清く美しく恋慕絵
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在サイト-8191の小型オブジェクト収容室にSCP-XXX-JP-A,C,Dと合同で収容されています。現在、SCP-XXX-JPの収容室は担当職員である忽那博士により、1ヶ月に1回、観測とインタビューのために開けられます。

説明: SCP-XXX-JPは縦15.2m、横22.8mのシルクスクリーン技法で描かれた絵画です。SCP-XXX-JPには黄色の背景と中央に赤色の唇が描かれています。SCP-XXX-JPは財団偏差値411程度の知能を保持しています。また、SCP-XXX-JPは唇部分を未知の方法で振動させることによって20~30代女性程度の音声で日本語を話すことが可能です。

SCP-XXX-JPの異常性はオブジェクト自身が物質又は事象に対して恋心を抱くことにより発生します。この時、SCP-XXX-JPが恋心を抱いた物質又は事象をSCP-XXX-JP-Aと指定します。SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-Aが接触していない場合は、SCP-XXX-JP又はSCP-XXX-JP-Aが接触するまで移動します。SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-Aとの間に視覚的な防壁が存在していた場合、SCP-XXX-JPは物理的影響を受けない4×6cmの紙片(SCP-XXX-JP-Bと指定)を生成しSCP-XXX-JP-Aへ飛ばします。そして、SCP-XXX-JP-Aの返事が日本語で書かれたSCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JPに帰還すると、物理的影響を受けるようになることが判明しています。

SCP-XXX-JPは20██/05/19に芸術品収集家として知られていた██ ███氏が自宅に所有していました。しかし、自宅が火災2により焼失しました。そして20██/05/26に火災現場から███m離れた森林から発見されました。

インタビュー記録XXX-1
日時: 20██/06/11
対象: SCP-XXX-JP
インタビュアー: 忽那博士


<記録開始>

忽那博士: こんにちは、SCP-XXX-JP。もうここには慣れましたか?

SCP-XXX-JP: ええ、忽那博士。今は何とかね。最初は暗くて狭いところに閉じ込められてるから監禁されてると思ってたわ、全く、もっといい対応させてもらいたいわ。

忽那博士: それは出来かねませんが、現状の状態に慣れているのであれば良かったです。では、今日は貴方に質問をしようと思うのですが、宜しいでしょうか?

SCP-XXX-JP: ええ、いいわ。あ、その後貴方に少し知っててほしいことを話したいんだけど、いいわね?

忽那博士: ええ。では、SCP-XXX-JP、貴方が火事に遭った事について教えてもらえますか?

SCP-XXX-JP: ああ…、私には婚約している絵がいたんだけどね、火事で焼けてしまったの…それで…それで…[号泣]

忽那博士: …一旦、インタビューを中止します。カウンセラーを呼んできてください。

<インタビューは8分間中断されました>

忽那博士: SCP-XXX-JP、大丈夫ですか?

SCP-XXX-JP: あ、ええ、大丈夫。でも…しばらくはその話はしないでくれないかしら?

忽那博士: はい、分かりました。これからは気を付けます。

SCP-XXX-JP: …あ、そうそう、貴方に話しとかないといけないことがあったわね。

忽那博士: 何ですか?是非、話してもらえれば。

SCP-XXX-JP: [3秒間沈黙]実は…私、空くんと付き合っているのよ。

忽那博士: [2秒間沈黙]…すみません。空くんとは誰ですか?それよりも、付き合うとは…?

SCP-XXX-JP: 空くんの事は忽那博士も知ってると思うわ…。あの子よ!とても青くて、大きな体の、分からないかしら?

忽那博士: 私には分かりません。まず、いつどこで付き合うことになったのですか?

SCP-XXX-JP: 私が空くんと最初に出会ったのは森の中だったわね。空くんは私が悲しんでる時に雨を降らして慰めてくれたわ、もちろん空くんは優しい子だから、私は水に弱いから避けて降らしてくれるの。しかも、動物たちが私を傷つけようとすると、雷を降らせて追い払ってくれたりしたりもしてくれた、何回かそういうことがあって、私から猛アタックしたら付き合ってくれることになったのよ![溜め息]もう遠距離恋愛はもう沢山!早く空くんに会わせてほしいわあ!

忽那博士: 雨…雷…。あの、まさかですがSCP-XXX-JP、あなたの言っている空くんって

<SCP-XXX-JPにSCP-XXX-JP-Bが飛来する>

SCP-XXX-JP: あ、空くんからの返事が来た。

SCP-XXX-JP-Bの内容

今からそっちに来るよ。 空より

忽那博士: あの、SCP-XXX-JP、そっちに来るとはどういうことですか?[爆音によりここからの音声は不明]

<突然、サイト-8191が最大瞬間風速104m/sの激しい暴風雨に襲撃され、SCP-XXX-JPと忽那博士が位置していたインタビュー室が破壊される>

忽那博士: SCP-XXX-JP!大丈夫ですか?どこかに損傷などはありませんか?

SCP-XXX-JP: 無いに決まってるでしょ、空くんが私にそんな乱暴なことするわけないわ。あ、改めて紹介するわね、上にいるのが空くん。私のカレよ。

忽那博士: [見上げる]…は、はい、分かりました。[待機していたエージェントからSCP-████-JPの収容違反が通告される]…え?本当ですか?はい、分かりました、すぐ向かいます。…えっと、私はこの後色々と用事がありますので、その後の話は今度させていただきませんか?

SCP-XXX-JP: ええ、いいわ、また後でね。…空くんと話をしながら待ってるわ、忽那博士!

<記録終了>

終了報告書: このインタビューにより、20██/06/11時点でのSCP-XXX-JP-Aは「空」であることが判明しました。また、SCP-XXX-JP-Aとなった「空」が発生させた暴風雨によりサイト-8191の4%が損壊し、6名が死亡、51名が負傷、█体のオブジェクトが収容違反しました。この事件により、SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルが改正され、サイト-8191最上階の3.1m×3.1m×3.1mの頂上の空いた収容室に収容されることとなり、オブジェクトクラスはKeterに指定されました。

空は基本的に実体ではないことを伝えてあげたほうが良いのでしょうか。-忽那博士

インタビュー記録XXX-1記録終了後、サイト-8191を中心部として大気圏が1日毎██m下降していることが判明しました。また、その為に1日毎34Paずつ中心気圧が低下しサイト-8191付近は日常的な暴風雨に遭遇するようになりました。但し、SCP-XXX-JPの位置している地点を中心とした半径350mの円形の部分のみは晴天となっています。また、SCP-XXX-JP-1となった「空」は、SCP-XXX-JPに危害を加える生命体に対し雷を落下することが判明しています。現在までの落雷の被害者は、SCP-XXX-JP付近に糞を落としたカラス1羽と収容室を清掃中にSCP-XXX-JPに衝突したD-███です。

20██/08/19、SCP-XXX-JPが35.1m/sの等速度で上方鉛直方向に飛翔しました。その際に、SCP-XXX-JPの下方からは、煙とバラに似た芳香を発生させていました。SCP-XXX-JPには、SCP-XXX-JP-1となった「空」との会話を記録するために小型のスピーカーとカメラを装着されていました。

音声記録XXX-1
日時: 20██/08/19


<記録開始>

<高度200m、特筆すべき行動はありませんでした>

SCP-XXX-JP: 空くん、待ってたわ!さあ、早くキスして結婚しましょう。

<高度500m、特筆すべき行動はありませんでした>

SCP-XXX-JP: 空くん、キスはまだかしら?…そうだ、返事を飛ばせば気づいてくれるわ。

<高度750m、SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Bを飛ばしました、内容は不明です>

SCP-XXX-JP: 空くんは私だけのものなんだから。…ねぇねぇ、私たち結婚したらどこに行こうかしら

<高度1100m、SCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JPに飛来しました>

SCP-XXX-JP-Bの内容

すみません、私はあなたが悲しそうにしていたから見守っていただけなんです。私はみんなのものであり、決してあなただけのものではありません。本気にしてしまっていたなら、ごめんなさい。 空より

SCP-XXX-JP: え…そんな…。

<高度4800m、特筆すべき行動はありませんでした>

SCP-XXX-JP: そうね…私の思い上がりだったのかも知れないわね…。

<高度5300m、特筆すべき行動はありませんでした>

SCP-XXX-JP: 私の周りが全て青いのに、私は空くんに触れられもしないしキスもされない…。

<高度5700m、特筆すべき行動はありませんでした>

SCP-XXX-JP: 別れましょう。…[すすり泣き]

<高度12200m、SCP-XXX-JPの鉛直に対する速度が半減しました>

SCP-XXX-JP: …ああ、空くんが青くなくなって…。ああ…。

<高度19200m、SCP-XXX-JPは完全に停止しました>

SCP-XXX-JP: ん…?…あら、地球って青いのね…。

<SCP-XXX-JPは落下し始めました>

<記録終了>

終了報告書: GPS情報から、SCP-XXX-JPはサイト-8191から112km離れた民家に落下したことが判明し、再度確保されました。その際に民家の住民にはカバーストーリー("気球実験")を配布しました。SCP-XXX-JPは収容室に収容されても終始何の反応も示さず、SCP-XXX-JP-Aとなった「空」も反応を示さなくなったこと、そしてこの音声記録から、異常性は完全に消失したと判定され Neutralizedに指定される予定となりました 却下されました。

20██/09/24、SCP-XXX-JPの収容ロッカーを点検していた忽那博士が、SCP-XXX-JPの周囲にSCP-XXX-JP-Bが散乱しているのを発見しました。全てのSCP-XXX-JP-Bには「海」という名前が記載されていました。SCP-XXX-JPを尋問したところ「6月11日に知り合った」と証言、また、SCP-XXX-JP-Bから検出された成分が海水と相似した比率であったことから、20██/09/24時点でのSCP-XXX-JP-Aが「海」であることが判明しました。

Neutralizedへの再分類を却下します。また、SCP-XXX-JPに振り回されるのですか…。-忽那博士

20██/09/30、1枚のSCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JPから飛ばされ、2分後に帰還しました。その際に、SCP-XXX-JP-Bには、以下の文章が記載されていました。

今から、そちらへ行くから待っててな。 海

このSCP-XXX-JP-Bが確認されてから3時間後、サイト-8191に最も近い海が隆起しサイト-8191に向かって進行しました。この報告を受け忽那博士は被害を最小限にするため、SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-Aとなった「海」とを早期に接触させることを提案し、20分後に採決されました。

音声記録XXX-2
日時: 20██/09/30


<記録開始>

<SCP-XXX-JPを██市の███臨海公園3のベンチに忽那博士が設置する、忽那博士は観察のために4m離れ待機している>

SCP-XXX-JP: あ…海くん来た。

<SCP-XXX-JP-Aとなった「海」が接近しSCP-XXX-JPと忽那博士の前が海面となる>

SCP-XXX-JP: 海くん、これで2回目だね。さあ、私とキ

<SCP-XXX-JP-Aとなった「海」が>


この記事に合う画像を探しています、作っていただいても構いません

…記事の内容が冗長かも知れません。

あと、最後の方ガバガバ語彙でやっています。

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利用ガイド

  1. portal:roune10121 ( 03 Jun 2018 13:09 )
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