アイテム番号 SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-1内のSCP-XXX-JP-2は完全に外から目視が出来ないよう10 cm×10 cm×30 cm以上の密封し光を遮断できる容器に収納して下さい。それ以外のSCP-XXX-JP-2は実験の場合を除き全て焼却処分して下さい。SCP-XXX-JP-3は100 kgを超えないよう余剰分は焼却処分し、それ以外はSCP-XXX-JP-1の周辺5 m以内に収納して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは█████社のものと見られる500mlのペットボトルであるSCP-XXX-JP-1とその内容物であるSCP-XXX-JP-2、及びSCP-XXX-JP-3から構成されます。SCP-XXX-JP-1は█████社のペットボトルとは異なり如何なる衝撃、熱等に対して破壊されることはありません。SCP-XXX-JP-2は一般的にコーヒー牛乳と呼ばれる飲み物と酷似しています。成分検査の結果通常のコーヒー牛乳も高い糖分量を含み、未知の成分が█%存在しました。味は味覚障害のあるなしに関わらず多少の差異はありますが全員がとても甘いという感想を口にします。また、SCP-XXX-JP-2を目視した人物はその全てが「とても飲みたい」「美味しそう」と言い、経口摂取しようとします。この欲求はほぼ制御不能のものであり、SCP-XXX-JP-2から██m離れると欲求は治まります。写真、絵、映像による影響はありません。さらに、SCP-XXX-JP-1の蓋を開け、傾けるとSCP-XXX-JP-2は問題なく外に出ますが、SCP-XXX-JP-1内のSCP-XXX-JP-2の容量は未知の手段により███mlを維持します。SCP-XXX-JP-3は後述する段階を経た後発生されるショ糖の柱です。SCP-XXX-JP-3は焼却することによって効果が失われます。SCP-XXX-JP-2は経口摂取することで以下の影響を及ぼします。しかし口腔を経ない血管への点滴や粘膜摂取は効果が発現しません。
第1段階:
SCP-XXX-JP曝露者は曝露直後から糖分濃度██%かつ味覚5種のうち甘味が主な味ではない食品を意識的(嫌悪感等)かつ身体的(嘔吐等)によって拒絶します。殆どの場合SCP-XXX-JP-2を飲み続けます。また、甘味の強い食品を摂取した場合、強い多幸感と強力な依存性が出ることが分かっています。点滴などによる経口摂取ではない栄養の補給はいずれもアナフィラキシーショックなど拒絶反応を引き起こし、失敗しています。第2段階:
SCP-XXX-JP曝露後約24時間を経て曝露者は第3段階に移行します。第3段階に移行すると曝露者は体内でシャリシャリという音が聞こえると報告します。これは身体を構成する物質がショ糖に置き換わっていくことでこのような音がすると考えられています。完全に身体がショ糖に変化した時、それは自立し曝露者と同じ質量のショ糖の柱(以下SCP-XXX-JP-3)を形成します。柱となったSCP-XXX-JP-3は風雨などの侵食を一切受けませんが意志を持って崩そうとした場合容易に崩すことが出来ます。
SCP-XXX-JP-3は目視した場合のみそれを摂取したいという強い感情を持たせ強制力を持つことがわかっています。現在SCP-XXX-JP-3の強制力に対しては力ずくで取り押さえ記憶処理をする以外に対策は見つかっていません。また、SCP-XXX-JP-3を摂取した人物はその全てが█分以内にSCP-XXX-JP-3へと変化します。
また、SCP-XXX-JP-3をSCP-XXX-JP-1から5m以上遠ざけると「もっと、もっと」という声が聞こえると報告されていますが、いずれの録音機器に保存されないため発生源などについては調査中です。
補遺1: SCP-XXX-JPは██高校にて異常を発見したフィールドエージェントによって発見されました。発見当初██高校敷地内には█████kgものSCP-XXX-JP-3が存在し、████名の██高校の生徒及び教職員が行方不明になりました。行方不明となった人物はカバーストーリー「校舎のガス漏れによる爆発事故」を流布しました。██高校はSCP-XXX-JP-2及びSCP-XXX-JP-3の残存と拡散を防ぐため敷地内の建物を解体し全て焼却処分しました。
以下は通報を受けたフィールドエージェントであるエージェント██(以下A,██)とサイト81██の██博士の通話記録です。
補遺2
SCP-XXX-JP-1には「甘陰堂」というラベルが貼られていました。現在このような企業、団体は確認されていないため未知の要注意団体として調査が進められています。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:3748179 (01 Jun 2018 06:09)
面白いとは思いますがパンチがほしいところです。せっかく砂糖にまでなっているのですから、事件記録みたいなものを詳細に書いてその奇妙さをもっと表現できればなと思います。
批評ありがとうございます
なるほど、事件記録ですか。思いつきませんでした。確かに良いですね。再考してみたいとおもいます。
sugar6さんが誤ってサンドボックスポータルを二つ作成されていたようですので、不要と思われる方をスタッフ側で削除しました。今後、サンドボックスポータルのURLは変更しないよう、よろしくお願いします。
申し訳ありません。お手数おかけしました。
ページの名前を変える際に色々いじっていたのでその時かも知れません。以後気をつけます。
批評を受けて改稿していたものが形になりましたので今一度見ていただけたらと思います。
全身が砂糖になってしまうというのは奇妙で面白く、暴露したエージェントの様子は中毒者のようで不気味さがありましたが、異常性に暴露した後もエージェントが説明口調で感情移入しづらかったです。大きさと数を表現してしまうくだりでは特に顕著です。異常性の説明と行方不明者および砂糖の発見で大体何が起きたかわかりますし、大きさと数の表現は不要ではないでしょうか。
また、行方不明者やエージェントが何の説明もなく第1段階の影響で死んでいないことも気になります。第1段階での死亡がなかったことのように扱われているように思われます。
以下細かい点です。
説明や補遺の改行は二回改行にしてパラグラフの区切りにするべきです。詳しくはSCP記事の文体とはをご覧ください。同じように第1段階:~の第2段階の前と第3段階の前にももう一度改行が欲しいです。
また、SCP-XXX-JP-2は目視だけで効果を発揮する上に透明な容器であるペットボトルに入っているので、十二分に危険です。オブジェクトクラスは適切だと思いますが、低危険度収容ロッカーに収容するだけというのは不自然ですし危ないです。目視できないよう何かで覆うとかして、さらに収容自体ももう少し厳重にするべきです。
味覚6種と書いてありますが、現在味覚は生理学的には味蕾で知覚されることがはっきりしている甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つを基本としています。現在6つ目の味覚はカルシウム味がおそらく有力ですが、確定はしていないので6種というと6つ目がどれかはっきりしません。5種と~味、などと表記するべきだと思います。
批評ありがとうございます。修正します。
特別収容プロトコルが簡素過ぎると思います。目視だけで強い精神影響があるのですから、うっかり見ないようなプロトコルが必要です。
また音声記録の必要性がわかりませんでした。説明ですべて述べられており、新しい情報がなく、あまり読み応えに貢献していないと思いました。
特異性について、見ると飲みたくなる、飲むと死ぬ、というのは独自性に欠けていると思いますので、もう一捻りした記事になるとよいかと思います。
批評ありがとうございます。再度推敲を重ねたいと思います。
改稿し投稿したのですが低評価のため自主削除しました。
そのため再度こちらにて批評を受けることにしました。
よろしくお願いします。