scp下書き「セクター-8150」

現在このページの批評は中断しています。

評価: 0+x

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPに所属するDクラス職員は、常に100人を維持して下さい。担当職員は個人でSCP-XXX-JPに所属するDクラス職員の紙媒体の名簿表を制作し、施設のデジタル名簿表と照らし合わせ、朝と夜計2回確認して下さい。Dクラス職員が100人を下回った場合、翌日の業務開始時刻までに他の財団施設にいるDクラス職員の氏名を施設のデジタル名簿表に記入して下さい。Dクラス職員の移動と個人の名簿表への記入は業務開始後でも構いません。SCP-XXX-JP-aは、SCP-XXX-JPと元の財団に関係する情報は保持していない為、発見次第速やかに終了させ仕事中の不慮の事故という形で処理して下さい。SCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-a共に実験及び調査の大半は終了しており、現在は別のプロジェクトの進行が検討されています。

補遺: SCP-XXX-JPの担当職員は、Dクラス職員と適度な信頼関係を築ける職員から選ばれ、助手もSCP-XXX-JPに所属するDクラス職員から選ばれます。現在の担当職員は、朝霧博士であり、助手はD-1125です。D-1125は記憶処理を免除されています。

説明: SCP-XXX-JPは、3階建てのセキュリティ施設である財団が所有しているセクター"-8150"です。セクター"-8150"は、異次元の財団によって制作されたオブジェクトであり、3階部分には異次元の財団の文字と思われる言語(解読済み)で書かれた説明書とみられる冊子とscpオブジェクトに類似する存在の報告書が敷き詰められていました。現在確認されている異常性のうちSCP-XXX-JP-a以外はSCP-XXX-JP内部に保管されていた’’システム関連説明書’’に記載されているシステムと一致しています。異常性を発動しているシステムの解除も検討されましたが、SCP-XXX-JP-aの顕現によるシステム自体への影響が存在する可能性を考慮した結果、システムの解除は否決されました。また、説明書にSCP-XXX-JP-aに該当する文章の記載は見られませんでした。報告書の方は、多少の誤差は存在していましたが、現在収容されているscpオブジェクトに該当する報告書も見つかって現在ではおります。Dクラス職員の間で優秀なDクラス職員だけが所属出来る施設としてセクター"-8150"が話題になっています。(SCP-XXX-JP-aの範囲を最小限にする為、SCP-XXX-JPに所属しているDクラス職員は危険性の低い任務が割り振られている傾向がある事が理由と思われています)SCP-XXX-JPの技術を解析して、今後のセキュリティ施設の更なる技術向上を目的とするプロジェクトと報告書の活用方法については議会にて検討されています。

確認されている異常性 説明書にて類似する内容
Dクラス職員及び管理者1以外の人物がセクター"-8150"に入所出来ない 非常任職員2とNo.██に関係ない常任職員3の入所を禁ずる。なお、非所属の非常任職員の滞在に関しても時間制限が存在するため、長時間の滞在は避けて下さい。
驚異的な物理的への耐性と修復機能 No.██の建築素材には識別番号-████4より摘出された超活性化素材が含まれており、これによって物理的なダメージに対する耐性が付いております。万が一損傷した場合も修復機能によって瞬時に損傷部分は修復されます。
紙媒体を除く記録と記憶に対してのSCP-XXX-JPの存在に関する改ざん 緊急システムによって次元移動した場合、No.██は名称を変えその次元に元から存在していたという情報改ざんを行います。なお、No.██内部に内蔵される予定の報告書が紙媒体のため、紙は改ざん対象から排除されます。
以下のシステムによって、SCP-XXX-JPが次元を越えたと思われます。
システム名 記載内容
緊急システム 世界人口が100人を下回った時に自動的に異次元に建物ごと転移します。システムの発動許可が下りた時点で常任職員は、世界の存続を放棄し、報告書を施設内に移動させてください。

SCP-XXX-JPは、施設に付属されたデジタル名簿表に書かれた、SCP-XXX-JPに所属している生存状態のDクラス職員が、100人を下回った状態で業務開始時刻を迎えた場合に異常性を発動します。SCP-XXX-JPは、業務開始時にDクラス職員が100人を下回っていた場合、過去に名簿表に書かれたDクラス職員を創造し、数を補おうとします。(以下SCP-XXX-JP-aとする)SCP-XXX-JP-aの選別は完全にランダムであり、この時施設に付属しているデジタル名簿表に自動的にSCP-XXX-JP-aの名前が記入されます。SCP-XXX-JP-aは、最後にSCP-XXX-JPに所属していた記憶を所持していますが、他のDクラス職員の記憶を模倣した記憶も所持している為、日常生活でSCP-XXX-JP-aを発見する事は不可能です。SCP-XXX-JPは、SCP-XXX-JP-aの存在を疑問視されないよう紙媒体を除いた記録と記憶に対して改変を行います。その為、SCP-XXX-JP-aは死亡時担当していたオブジェクトの仕事に向かいます。

SCP-XXX-JP-aは、入所する以前の記憶にあたる部分や入所後の記憶が変化してますが、人格や思考については生前と変化は見られませんでした。しかし、身体能力が著しく低下しており、重大な収容違反を引き起こす原因となる可能性があります。SCP-XXX-JP-aは、SCP-XXX-JPと同様に驚異的な修復機能と物理的ダメージへの高い耐性がありますが、致命的な傷を15時間程与え続ければ、塵となり終了します。

SCP-XXX-JPは、日本支部でも最先端の技術が搭載された、Dクラス職員の宿舎としての性能に特化したセクター"-8150"として財団に存在していました。本来のセクター"-8150"は、2000年にSCP-████-JPの収容違反の際に大きな損傷を受け、その際取り壊されています。SCP-XXX-JPとセクター"-8150"に共通点などは見つかっていません。移動先にセクター"-8150"が選ばれた要因は完全には判明していませんが、セクター"-8150"が元々一部のsafe、Euclidクラスの一時収容施設であったという記載が発見されているため、頻繁に出入りしていた職員がおらず移動の際の記憶改ざんの負荷が少なかったので選ばれたとされる説が有力視されています。

SCP-XXX-JPは、20██年にSCP-████-JPの収容施設の候補に挙げられ、セクター"-8150"に視察に訪れた朝霧博士の入所が不可能と言う報告により調査が開始され、第1発見者である朝霧博士を臨時的な担当職員に任命しました。
発見当初、SCP-XXX-JPには200人以上のDクラス職員が所属していましたが、議会の結果SCP-XXX-JPの実態が判明するまで移転先が決らなかった100人を除いた、全てのDクラス職員が移動が決定され実行されました。書類上の処理も終了したその数日後、D-████が死亡し、その翌日にSCP-XXX-JP-a-1(後にD-5693と判明)が出現しました。なお、財団に保管されている記録を辿る限り、セクター"-8150"に所属していたDクラス職員が100を下回ったのはこの時が初めてであり、SCP-XXX-JP-aの発生はこの時が初めてであると推測されています。判明しているだけでも2件、SCP-XXX-JP-a-1が起こした不祥事により収容違反が起きています。SCP-XXX-JP-a-1は、朝霧博士がSCP-XXX-JPの異常性の調査の一環でセクター"-8150"の過去の名簿表を調べていた際、SCP-XXX-JP-a-1が█年前にSCP-████-JPの収容違反により死亡している事が判明したことにより、SCP-XXX-JP-a-1が発見されました。その際、SCP-XXX-JPが正式にオブジェクトとして承認され、朝霧博士が担当職員兼セクター"-8150"の管理者に任命されました。

補遺: 報告書は全て一室に敷き詰められた状態で発見されましたが、書きかけの報告書がひとつ説明書の近くに置かれており、裏側に手書きの文章が書き加えられておりました。このオブジェクトによりKシナリオが発生し、緊急システムが発動したと推測されていますが、現在該当すると思われるオブジェクトは確認されておりません。以下は、裏側の文章です。

どれだけ頑張っても、最後に必要なのは運なのさ。君達の運を信じているよ。

SCP-XXX-JPや未確認オブジェクトのことでなにかあれば、日本支部理事"千鳥"に報告してください。


ページコンソール

批評ステータス

カテゴリ

SCP-JP

本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

GoIF-JP

本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

Tale-JP

本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。

翻訳

翻訳作品の下書きが該当します。

その他

他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。

コンテンツマーカー

ジョーク

本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。

アダルト

本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。

既存記事改稿

本投稿済みの下書きが該当します。

イベント

イベント参加予定の下書きが該当します。

フィーチャー

短編

構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。

中編

短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。

長編

構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。

事前知識不要

特定の事前知識を求めない下書きが該当します。

フォーマットスクリュー

SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。


シリーズ-JP所属

JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。

シリーズ-Other所属

JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。

世界観用語-JP登場

JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

世界観用語-Other登場

JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。

ジャンル

アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史

任意

任意A任意B任意C
    • _


    コメント投稿フォームへ

    注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。

    新たなコメントを追加

    批評コメントTopへ

ERROR

The Dr_Asagiri's portal does not exist.


エラー: Dr_Asagiriのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:3990555 (10 Jan 2020 18:32)
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License