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アイテム番号: SCP-1212-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1212-JPは、サイト-8107に収容され、当オブジェクトと亜鉛との化合物である物質のボンベによって保管されていななければいけません。SCP-1212-JPを使った化合実験や測定には、Aクラス職員の許可が必要です。
SCP-1212-JPの収容中、または実験中に当オブジェクトの漏出が確認された時は、後述する性質上、捕獲は困難です。すぐに純粋な亜鉛を近づけて化合させてください。
説明: SCP-1212-JPは、ハロゲンに類似した性質を持っている気体で、物質の状態を問わず、あらゆる物質と化合します。化合によって生成された物質は、多くは放射性で不安定です。これは、SCP-1212-JPが化合する物質の電子と中性子を引き寄せる傾向が非常に強いからであると考えられています。
SCP-1212-JPは、20██年、サイト-[編集済み]で発生した大規模な事故の際に固体の状態で発見されました。発見当初はのちの調査で、単離が難しく、比較的安定な(半減期は15年)アルミニウムと化合していたことがわかっています。多少の放射性は有していたものの、異常性は認められませんでした。そのため、財団から[編集済み]の研究機関へ移管され、新元素として性質を研究されました。
しかし、原子番号や原子量、融点などの物理的要件をほとんど解明できず、新元素としての発表は断念されました。このことから、この物質は何らかの化合物との仮説が立てられました。
20██年、[編集済み]の研究機関で、融合炉を用いて両物質を単離させる実験が行われました。以下はその記録です。
実験記録XXX - 日付20██/█/██
対象: 特定に至っていない化合物
実施方法: 融合炉を用いて2つ(もしくはそれ以上)の原子同士の単離を促す。
結果: 溶解したアルミウムが発生し、気体が発生。当気体は融合炉のモリブデンと爆発的に反応し、液体の化合物が生成。アルファ線、ベータ線、ガンマ線が多量発生。
分析: アルファ線、ベータ線、ガンマ線量が危険量を超えていたため、不安定なモリブデン化合物が生成されたと予測される。当化合物の半減期は1.5秒と予測されている。ー[編集済み]
民間の研究所や国家クラスの研究所の主任研究員をもってしてもSCP-1212-JPの単離には成功しなかったため、単離させる研究は一時保留状態となり、化合物の組成などを調査する研究に軸足が移りました。
20██年、SCP-1212-JPの化合物には、放射性を持っていない物質がある可能性が指摘されました。原子量との比較をした結果、亜鉛と化合させると安定な物質になると試算されました。当オブジェクトとアルミニウムの化合物は[編集済み]国の研究施設に移管され、融合炉での実験が開始されました。1その結果、意図しない小規模な核分裂反応が発生し、放射性崩壊によって生み出された塵が放出されました。
143人の研究者やスタッフが被ばくし、研究施設の56%が汚染されました。汚染のメカニズムは、SCP-1212-JPが、亜鉛に含まれている中性子を奪う反応をし、非常に不安定な化合物を作った後に放射性崩壊を繰り返したからだと考えられます。汚染された研究室には少量のアルミニウムとの化合物と、亜鉛に似た外観の物質が残されていました。防護服を着用していた研究員は全員軽度の被ばくで済みましたが、財団は事態を重く見て、カバーストーリー「サイクロトロンの事故」を流布しました。化合物は財団によって回収され、サイト-8107に収容されました。
財団による調査の過程で、SCP-1212-JPには化合力の低い同位体があることが発見されました。X線を照射してSCP-1866-JPの同位体をアルミニウムの化合物から単離し、同位体に中性子レーザーを打ち込むことでSCP-1212-JPを分離させました。レーザーを打ち込む容器は亜鉛との化合物で構成されているため、SCP-1212-JPが化合せずに保存されました。
補遺: なぜサイト-[編集済み]で発生した収容違反の際に化合物が見つかったかは不明です。サイト-[編集済み]に収容されているオブジェクトとの関係が指摘されていますが、推測の域を出ていません。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7636152 (01 Sep 2021 23:10)
フォーマットに関するミスから指摘します。
まず、アイテム番号、オブジェクトクラス、特別収容プロトコルそれぞれの間には空行を設けてください。アイテム番号の後に半角空白をいくつも入れて位置を調整していますが、そのようなことをする必要はありません。
加えて、現状以下のように
「:」の前に半角空白を設けていますが、基本ルールは『「:」の後には半角空白を設ける』だと思ってください。また、「:」は**で囲まれる太字構文の中に入れます。
なお、オブジェクトクラスの頭文字は大文字です。
これらを修正すると次のようになるはずです。
また、『「:」の後には半角空白を設ける』『「:」は**で囲まれる太字構文の中に入れる』は説明:と実験記録の対象: ,実施方法: ,結果: ,分析:のすべてに適用されますので、修正してください。
また文中でオブジェクトのことをSCPと呼称している部分がありますが、財団はオブジェクトをSCPと呼びません。「オブジェクト」等の別の言葉に直した方がよいでしょう。
内容ですが、面白くありませんした。他の物質と化合させると放射能を持った化合物を生成する物質だと思いますが、ただ危険なオブジェクトで終わってしまっている印象で、あまり興味をそそられませんでした。もう少し奇妙な要素の組み合わせなどが欲しいです。
一応何度か新しい情報が明らかになるという展開はありますが、ただ新しい情報が明らかになっているだけで、読者の認識の変化を伴いません。一応安定化合物の部分で危険→安全という変化はあるものの、その危険度がもたらすストーリーや読者がその身で実感できる恐怖演出などもないため、読者の興味が危険度に向かず、危険度を頭で理解しても直感することができません。したがって、危険度の変化で驚くということがありませんでした。読者の認識の変化を狙うのであれば、オブジェクトの目的や正体、意図などに焦点を置くか、謎を謎として読者に意識させ、謎解きを楽しんでもらう工夫が必要だと思います。
SCP記事の文体とはを始めとした各種エッセイが面白さを出すための参考なりますので、是非お読みください。
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非常に身になるご指摘ありがとうございます。様々な私の認識不足がございました。まずは基礎的な世界観をもう少し読み込もうと思います。当記事は編集を重ねて、読むことに耐える文章を作っていこうと思います。
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Technical Moderator of SCP-JP