SCP下書き - いないいないばぁ

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クレジット

タイトル: SCP-XXX-JP - いないいないばぁ
著者: ©Salmon_sasimi
作成年: 2021/08/21

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██にある収容チャンバー内に収容してください。収容チャンバー内には常に1名の職員を配置し、SCP-XXX-JPが移動した際に元の場所に戻せる体制を取ってください。実験を行うにはレベル3以上の職員2名に許可を取り、紛失等に注意して実験を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは████社製の黒ボールペンです。当オブジェクトは破壊されると、最短で1分後、最長で5分後に自己修復する事が観測されています。インクを使い切った場合は最短で1分後、最長で5分後にインクが補充される事が観測されています。

SCP-XXX-JPは1時間おきにおよそ10%の確率で姿を消し、30秒後に半径2.5m以内にいる人物の視界の前に突然現れ、対象が驚くことがあります。人物がいない場合、この現象は発生しません。また、移動する度に移動できる半径が1cmずつ増加します。

SCP-XXX-JPは文章を書くことで会話が可能で、会話の文章を書くと、人が持ち上げて書いているかのような動きで返答を書きます。以下はその会話の文書です。

+ 文章01

████博士: 調子はどうだい?

SCP-XXX-JP: そこそこかな。

████博士: そっか、じゃあこれからいくつか君に質問をしたいのだが、いいかな?

SCP-XXX-JP: 役に立てるならもちろん。

████博士: ありがとう。じゃあまずは1つ目。君は人を驚かすのが得意だけど、なぜ驚かそうとするのかな?

SCP-XXX-JP: なんか人の反応を見るのが楽しいんだよね〜

████博士: なるほど。じゃあ次の質問。君はどうやって生まれたのかな?

SCP-XXX-JP: うーん… ごめん、覚えてないや。

████博士: 大丈夫だよ。じゃあ最後。ここに来る前はどんな場所だったのかな?

SCP-XXX-JP: えーとね、変な大きい工場だったかな?その後トラックに乗って〜、お店みたいなところに来た。それで多分ここの職員さんにたまたま買われてここに来た〜みたいな感じ。長くてごめんね(汗)

████博士: なるほど。だいぶ参考になったよ。あり> がとう。

SCP-XXX-JP: 自分はただ答えただけだから礼なんていいよ〜。じゃあ、また今度。

████博士のメモ: SCP-XXX-JPは職員に協力的であり、SCP-XXX-JPが返答に少し悩むことはあったものの会話はスムーズに進んだ。

+ 文章02

████博士: やぁ。

SCP-XXX-JP: こんにちは、博士。

████博士: また君にいくつか質問をしたいのだが、いいかな?

SCP-XXX-JP: もちろん。

████博士: ありがとう。じゃあまず、君は割と穏やかだけど、何か理由はあるのかい?

SCP-XXX-JP: こういう性格で生まれた、としか言えないかも。

████博士: まぁそうか、難しい質問をしてすまない。次に、君はどれだけ知性があるのかい?

SCP-XXX-JP: うーん、あまり難しい事はわからないけど、簡単な会話ならできるくらい、かな?

████博士: なるほど、少し短いけど、これで終わり。参考にさせてもらうね。

████博士のメモ: SCP-XXX-JPは中等教育程度の知能がある。職員に対してはやはり友好的だ。

補遺: SCP-XXX-JPは滋賀県████市の████店舗に████職員¹がSCP-XXX-JPを買ったことで判明しました。SCP-XXX-JPは当職員ととても友好的で、████職員に会いたいとの旨を主張しています。以下は当職員とのインタビュー記録です。

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  批評コメント批評コメント

  
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  記事の見てくださると嬉しい所

  Salmon_sasimi 19 Aug 2021 22:46

  以下はこの記事の見てくださると嬉しい所です。
  ・文法、言語、漢字など
  ・設定に不十分なところがないか。
  ・文章01、02の質問
  ・その他追加、削除した方がいい点

  (account deleted) 20 Aug 2021 09:31

  最短で1分後に自己修復します。

  この部分、最長の時間も載せた方が良いと思います。

  『1分後～』や、『30秒後～』等は、『約1分後～』『約2分後～』にした方が良いと思います。

  ご意見ありがとうございます。

  Salmon_sasimi 20 Aug 2021 11:36

  ご意見ありがとうございます。参考にさせて頂きます

  eagle-yuki 20 Aug 2021 14:57

  拝読しました。

  + 以下、特に気になった点について

  ・特別収容プロトコルについて
  後述の異常性のことを考えると、収容チャンバー内に常に1人以上の人員を配置しておくべきではないでしょうか。

  ・説明について

  SCP-XXX-JPは(現在)████社製の黒ボールペンです。

  「（現在）」は不要だと思います。

  当オブジェクトは破壊が可能ですが、最短で1分後、最長で5分後に自己修復する事が観測されています。。

  句点が重複しています。

  最長で5分後にインクが復活する事が観測されています。

  「復活する」というのはクリニカルな表現ではないような気がします。「充填される」とか「補充される」のような表現はどうでしょう。

  30秒後に半径2.5m以内にいる人物の前に、驚かすような形で出現します。

  ちょっと分かりづらい表現な気がしますね……。対象者の眼前に出現するような感じなんでしょうか？

  人物がいない場合、ランダムな場所で出現します。

  これが「世界各地のあらゆる場所」という意味での「ランダム」なのだとしたら、やはり収容チャンバー内に人員を配置しておくべきであるように思えます。

  ・文書02について

  SCP-XXX-JPは中等教育程度の知能がある。気楽に生きている感じが伝わってきた。

  「気楽に生きている感じが伝わってきた。」というのは私見的かつ曖昧な感想で、報告書に記述するのはおかしいように思えました。また、この文書ではオブジェクトの性格と知性についてオブジェクト自身に質問していますが、質問内容自体（とくに後者の質問の内容）に違和感があります。知性については財団が用意したテストか何かをさせて判別するのが一般的ではないでしょうか。

  ・全体的に
  「意思の疎通ができる、いたずら好きなボールペン」で終わってしまっていて、特に感情を動かされませんでした。文書の内容的にバックストーリーなどが特に無いのは意図的なようですが、やはり多くの読者は「なぜボールペンが意識を持つようになったのか」「なぜ人を驚かせるようになったのか」「このボールペンの異常性がどんな展開のストーリーを作っていくのか」の答えを求めてしまうと思います。また、明確なバックストーリーが無くほぼ無害な存在という点から、私はSCP-731-JPを想起しました（ペン繋がりでもあります）が、こちらは異常性のビジュアルのインパクト・実験記録による、オブジェクトの可愛らしさの描写・クスリとできる補遺……などの点で読者を楽しませられているのだと思います。もしこの記事を現在の方向性のまま改稿していくのでしたら、731-JPのように、読者を楽しませられる武器となる要素を考えてみると良いかもしれません。

  ご意見ありがとうございます。

  Salmon_sasimi 20 Aug 2021 22:43

  とても詳しく書いていただいてありがとうございます。参考にさせて頂きますm(_ _)m

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1. portal:7568337 (16 Aug 2021 10:28)

Footnotes

1. サイト-81██の収容スペシャリスト