財団日本支部収容体験ツアー!
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:サイト8154内の、SCP-xxx-JPが発生する収容室を中心とした上下あわせて3フロア分には他のSCPオブジェクトやレベル1以上のセキュリティクリアランスを必要とする情報を記載した資料を持ち込んではいけません。万が一そういった資料が発見された場合、即座に破棄し、SCP-xxx-JP群に確認されないよう注意してください。また、該当フロアに管理者としてレベル3以上のセキュリティクリアランスを所持する職員を2名以上常駐させ、その他の職員はDクラスに簡易的な講習1を行った上でダミーの職員として職務に付かせてください。
……それでは皆様、正面をご覧ください。
Dクラス職員およびSCP-xxx-JP群が脱走を図った場合に備え、ダミーフロアのあらゆる出入り口には管理者のパスのみを承認するキーを設置し、許可無くフロア内より出入りが確認された場合には即座に対象を終了出来るよう機動部隊-δ("おもてなし")がサイト内に待機してください
今ご覧頂いているのは、財団日本支部を生み出した方々です。
なお、ダミーフロアには通常の設備のほか、SCPを模した物品を設置し収容しているかのように扱い、サイトとして問題なく機能しているように振舞ってください。この物品が本物のSCPではないことをDクラス職員に通達しないように注意してください。
この度、我々の報告書が作成されたことを切欠に、このような干渉を行うことが可能となりました。
SCP-xxx-JP-1よりの連絡が確認された場合、およそ15分後にSCP-xxx-JPが発生します。速やかにプロトコル「接待」の実行準備を整えて下さい。プロトコル中にSCP-xxx-JPより別フロアへの移動を希望された場合は、必ず断るように注意してください。SCP-xxx-JPが該当の収容室以外で消失した場合は即座に機動部隊-δに連絡し、半径5km圏内の周囲を捜索し、SCP-xxx-JP群が収容違反を起こしていないかを確認してください。
どうやら彼らも私達の存在を認識したようですね。手を振ってみましょう!おーい!
説明:SCP-xxx-JPは未知の生物群による次元干渉技術を用いたサイト8154の██階に存在する収容室「Room.F-8(以下F8)」及びその周辺フロアへの侵入現象です。およそ月に1回の割合で発生しますが、周期は若干の不定期性を伴うため、完全な発生の予測は不可能です。
財団は彼らが運営しています。異常存在は彼らが生み出しています。生み出す力は彼らだけのものです。
SCP-xxx-JPはF8フロア内に存在する職員の所持する携帯、もしくは外線電話によって発生の連絡が行われます。なお電話記録を利用したあらゆる情報の特定は全て失敗に終わっています。連絡から約15分後に、F8内部に直径3m程度のワームホールに似た次元間干渉式通行領域(SCP-xxx-JP-a)が出現します。このSCP-xxx-JP-aは現状の技術においては前兆の測定は不可能であり、どのような原理で発生、及び形状の維持をしているかは定かではありません。F8に設置した計測機器の結果から、SCP-xxx-JP-aはこの財団が存在する次元を3次元と表現した場合、凡そ[削除済]次元までの干渉を行っており、この効果によりSCP-xxx-JPは平行世界と財団世界の行き来をしていると考えられます。SCP-xxx-JP-aが発生すると、その内部より全長20cmほどのツアーフラッグ(旗には未知の言語らしき記載があります)を手にし、一般的なツアーガイドを想起させる服装の人型実体(SCP-xxx-JP-1)を先頭に未知の生物群(以下、SCP-xxx-JP-2群)が列を成して出現します。SCP-xxx-JP-2群はSCP-xxx-JP-1に似た人型実体から、SCPに分類されるべき未知の生物まで、様々な個体が今までに観測されています。
ですが彼らは生み出すことしか出来ません。彼らの世界は彼らのものですが、彼らが生み出した世界は私達のものですから。
SCP-xxx-JP-1はSCP-xxx-JP-2群を率いつつガイドアナウンスを行いながら、次元干渉技術を用いてF8フロア内を移動します。アナウンス内容は財団の活動について、及び日本支部の構成と機構についての大まかな説明です。この際使用されている言語は非常に流暢な日本語です。SCP-xxx-JP-1のアナウンスは概ね正確ですが、財団に関与した人間ならば十分に知り得る、レベル0のセキュリティクリアランスの範疇に収まる程度に留まります。フロア内の収容偽装されたダミーSCPに差し掛かると、ダミーに対する簡易的な説明も行われます。ダミーSCPとそれに付随する設定を変更した場合、必ず変更後の設定に即した説明を行うため、SCP-xxx-JP-1には何らかの能力によりF8フロア内の財団の資料を把握する術を所持していると考えられています。
生んでくれてありがとうございます:)
F8フロアを一通りガイドし終わると、SCP-xxx-JP-1よりSCP-xxx-JP-2群に対して「自由時間」である旨の宣言が行われます。その宣言によりSCP-xxx-JP-2群はSCP-xxx-JP-1の制御を離れ無秩序にフロア内を移動し始めます。この際、財団職員の制止を無視して更なる移動や資料の検閲を行おうとしたSCP-xxx-JP-2群が存在した場合、SCP-xxx-JP-1は小規模なワームホールを発生させ、その行動をあらゆる手段によって諌めます。宣言より約██時間が過ぎるとSCP-xxx-JP-1は一般的なホイッスルを取り出し、鳴らします。このホイッスルは正確にF8フロア内にのみ届くことが判明しています。その音によってSCP-xxx-JP-2群は再度SCP-xxx-JP-1を先頭とした列に戻り、SCP-xxx-JP-1と共にF8へと帰還します。そしてSCP-xxx-JP-2群が全てSCP-xxx-JP-a内部に進入したことを確認すると、最後にSCP-xxx-JP-1が進入し、SCP-xxx-JP-aが消失してSCP-xxx-JPが終了します。
私達はこの世界で生きています:)
SCP-xxx-JP-1およびSCP-xxx-JP-2群に対して、一切の物理的干渉は行えません。SCP-xxx-JP-1が次元面を操作する能力を駆使して3次元に存在する我々の干渉を無効化していると考えられます。「自由時間」中、或いはSCP-xxx-JP群の帰還時にSCP-xxx-JP-aへ侵入する試みがDクラス職員を動員した実験として複数回行われましたが、SCP-xxx-JP-a内の非常に高いヒューム値に影響されいずれも[削除済]。
現在安全な通行方法が考案されるまで通行実験は凍結されています。また、SCP-xxx-JP-1がガイドを行っている最中にSCP-xxx-JP-1の使用する言語によって会話を仕掛けても無反応ですが、「自由時間」の宣言が行われホイッスルが鳴るまでの待機状態のSCP-xxx-JP-1に対しては、会話が可能となります。
あなた達の見えない場所で、これからも、いつまでも、あなた達が存在しない世界で生き続けます:)
以下は待機状態のSCP-xxx-JP-1に対して行ったインタビュー記録の抜粋となります。
グリーティングタイムを終了します。皆様██████ にお集まりください。
インタビュー記録

対象: SCP-xxx-JP-1

インタビュアー:A研究員

<録音開始, [(2016/██/██)]>

A研究員:こんにちは、お仕事お疲れ様です。今、お時間よろしいでしょうか?

SCP-xxx-JP-1:こんにちは、はい、休憩時間も兼ねていますので長くは取れませんが構いませんよ。インタビューでしょう?

A研究員:やはり貴方は財団の理念をある程度ご存知のようですね。では、貴方がSCP-xxx-JP-1と呼称されていることも?

SCP-xxx-JP-1:まあ嬉しい!私、いえ、最後に1がついているのならお客様がたも含めた私達、でしょうか、ついに財団にSCPとして認定を受けたのですね!光栄です!

A研究員:え、ええ。では、SCP-xxx-JP-1……でよろしいですか?

SCP-xxx-JP-1:勿論です!勿論ですとも!それが貴方達のつけてくれたナンバーですものね!ああ、夢みたい!もしかして報告書ももう作成されているのですか?

A研究員:あなた方の情報に対する財団の体制についてはお話出来ません。

SCP-xxx-JP-1:レベル3セキュリティクリアランスだからですか?[小さく苦笑して]それなら仕方がありませんね。

A研究員:レベルまで把握しているのですね。SCP-xxx-JP-1、貴方はどうやって我々の情報を手に入れているのですか?

SCP-xxx-JP-1:お客様の安全をお守りするための綿密な事前調査によるものです。

A研究員:その方法は具体的には?

SCP-xxx-JP-1:ただ見るだけですよ。

A研究員:我々を観測することにより、情報を得ていると?

SCP-xxx-JP-1:そういうわけではないのですが……この世界流に言うのなら、それが最も近い表現となるかもしれません。

A研究員:ではSCP-xxx-JP-1、貴方の持つ次元干渉技術について伺いたいのですが。

SCP-xxx-JP-1:あれは我が社の誇る新技術です。お客様に絶対の安全を保障し、なおかつ出来る限り臨場感のあるツアーを提供出来るのです。なにより、移動時間を大幅に減少出来るため、短期間で様々な場所に旅行に行くことが出来るというのが強みですね。

A研究員:それはとても素晴らしい。その……貴方の勤める会社は、どちらにあるのですか?我々も依頼を行うことが可能ですか?

SCP-xxx-JP-1:申し訳ありません、我が社ではお客様の絶対的な安全を守るため、顧客として登録出来る方は本社が存在する国に戸籍を持つ方のみとなっております。また、財団が我々の拠点地を知った場合に何をするか、予測出来ます。それは我が社が損害を被るだけでなく、お客様方の安全を脅かす事にも繋がります。ですので、お教えすることは出来ません。

A研究員:……分かりました。ですが、貴方たちは既に我々に存在を認知され、我々は貴方たちを収容するべく動いていることもご理解いただけるはずです。SCP-xxx-JP-2群……お客様、達の安全はその時点で保障し得ないのでは?

SCP-xxx-JP-1:まず初めに、我々は財団の方々の技術力は非常に優秀であるという認識を持っている事をお伝え致します。我々の持つ次元干渉技術も財団の方々ならいつか同一でなくとも、近似の技術を得るだろう、とも。しかし、財団は我々への過度な干渉は行わない。なぜなら我々が一定の行動ルーチンを繰り返し、それによって明確な収容プロトコルが確立しているからです。私達は財団の方々の活動のお邪魔をしたいわけではありません。ですので、皆様が機密情報として指定している情報に関してはたとえ探る技術を所持していたとしても閲覧いたしません。ただ、お客様に臨場感ある旅行を体験していただきたいだけなのです。そして我々がその主義を貫く限り、財団の方々は我々を「保護」してくれるでしょう。

A研究員:なるほど。ですがあなた方を保護し続けるか我々は保証できません。

SCP-xxx-JP-1::なんですって!それは、なぜ?

A研究員:SCP-xxx-JPの特別収容プロトコルは結構な予算が必要なので……

SCP-xxx-JP-1:予算。

A研究員:はい、予算。



<録音終了, [(2016/██/██)]>

終了報告書: このインタビュー後より、SCP-xxx-JPが発生し帰還の体勢に入るとSCP-xxx-JP-1より「お心づけ」として日本円にして[削除済]円にのぼる仮想通貨のIDが記されたカードがA研究員に譲渡されるようになりました。この仮想通貨は1社に限定したものではなく、また流通経路を辿ってもSCP-xxx-JPに関わる情報の特定には繋がらなかった為、一定の保管期限の後にSCP-xxx-JPへの割り当て予算としてそのまま使用されています。

次の目的地は太陽系の記事を作成した世界となります。
SCP-xxx-JPは2013/7/██、、サイト8154が建設されてから約半年後、当時F8フロア内に存在するSCP-███-JPを担当していた研究員に非通知の電話が掛かってきた事より事象の発生が確認されました。当初機動部隊によりF8を取り囲み、SCP-xxx-JPの制動を試みたものの、物理的干渉を無効化する能力により失敗、以後SCP-xxx-JPの発生を確認するようになりました。
次元酔いにご注意ください。
補遺:20██/██/██、SCP-xxx-JP-1が帰還行動時に譲渡してきた「お心づけ」に一般的なA4用紙によるチラシが添付していました。
チラシは創英角POP体を主として使用している、日本語で記されたものでした。
以下に内容の抜粋を掲載します。

「財団日本支部収容体験ツアー」、新プランのご紹介

 日頃よりご愛顧頂き、ありがとうございます。
 当社より提供させていただいておりますツアープラン
 「財団日本支部収容体験ツアー」ですが、
 ご好評により、新プランのご提供が決定いたしました。

「財団日本支部収容体験&見学ツアー!」

 従来の収容体験プランを行うサイト8154に加え、
 財団を[削除済]2いるサイトへの見学も組み込んだ豪華プラン!
 より深く財団の活動を知りたい方々、是非お申し込みください!

※収容体験プランの内容には変更がございません。
 ご注意ください。

上記文面より、別のサイトへのSCP-xxx-JPの発生が予見され、現在財団全支部にて観測態勢を強化していますが、未だサイト8154以外でのSCP-xxx-JPの発生は確認されていません。収容不可能になる前に無力化すべきか上層部で検討が続けられています。


ハバナイスデイ。


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利用ガイド

  1. portal:4194885 ( 17 Jun 2018 03:04 )
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