ただただ平凡で、悲しく…

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namida

SCP-XXX-1を集めた写真

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト██ の低危険性オブジェクト保管用ロッカー01に保管して下さい。また、現在当該オブジェクトを使用した実験は当該オブジェクト担当職員責任者へ連絡をし許可を得て下さい。SCP-XXX-JP-1は最低でも20日に一回は生成してください。また、「適応者」は任意、命令などによって当該オブジェクトの担当者に許可を取り、SCP-XXX-JP-1を生成する事が許可されています。適応者はSCP-XXX-JP-1は常に携帯、服用が許可されており、また場合によっては上位職員からの服用を控える指示が下される事もあります。

説明: SCP-XXX-JPは10cm×10cmの飴の包み紙と考えられているプラスチック片です。当オブジェクトは白い下地に「現実」とゴシック体の漢字で書かれた面と、やや不規則な黒い模様が入った面があり、「現実」の面を下側にし何かを包み込む様に手で握りしめる、もしくは20日以上SCP-XXX-JP-1を生成していなかった場合に異常性が発動します。1
異常性が発動した場合、SCP-XXX-JPの内側に一つの「金平糖」が出現します。(この生成物をSCP-XXX-JP-1と定義します)この金平糖は出現する度毎回ランダムな色になっており、非異常性の成分で構成されています。一般的な金平糖と化学的、物理的な差異は見受けられません。2
SCP-XXX-JP-1を摂取した人物は、即座に特定の反応を示します。全て多くの人物は自己否定感などのストレスを感じ、場合によっては短時間のみ軽度な鬱状態になった事例もあります。そして時々「何も起こっていない」と独り言を無意識に言う様になります。これらの効果は1時間ほどで消失します。
しかし、ごく稀にこれらの精神影響が見られない人物もいます。(この職員の事を適応者と定義する)その人物は精神影響などの代わりに、大規模な確率改変、小規模な現実改変が作用し、その人物の周りでは「事故」「革命」などの一般的に「非日常的な出来事」とされる出来事が発生しない状況と考えられます。3この作用は強力であり、今までの実験、使用例からは如何なる状況でも安定した作用が認められています。この影響は約1週間続きます。
また適応者の規則性については補遺1を参照して下さい。

補遺1:
SCP-XXX-JP-1はその有用性により当該オブジェクトを使用した実験が繰り返され、その結果を分析した結果ある程度「適応者」には規則性がある事がわかりました。
具体的には

・30歳以下の若者

・現在の自分の状況に対して変化を望む心境である事

・現在の自分の状況に対して満足をしていない事

・現代社会に対して非常に安定していると考えている事

などが判明しました。正確な条件は現在のところ不明です。現在判明している条件については「実験記録SCP-XXX-JP 2」を参照してください。

補遺2:
SCP-XXX-JPのやや不規則な黒い模様が入った面に関して、この面を顕微鏡で拡大したところ、一つの文書になっている事が判明しました。

以下その文書のコピーです。

ああ、なんてつまらないんだろ。空はコンクリートみたいな灰色。最近はなんだってコンクリートなんだ。マンションも、デパートも、職場のビルも、窓を開けたら出てくる壁も、人も、猫だって。
みんな、無機質で、変わらない。いつまで重い色をしているし、気分も悪くも良くもならない。ただの素材なんだ。
もういつからこんな生活だろうか。若い時に何となく入った会社で、毎日同じ道で同じ駅に、同じ靴で通って、変わらない色の路線の電車に乗って、毎日同じビルの同じ階の職場に行って、同じ作業を同じ様な上司と部下と、同じ同僚と共にやって。毎日同じな来た道を逆戻りして子供の頃から同じ家に帰る。夕食も弁当もバリエーションは無いし、朝ごはんはいつも買いたてでも少しパサつく菓子パン。結婚もしていなければ、親も親戚も忙しくて合っていない。年賀状からクリスマスまでみんな無視して、ただ言われた事をやるだけだった。子供なんてもう何年も合っていない。
今考えると、自分は子供の頃から本当にちっぽけでつまらない人間だ。学校でもそれなりに友達がいて、何となく連む以外は特に何もしなかった。テスト前は焦って勉強するも教科書をちょっと読んで問題を数問解くだけ。それでも無事に大学に行けた自分が「頭いいんじゃないか」と思っていたよ。入試前には不安で仕方なくて参考書を何とか2周して解いたのにね。それだけやればあのくらいの大学は入れた。ただそれだけなのに。
会社は大学の友達が受けた面接を受けて、自分だけ入った。会社なんて大それたものだと入る前までは思ってたけれど、そこらの何でもないオッサンが入っている位なんだ。なんて事はない。学校と同じで何となくで出来るものさ。
ああ、何で昔の自分に言い聞かせてるんだろう。そんな妄想は無駄だ。あの時の自分には会えないし、会っても全く聞いてくれないだろう。

[識別不能]

補遺3:

ERROR

The simon fz's portal does not exist.


エラー: simon fzのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:6741103 ( 16 Aug 2020 02:57 )
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