを祈りたい」
これは■■■■■脱走事故の際、SCP-2159-JPがつぶやいた言葉であり、財団の日報業務周知にも記載された言葉です。

SCP-2159-JPは19■■年11月30日、愛媛県■■市で生まれた2■歳の成人男性であり、喫煙、禁酒は行わず健康状態は良好ですが、間食を好むため肥満の気があります。
趣味は動物集め系ソーシャルゲームと動画サイト巡りであり、かわいい動物のGIFを収集、作成するのが日課であり、そのGIF数は5000件を超えることが確認されています。
また、通勤路には3カ所以上の野良猫のたまり場があり、そこを通過する際に猫たちを可愛がる姿が日常的に近隣住民に目撃されています。

SCP-2159-JPは収容時まで■■■■社のオペレーターを務めていました。
業務成績は[編集済]ものの、誰とも分け隔てなく接する思いやりと愛嬌にあふれた性格のため、職場内の評判はとても良好だったようです。
彼の先輩にあたる男性は「休日の人付き合いはしないタイプだが、素直な正直者で、彼の周りはいつも盛り上がってたよ」と財団のインタビューに答えています。

20■■年、SCP-2159-JPは通勤中、SCP-■■■■-JPの収容違反に遭遇しました。
SCP-■■■■-JPは、制圧に当たった部隊を壊滅させた後、SCP-2159-JPをふくむ通行人へ襲いかかりました。
この事件による死傷者は■■■部隊をふくめ、[データ削除済]人とされており、さらに甚大な被害が予測されていましたが、SCP-2159-JPはこれを阻止しました。

十数分後、現着した増援部隊の隊員の報告によれば「彼は公園のベンチでSCP-■■■■-JPの身の上話を聞いていたんだ」とのことです。

この件を切っ掛けに、SCP-2159-JPの特異性が確認され、収容の運びとなりました。
彼は一定の敵意を持つ対象に対し、驚くべき人当たりの良さで敵意を消失させる特性があります。
この特性は、生物(人間をふくむ)への敵意をもつ多数のSCPに対し有効ですが、過度の敵意をもつSCPには効果が及びません。

■■■■博士は「SCP-2159-JPの特性を利用すれば、他SCPの敵意性を封じることができ、多数のSCP収容へ有用である」と主張しています。
近日中に生物への敵意性が高い他SCPとのクロステストが予定されています (C~Bクラス職員大多数の署名運動により却下されました)

SCP-2159-JPはよき同僚です。特異上SCPとして分類されていますが、各クラス職員や収容スペシャリストとも交友があり、
サイト管理者である■■氏と、某動物集め系ソーシャルゲームの同じクラウンに所属しています (プライベートに関する不要な情報です)。
また、休日にはサイト■■の休憩室で各職員のペットの世話や相談を引き受けるなど、財団職員のサポートにも積極的な貢献を見せています。

SCP-2159-JPを同僚、あるいは友人として扱ってください。
今後、彼はフィールドエージェントとしての配属が検討されており、現在は試験的にセキュリティクリアランスレベル2が付与されています。
SCP-2159-JPは近い将来、我々を支えてくれる人材となるでしょう。彼が、これからもよき同僚であることを願います。

補遺: ■■■■■脱走事故について

この事件は、SCP-2159-JPのサイト移動時に発生した事故です。
彼はSCP-■■■■-JPの収容違反時、増援にあたった■■■部隊とともに身体検査のためサイト■■から移動していました。
その際、書類の手違いにより、SCPである可能性がある危険な群生動物、[データ削除済]の輸送車両とのダブルブッキングが発生しました。

この輸送車両には不備があったため[データ削除済]が脱走、SCP-2159-JPの輸送に当たっていた■■■部隊と交戦の末、
すべて射殺処分されましたが、■■■部隊にも多数の死傷者が発生しました。

SCP-2159-JPはこの事故をいたく悲しみ、Bクラスの精神治療が施されましたが、未だ改善の兆しはなく、かの言葉が日報に掲載されるに到りました。
サイト■■はこの事態を重く受け止め、今後の業務改善に努めていくと発表してます。

なお、■■■部隊、唯一の生き残りである■■■■氏よりこのダブルブッキングはSCP-2159-JPが故意に書類を偽装し、
かつ輸送車両に細工して発生させたものとして強く主張していましたが、具体的な証拠などは確認されていません。

SCP-2159-JPは■■■■氏をふくむ■■■部隊のメンバーと、収容時から深い信頼で結ばれた交友関係にあったこと、
また、当時の現場は混乱しており、凄惨な結果となったこともふくめ、■■■■氏の混乱による思い込みであったと結論づけらており、
■■■■氏も後日、自身の暴言についてSCP-2159-JPへ心からの謝罪を行っています。

この事件をふくめ、SCP-2159-JPは収容後[編集済]件におよぶ生物系SCP、あるいは危険生物の収容違反に遭遇しています。
SCP-2159-JPは我々のよき同僚です。彼をサポートし、サイト■■を始めとする財団の改善に尽力していきましょう。


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  1. portal:7487460 (04 Jun 2021 12:19)
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