自己崩壊性立体パズル

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、透明なアクリル製ケースに透明な緩衝材、震度計と共に梱包し、内壁に防腐処理を施した免震装置付きの気密型収容チャンバーに配置されます。チャンバー内は常に三機以上の換気システムを接続し、10分以内に全ての空気が排出される状態を維持します。排出された空気は全て専用のダクトを通し、成分鑑定により異常性が見られない場合のみ外部へと排出され、異常性が認められた場合には防腐処理を施した可搬式高圧ガス容器に注入して保管されます。

収容担当職員はSCP-XXX-JP-1の補修作業に備え、SCP-XXX-JP-1を構成する全ての部品の組成と形状を記録し、代替部品を作製します。

SCP-XXX-JP-1が破損した場合には、セキュリティクリアランス2/XXX以上の研究員一名以上が同席した上で専任の技術者の監督の下、技術研修を受けたDクラス職員によって破損箇所の補修を行います。また、補修作業に当たる職員の全装備には防腐処理を施します。

アクリルケース内に同梱されている震度計が1.5以上の揺れを感知した場合には後述する組み代わりイベントの発生に備え、イベント発生時は直ちに代替部品によって補修を行い、イベントの停止を確認した後に欠落したSCP-XXX-JP-1を回収します。取り除いたSCP-XXX-JP-1は組成別に分類した上で専用の溶鉱炉にて1㎥以内の鋳塊に加工し、非異常性物品保管庫に保存して下さい。

説明: SCP-XXX-JPは長辺8m,短辺5m,高さ4mのおおよそ直方体の形状をした複雑な金属部品の集合です。SCP-XXX-JPは構造的に第一層(以下SCP-XXX-JP-1と呼称)と第二層(以下SCP-XXX-JP-2と呼称)に分けられます。

SCP-XXX-JP-1を構成する金属部品は全て酸化や摩耗、断裂などの経年劣化をしています。部品同士の結合は脆弱であり、僅かな衝撃でも欠落することが確認されています。部品数は外部からの観測により、後述の入れ替わりイベント発生後に於いても一貫しておよそ5████個程度であることが判明しています。

SCP-XXX-JP-2は通常、SCP-XXX-JP-1によって完全に覆われているため外部からの観測ができません。X線および音波による調査と入れ替わりイベント発生時の記録から、SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1と同様に多種の金属部品によって構成されていることが分かっています。SCP-XXX-JP-1との差異として、SCP-XXX-JP-2を構成する金属部品は経年劣化の兆候が見られません。また特筆すべき点として、SCP-XXX-JP-2の更に内側の構造を調査する試みは現在まで成功していません。

SCP-XXX-JP-1および、一時的な露出により検出に成功したSCP-XXX-JP-2の表面部を構成する部品群は規則性の確認されない多種の金属で構成されています。現在確認されている金属部品のおよそ6割が鉄(Fe)であり、残りの4割は██████,██████を含む希少金属および異常な特性を持つ金属で構成されています。金属部品は総じて非常に小型で複雑かつ繊細な形状をしており、形状の再現には高い金属加工技術を要します。またそれらが全体としてどのような働きを保持しているのかは現在の研究でも明らかになっていません。

SCP-XXX-JPの異常性は外部から衝撃を受けた時、もしくは後述する入れ替わりイベントが発生した時にSCP-XXX-JP-1が欠落してSCP-XXX-JP-2が露出することによって発揮します。露出したSCP-XXX-JP-2の周囲に存在する物体は経年劣化の侵蝕を受けます。これはSCP-XXX-JPを覆う金属製コンテナが3分以内に崩壊するほどに急速ですが、適切な防腐処理を施す事で抑制することが可能です。

外部からの衝撃によるSCP-XXX-JP-1の一部損傷に起因する侵蝕を完全に停止させるには、破損箇所を同一形状同一組成の代替部品で補修する必要があります。補修作業中もSCP-XXX-JP-2に接触した人体は激しい腐敗に浸蝕されることに留意して下さい。

SCP-XXX-JPは最短で3日から最長で32ヶ月の間隔を空けて組み代わりイベントを発生させます。イベントが発生した場合SCP-XXX-JPは激しく振動し、結果としてSCP-XXX-JP-1を構成する部品の全てが欠落し周囲への侵蝕が開始します。そのため多くの場合に於いて同イベントは収容チャンバーそのものに激しいダメージを与えます。イベントはSCP-XXX-JP-1が代替部品によって補修されるまで継続します。

補修が完了しイベントが停止した場合、SCP-XXX-JP-2が内部から膨張するような動きによってSCP-XXX-JP-1が欠落し、新たなSCP-XXX-JP-1が補完されます。しかしイベント発生前後では総質量の減少は認められず、何らかの働きによって欠落したSCP-XXX-JP-1と同等の質量が生成されていると推測されます。

入れ替わりイベントの発生前後ではSCP-XXX-JP-1の部品配置は大幅に変化しています。また補完されたSCP-XXX-JP-1はイベント終了直後に激しい経年劣化を起こしますが、外部への侵食は確認されていません。

発見経緯: SCP-XXX-JPは「廃工場を中心とした周辺地域の建造物が短時間のうちに倒壊した」という警察への通報を傍受したエージェントにより発見されました。その後、██名の人的資源の喪失と共に現在の特別収容プロトコルが策定され収容に至りました。周辺地域には「地下水脈の枯渇による地盤落下」のカバーストーリーが適応されました。発見地点は全ての物質が重度の経年劣化により大部分の原形を留めておらず、SCP-XXX-JPの起源については現段階でも不明です。

補遺: SCP-XXX-JPは財団による収容時点から現在までに2██回に及ぶ組み代わりイベントを発生させており、観測される体積の███倍に及ぶ部品を排出しています。現在、非異常性物品保管庫をSCP-XXX-JP由来の鋳塊群が圧迫しているという指摘があり、██研究員により鋳塊の再利用が提案されています。

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