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アイテム番号: SCP-xxxx-JP
オブジェクトクラス: Euclid Safe Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-xxxx-JPはサイト-8154において凍結保存されています。
説明: SCP-xxxx-JPは体の一部に爬虫類の特色を有する男性人型実体です。両上肢の鎖骨近辺から肘頭、また右腋窩から右側腹部にかけ、ナミヘビ科に属するヒバカリ(Hebius vibakari)に類似した黄白色の鱗が密生しています。また、劣化の見られる三つ揃いのスーツを着用しており、SCP-xxxx-JPはSCP-xxxx-JP-α(後述)に変化する能力を持ちます。
SCP-xxxx-JP-αはヒバカリ(Hebius vibakari)との類似点が確認される体長約10m、胴直径約100cmのヘビ型実体です。SCP-xxxx-JP-αは気象操作能力を有しており、自身の周囲(最大面積: 約116.93km2)に最大雨量50mm/hの雨雲を発生させることが可能です。それに伴い、威嚇や咬みつき、周囲へ尾を打ち当てるなどの攻撃的行為を行います。牙は無毒ですが、人間が咬まれた場合、大量出血の可能性があります。SCP-xxxx-JPがSCP-xxxx-JP-αに変化した際には、大型湿式掃除機で足元の確保を行いながら、まず交渉によるSCP-xxxx-JPへの回復を目指します。達成されなかった場合には遠隔接種用注射筒を用いて不動化薬を投与します。
SCP-xxxx-JP-Aは、長野県██市█川地区に存在した小規模神社です。未知の力により、SCP-xxxx-JPの移動範囲に制限を与えています。SCP-xxxx-JP-αの変化条件に、SCP-xxxx-JP-AとSCP-xxxx-JPが一定の近距離1に存在することが含まれます。
SCP-xxxx-JPは特定の人物に対し、同情的に振る舞う心理的傾向を有します。過去にその対象になった人物は守山透子、SCP-xxxx-JP-1(後述)の2名が確認されています。SCP-xxxx-JP-1は、瀬谷透子という199█年生まれの異常性の認められない日本人女性です。SCP-xxxx-JPとの円滑なコミュニケーションを取ることが出来ます。SCP-xxxx-JPの長距離移動に際し一時、存命人物でありながらSCP-xxxx-JP-Aの代理状態にありました。
事案-xxxx-JP-1: 2012/3/14、民間人の女性がSCP-xxxx-JPを発見しました。SCP-xxxx-JP-1の帰宅が遅れておりSCP-xxxx-JPが確認のため道路に出た所、アパート所有者の女性と鉢合わせしました。女性は直後に卒倒し、搬送先の病院で状況を語ったことから財団がSCP-xxxx-JPを認知しました。女性にはBクラス記憶処理を実施しました。
事案-xxxx-JP-2: 同日の保護の際、SCP-xxxx-JP-αに変化し抵抗、胴や尾を周囲の壁、物、人間に打ち付けました。また収容室内上部に雨雲を発生させ、29時間に渡り雷雨を発生させました。そのため豪雨、洪水、土石流など水害発生下の任務に当たる機動部隊み-46("夜のお仕事")が対応に当たり、交渉を試みましたが交渉は炸裂し不動化薬の投与に至りました。
▷補遺-1: SCP-xxxx-JP-Aをサイト-81██のSCP-xxxx-JPの収容室に移動しました。SCP-xxxx-JP-Aとの地理的距離によりSCP-xxxx-JP-α化を抑制する方針でしたが、存命人物がSCP-xxxx-JP-Aの代理を担っている状況は脆弱であり、SCP-xxxx-JPのSCP-xxxx-JP-Aへの逃亡の可能性など重大な収容違反が予見されるためSCP-xxxx-JP-Aを特別収容プロトコルに組み込みました。█川地域周辺住民にはCクラスの記憶処理を行いました。これにより、SCP-xxxx-JP-1のSCP-xxxx-JP-A代理状態は解除・消滅し、SCP-xxxx-JP-Aが本来の働きに復帰しました。
▷補遺-2: 2012/█/15、SCP-xxxx-JP-1はサイト-81██に隣接する施設での生活、またそこからの通学・通院が認可されました。これは█カ月の収容の結果、SCP-xxxx-JP-1の危険度が低いと判断されたためです。
事案-xxxx-JP-3: 収容室内に気象異常など災害を起こしました。2012/9/20、摂食行動を必要としないSCP-xxxx-JPが酒、塩、魚などの食物を要求しましたが研究員は要求を受け入れませんでした。直後にSCP-xxxx-JP-αへ変化し、尾を大きく壁に打ち付け収容室のスピーカーを破壊しました。SCP-xxxx-JP-1に聴取を実施すると、当日が御水蛇おみなじゃ5祭なるSCP-xxxx-JPが供物奉納を受ける日にあたることが伝達されました。財団が認知を告知するとSCP-xxxx-JP-αはSCP-xxxx-JPへ回復しました。条件を満たした際に速やかにSCP-xxxx-JPに戻ったことや事案-xxxx-JP-3が収容以来SCP-xxxx-JP-αへの初の変化であったことを踏まえ審議の結果、以後毎年9月の第一満月日に日本酒、粗塩、鯉を与える決定をしました。
▷補遺-3: 201█/4/2よりSCP-xxxx-JP-1はサイト-8154に研究員として雇用されました。これは保護、秘密管理及び行動抑制のため、大学卒業後も財団施設に留まるべきという見解とSCP-xxxx-JP-1の能力を判断した決定です。
▷補遺-4: SCP-xxxx-JP-αの一定期間の非活動化により、201█/3/31を持ってSafeクラスに再分類されました。
▷補遺-5: 2018/12/31、SCP-xxxx-JPの死亡を確認しました。午前9:30頃、SCP-xxxx-JP-αの状態で、従来の1/20程度(体長約42cm、胴直径5cm)に縮小し心停止しているのを研究員が発見し、SCP-xxxx-JPは無力化したと判断しました。このためSCP-xxxx-JPをNeutralizedクラスに変更します。これに伴いSCP-xxxx-JP-1の保護及び行動抑制が解除されます。
- portal:6419011 ( 07 May 2020 15:22 )

2枚とも自分で撮影、加工しました。
ルーキーコンテスト応募予定です。
しかし初めて書いた記事ゆえに、内容は勿論のこと、形式、読みやすさ、そもそも面白いのかなど、全てにおいて問題がないか不安に思っています。
良い記事にするため、問題点を指摘していただければ嬉しいです。
改行するときは基本的に一行開けましょう。他のSCP報告書を読んで参考にしてください。
:の後に半角スペース
太字にしてるならセクション名にしちゃいましょう。アーカイブということは示されていますから旧はいらないかもしれません。
主語がないです。何が収容されていますか?SCP-xxxx-JPですね。
1.8lまたは1.8Lと表記した方が良いかと。
ここも半角スペースが抜けてます。
文体が"SCPっぽく"ないと感じます。クリニカルで可能な限り簡潔で読みやすく、またある程度の硬さを持った文章、というのがSCPっぽさを生み出します。
「目の虹彩が赤く、その他全ての身体が白い男性」という表現の一つをとっても、SCPっぽくする工夫ができます。例えば、主要な情報を先に出してから描写を加えていく、というやり方は文体をシンプルに読みやすく見せます。
例えば:
SCP-xxxx-JP-1、2の説明がないので何も分かりません。人名っぽいですけど。ここで?が浮かんだ読者はこの先読んでくれない可能性も高いですし、続きを読んでも作品への没入感が無いでしょう。序盤にこういった読者に対する不親切があることはかなりDV要因になり得ます。また、何をするかより何ができるかを書くべきです。「天候操作能力がある」が先に来て、「その能力をどういう時に使うのか」が来ると分かりやすいです。
こういうのはあまり好まれません。普通の文字の大きさで、普通の字体で書きましょう。あるいは脚注にしてもいいです。
これは収容プロトコルに書かれているべき内容ですね。
見出しにするやり方はあまり好きじゃないです(文字の大きさが変わると読みづらい)。普通の太字でいいならそうしましょう。
事案-XXXX-JPとか事件記録-XXXX-JPとかが使われがちですかね。
消滅しました。
SCP財団というワードは報告書ではあまり好まれません。内部呼称が「財団」です。「財団職員」とするべきです。
また、Dr.██より██博士の方がよく使われます。
ちょっと状況がよくわからないです。
インタビューの:の後のスペースも抜けてます。細部にも粗があります。
http://scp-jp.wikidot.com/how-to-write:template
ここのテンプレをコピペして使ってください。
助詞が変ですね。
あまりにも唐突で説得力がないですね。インタビューでの発言を丸々信じたんでしょうか。財団は非科学的なものを扱いますが、科学的な組織であり、合理的な組織です。何かの裏付け(実験・測定データ、理論的な仮説、SF的な超科学やオカルト理論でも構いません)がなければ、こういった行動はしないでしょうね。
主語がないです。また、SCP-xxxx-JPに関する新たな情報が出てきましたね。これは説明に書いておくべきだったのではないかと思います。
同姓同名ならどちらも「瀬谷██」と書いては?
ミスですね。
退職済みです。また、雇用されたという事実は本当ですから、打ち消すのは変ですね。「雇用されています」なら打ち消せますが。
ダウンという言い方はあまりしません。クラス変更でいいでしょう。
読み直してください。恐らく僕が見逃した表現上の不備・誤字・脱字も含まれていると思います。
ストーリー: 嫌いではないです。ただし、SCPオブジェクトと職員/GoI構成員/民間人の交流とその後の切ないエンドにはいくつか前例がある気もします(直ぐには上げられませんが)。
ともかく、ストーリー重視でいく以上は細部で読者に違和感を抱かせないようにしなくてはなりません。財団は合理的で、必要以上にオブジェクトに親密に接することを好まない組織であることを念頭に置いて書き直してみましょう。
黒塗りが多いですね。もちろん記事の本筋に関係ない情報を読者に見せないようにすることには意味がありますし、正確な日時をボカすことは意図しない時系列矛盾を生まないようにする意味もあることは承知しています、しかし、人名が隠されていると、誰かよくわからなくなったりします。(後単純に黒塗りが多いと目が疲れますし、脳みそもほんのちょっぴり疲れます、何が入るのか想像してしまいますから。)
現状で投稿された場合、僕はdvするでしょう。しかし、悪い点ばかりな記事ではありませんから、改善していけば残る記事になると思いますし、高評価も狙うことができるかもしれません。
この辺割と好きです。財団にとってもSCP-xxxx-JP-αに変化させないことは理にかなっていますし、同時に冷酷とも評される財団のちょっとした優しさのような部分が見えるように思えます。
神様を描くのは結構難しい(とはいえ個人的には下手な現実改変者なんかよりよっぽど描きやすいと思っています)ですし、著者によって様々なやり方があります。逆に言えば頑張りがいがありますね。応援しております。
一応、僕が一番好きな「神が登場する記事」を貼っておきます。参考になるかはわかりませんが…
http://scp-jp.wikidot.com/scp-3740
ご批評ありがとうございます!!
問題点の可視化をしていただき不安要素が自分でも理解できました…。
加筆訂正を加え、何とか完成をさせたいと思います。
稚拙な記事を読んでくださって本当にありがとうございました!
FattyAcid さん、ご批評ありがとうございました。
例えばこのようにしてみてはと言う事です(言葉足らずですみません)
かなり改善されているようです。しかしまだ詰められる部分はありますね。
ここがちょっとよく分かりません。外貌、頭髪、身体が並列?すると意味が通らないなと思います。
なるべく短くできるに越したことはありません。ここを例に見ると「黄白色の鱗が密生しているなど、爬虫類様の特徴も有します。」で良い訳です("未知"という情報はさほど重要ではありません、財団が直面するのは未知のものばかりです)
同じく、詳細な同定方法を書く必要は薄いと言えます。また、生物について表記するときは学名も合わせて書くことが好まれます。例:「鱗はナミヘビ科に属するヒバカリ(Hebius vibakari)の鱗に類似しています。」
"SCP-xxxx-JPの変化形態"はここより前に持ってきた方がいいですね。例えば前の段落の最後に「SCP-xxxx-JPはSCP-xxxx-JP-αに変化する能力がある」と言う内容を書くといいかもしれません。
"気象操作"や"破壊活動"を主語にした文よりもSCP-xxxx-JP-αを主語にした分の方がいいですね。
例: 「SCP-xxxx-JP-αは気象操作能力を有しており、自身の周囲(最大面積: 約266.6km²)に最大雨量[ここに数値]の雨雲を発生させることが可能です。」みたいな
また、約266.6km²って広すぎるかもしれません(琵琶湖の面積の半分弱)。また、上付き文字は変換で出すのではなく、superscript(^2つで囲むとこの様に上につきます)を利用してkm2と書きましょう。
特定の人物に対して同情的な傾向にある〜といった情報を出してあげた方がすっきりとまとまる気がします。例: 「SCP-xxxx-JPは特定の人物に対し、同情的に振る舞う心理的傾向を有します。過去にその対象になった人物は守山透子(以降SCP-xxxx-JP-1)、瀬谷透子(以降SCP-xxxx-JP-2)の2名が確認されています。」
と言う感じでしょうか。"マイナス感情"と言う様なワードは使わない方がいいです。
188█年の話は財団が直接記録したのではなく、誰かの記録によって判明した…と言うことになるでしょうから、その点は書いておくべきかと(その時点で収容対象では無いため、番号を振る必要もないかもしれません。)。蒐集院と言う設定もあったりします(http://scp-jp.wikidot.com/groups-of-interest-jp#toc3)。
また、名前は直前に出てますからここに書く必要はないと思います。
-Aに関する情報は先に出しておきましょう。サイトに収容されているので、"家宅である"と言うのは変です。
出現条件ですか?変化条件の方が適切かと。別の書き方をした方がいいかもしれませんが。
日本語が変です。
→ □□□□□□ はなくてもいいと思います。
Dクラス職員をこの様な業務に割り当てるかどうかは疑問です。危険なオブジェクトを相手取るのならば、訓練を受けた職員を使った方が損失は少ないでしょう。それこそ"27名に重傷"と言う事態は防がれるべきです。
開始や終了は太字で<録音開始>と書くことが一般的です。
このくだり、少し危険と言えば危険です。SCP-xxxx-JPが、暴れれば要求を飲んでもらえる…と思ってしまう可能性もあるからです。そういった疑問を読者に抱かせない工夫があった方が良いです。
格下げ→変更とか再分類とかにしましょう。また、体言止めはあまり好まれません。
折りたたみが多いので減らせる部分は(演出に寄与していない部分は)減らした方がいいです。
特に目についたものは上で指摘しましたが、軽微なものも含めて、まだまだ日本語として不自然な箇所/財団らしくない表現がいくつかあります。可能な限り潰しましょう。前回の批評で少し誤解を与えてしまったかもしれませんが、説明を詳細にすればするほどいいと言うものでもありませんし、設定の全てを語り尽くす必要もありません。
参考になりそうなガイド
http://scp-jp.wikidot.com/how-to-be-scary-without-saying-anything
方言を使ったインタビューの雰囲気が素敵です。ここは残した方がいいと思います。
ストーリー的に参考になりそうな記事(逆に言えば被らない様に気をつけるべき記事)
http://scp-jp.wikidot.com/scp-120-jp
度重なるご批評、大変感謝しております!
大幅訂正と加筆を行いました。
ご批評よろしくお願いします!!
訂正を行いました。ご批評頂けたら嬉しいです!
訂正・消去を行いました。
もう少し成長させたいのでご批評よろしくお願いします!」
(私的に題のネタばらし感や、全体の流れなどが不安です…あと言葉遣い…)