【下書き】SCP-XXXX-JP - 白色の幸

現在このページの批評は中断しています。


rating: 0+x

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは生物サイト-8102の生物収容セル担当職員である妙音博士の管理の元、強固ガラスケースに収容され、飼育されています。毎日飼育に適切な食事と強固ガラスケースの清掃を行ってください。SCP-XXXX-JPがストレスを感じさせないよう週に一回、好物を与えてください。SCP-XXXX-JPが収容ケースから脱出した場合、セキュリティクリアランスレベルが2以下の職員は噛まれないよう注意して下さい。影響を受けた人はSCP-XXXX-JP-Aとして分類され、経過観察と別の影響の確認を毎日受けます。

説明: SCP-XXXX-JPは白化現象を起こしたアオダイショウです。SCP-XXXX-JPは通常のアオダイショウと同じ生態をしています。

SCP-XXXX-JPは人間のみを対象に噛んだ場合、噛まれた人間の髪色は先天性白皮症1と同じ白色に、瞳孔は赤色へと変化します。これには噛んだ時に分泌される未知なる毒液によって遺伝子を変異させていることが分かりました。この変異には白変種とは違うものと考えられます。

SCP-XXXX-JPに噛まれた人間(以下SCP-XXXX-JP-A)は自身の仕事に対する知的行動速度、思考速度が向上します。これは職業関係なく自身が認知している仕事すべてが向上します。

SCP-XXXX-JPは「白蛇に噛まれたら髪の毛が白くなった」という情報が情報サービスアプリ███████にツイートされた事により、インターネットを監視していたエージェントが興味を引き、住所特定の後、付近の捜索を行いましたが発見されませんでした。被害を受けた男性である諏訪氏は██県█████市のアパートを住居として住んでいました。

インタビュー記録: 以下はどうゆう状況下で噛まれたか、諏訪氏に対しておこなわれたインタビューの記録です。

インタビュー記録

対象: 諏訪氏(SCP-XXXX-JP-A)

インタビュアー: エージェント・弁天

付記: 付近の捜索の前に行われたインタビューです。諏訪氏はエージェント・弁天を医療薬品の訪問販売員として認識しています。

<録音開始>

エージェント・弁天: では何時頃に噛まれたのですか?

諏訪氏: えっと、確かあの日は残業が多くて深夜に終わらせた日でした。あの日はすぐ眠りたくて飯も食わずに寝ようとしてたんですよね。だからすぐに寝ようと布団準備してたら、音がしたんです。

エージェント・弁天: 音、ですか。

諏訪氏: ええ、玄関からコンコンとノックみたいな。丁度貴方が訪問してきた時と同じノックでしたね。誰だろうと思って開いても誰もいなかったんです。周りを見ても姿が見えないから閉じようとしたら、いきなり足に痛みを感じました。足の方を見たら白い蛇が足に噛みついてました。

エージェント・弁天: 白い蛇に噛まれた時どうしたのですか?

諏訪氏: あの時は蛇がいたし噛みつかれたので驚いて追い払った後そのまま扉を閉じました。血は出たんですがそれ程じゃなかったんで絆創膏を張ってすぐに寝ました。多分その時はまだ髪の色は黒色でした。その次の日、朝起きた時は遅刻しそうだったので急いで準備して駅に向かったら周りからよく見られたんです。電車が来る前にトイレで確認したらその時に気付いたんです。髪が白色になったのが。しかも目が赤色にもなっていました。

エージェント・弁天: 病院には行かれたのですか?

諏訪氏: ええ、一応会社に休みを取ろうとしたのですが、その時は話を聞いてくれませんでした。仕方ないのでそのまま出勤しました。病院に行ったのは退社後です。病院で確認したんですが医師も分からないとか原因不明だとか言ってました。一応身体に影響は無いらしいのでそこは大丈夫だとも言ってました。

エージェント・弁天: 噛まれてから生活に支障は起きたりはしましたか?

諏訪氏: そうですね。数日間は髪も染める暇もなかったのでそのまま出勤していました。ただ、よく課長から叱られていましたね。多分髪を染めてきたと誤認されたのか分かりませんが仕事を押し付けられていました。でもこの髪になってから仕事が上手くいくようになっているんです。

エージェント・弁天: 仕事が上手くいくようになったとは、具体的にどのようなことですか?

諏訪氏: 何と言うか仕事をすると頭が冴える様になったんです。事後処理も素早く出来るようになって、部長からも期待されるようになりました。

エージェント・弁天: そうですか(沈黙)そういえば、最近蛇に噛まれて白髪になった、と言うツイートが人気らしいですが聞いたことありますか?

諏訪氏: あ、あれ自分なんです。あの日ていうか昨日は少し気分が良かったので。

エージェント・弁天: 何かあったのですか?

諏訪氏: 一昨日に重要な取引先との交渉があった日で、課長も同席していました。交渉は順調に進んでいったんですが、終わろうとした時、椅子の影から何か見えたんです。何かと思ったら、蛇でした。自分が噛まれた時と同じ白い蛇でした。その蛇は取引先の女性の方に噛みつこうとしたんです。その時に課長が驚いて白蛇を蹴ったんです。多分狙われたのかと思ったんでしょうね。白蛇は吹き飛んで逃げようとしてました。ですが課長が興奮してたせいなのか、潰そうとしたんです。でも自分は急いで潰そうとした課長の足を止めました。

エージェント・弁天: 何故止めようとしたんですか?

諏訪氏: いやぁ、何故でしょうね。白蛇に噛まれたお陰で仕事が出来るようになったとか、感謝するために助けたと思います。あの時は咄嗟だったので。それで止めた後に白蛇は扉の方から逃げていったんです。一応追いかけてみたんですが、消えていました。廊下を歩いていた社員にも聞いたんですが見てないらしいです。交渉はすぐに終え、取引先の社員も問題なく帰っていきました。ですがすぐに帰った後、課長が何故邪魔したと叱ってきたんです。自分も人間なので、生き物は殺させたくないですし、白蛇は神様の使いらしいので呪われるかもしれませんよと言いました。それでも課長は蛇位殺してもいいだろうと言ってきたんです。そうしたら部長が仲裁しに来ました。周りに響いてたんでしょうね、自分はすぐに謝りましたが、課長は部長に反論してました。でも部長は課長の普段の行いや噂が厳しすぎることを注意していました。自分はそこで仕事に戻ったんですが、課長は部長にまだ反論を言ってました。そして翌日…昨日ですね。出勤した時に騒がしいと思ったら、課長がクビにされたらしいんです。話によると、部下に過度な重労働と残業、他にセクハラや荒使いも多かったらしくそれでクビになったそうです。それ以降は仕事終わりにツイートして、それがばずった感じですね。

エージェント・弁天: そうですか、興味で答えた質問に答えていただきありがとうございます。

諏訪氏: いえいえ、あの時からまるで人生が変わったような感じでした。本当に神の使いが来たようで…。今までは仕事とか、社会の歯車の様になった感じで辛かったんですが、今では仕事をしても十分幸せなんです。

<録音終了>

終了報告書: 諏訪氏はインタビューに関する記憶処理が施され、現在も他の異常性が起きる可能性を考慮するために監視されています。

補遺: SCP-███-JPが収容違反を起こした際、偶然にてSCP-XXXX-JPの収容室に侵入しました。侵入から1時間後、無反応であった為に機動部隊が突入したところ、SCP-XXXX-JPとSCP-███-JPの死骸、SCP-XXXX-JPの幼体らしきものがありました。監視映像によると、SCP-███-JPは収容室に侵入後、SCP-XXXX-JPを殺害、その直後に人型実体であったSCP-███-JPの身体が横に捻り始めSCP-███-JPが死亡したと思われた時に捻り終わりました。その後、殺害されたSCP-XXXX-JPの死骸の腹が割れ、幼体と思われる実体が現れました。現在、その幼体をSCP-XXXX-JPへ指定し、検査の結果、幼体であると考えられ危険性は減少したとされたために、Safeに再分類されました。SCP-XXXX-JPを殺害したSCP-███-JPに起きた現象については現在調査中です。


    • _


    コメント投稿フォームへ

    Add a New Comment

    批評コメントTopへ

ERROR

The RityO31's portal does not exist.


エラー: RityO31のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:6081909 ( 14 Apr 2020 05:24 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License